お問い合わせ先
独立行政法人日本学術振興会
総務部 研究者養成課
「日本学術振興会 日本学術振興会賞」担当
〒102-0083
東京都千代田区麹町5-3-1
TEL03(3263)0912
FAX03(3222)1986

![]() |
|
若山 照彦
|
| (ワカヤマ テルヒコ) |
| WAKAYAMA Teruhiko |
| 生年 | 1967年 | 出身地 | 神奈川県 | ||||||||||||||||||||
| 現職 | 理化学研究所発生・再生科学総合研究センター チームリーダー (Team Leader, Center for Developmental Biology, Riken) |
||||||||||||||||||||||
| 専門分野 | 繁殖生物学、生殖細胞工学 | ||||||||||||||||||||||
| 略歴 |
|
||||||||||||||||||||||
| 授賞理由 | |||||||||||||||||||||||
|
「バイオテクノロジーによる新たな動物繁殖技術の開発」
(Development of Novel Biotechnologies for Animal Reproduction)
若山照彦氏は、動物の核移植技術を用いて、世界で初めて体細胞からクローンマウスを作出すること、およびマウス体細胞からES細胞を樹立することに成功した。また、凍結乾燥した精子で繁殖を可能にするなど、畜産学における革新的な成果を得た。哺乳類における体細胞クローンの作出は、羊のドリーに続いて世界で2番目となったが、同氏のマウスにおける作出法は、顕微授精技術の導入、核の初期化の改善、染色体異常発生の防止など、種々の新たなアイデアを用いることにより、全く新しい体細胞クローン作出法を開発し、現在では種々の動物種で用いられる国際的スタンダード技術となった。また、マウス体細胞クローン胚から初めてES細胞を樹立した上で、パーキンソン病マウスの治療に成功するとともに、不妊マウスからES細胞を作出して子孫を誕生させるという新たな不妊克服法を示した。さらに、凍結乾燥精子を卵子内へ顕微授精後に胚移植を行って子を得られることを示し、精子のDNAさえ正常であれば受精・個体発生が可能なことを明らかにした。 同氏の研究は世界の畜産学、畜産業へ大きなインパクトを与えてきたが、今後は再生医学や生殖医学への貢献も期待される。 |
|||||||||||||||||||||||