お問い合わせ先
独立行政法人日本学術振興会
総務部 研究者養成課
「日本学術振興会 日本学術振興会賞」担当
〒102-0083
東京都千代田区麹町5-3-1
TEL03(3263)0912
FAX03(3222)1986

![]() |
|
村田 茂穂
|
| (ムラタ シゲオ) |
| MURATA Shigeo |
| 生年 | 1969年 | 出身地 | 広島県 | ||||||||||||||
| 現職 | 東京大学大学院薬学系研究科 教授 (Professor, Graduate School of Pharmaceutical Sciences, The University of Tokyo) |
||||||||||||||||
| 専門分野 | 細胞内タンパク質分解、プロテアソーム | ||||||||||||||||
| 略歴 |
|
||||||||||||||||
| 授賞理由 | |||||||||||||||||
|
「哺乳類プロテアソームの多様性と生物学的意義の解明」
(Functional Analysis of Mammalian Proteasomes and Their Diversity)
生命活動を支える重要な物質の一つであるタンパク質は多様な機能を持つが、細胞内で不要となったタンパク質は、プロテアソームと呼ばれる分解装置によって分解される。村田茂穂氏は、生化学的、分子生物学的手法を用い、プロテアソームの機能分化とその構成に関与する種々の新規分子を次々と発見し、遺伝子改変動物の作製とその解析から、プロテアソーム形成の分子機構を解明することに成功した。さらに、Tリンパ球を成熟させる免疫関連臓器である胸腺に特異的に存在する新規プロテアソーム「胸腺プロテアソーム」を発見し、免疫系が「自己」と「非自己」を識別する胸腺内選択の分子実態を世界で初めて実証することに成功した。 同氏の業績は、細胞内タンパク質の分解機構が個体の恒常性の維持や疾患に関与する分子仮説を証明した画期的な研究であると同時に、がんや免疫関連疾患をはじめとする難治疾患の病態解明、新規治療法の開発等にも道を開くものであり、今後の研究の大いなる発展が期待される。 |
|||||||||||||||||