第4回(平成19年度)日本学術振興会賞受賞者
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松本 眞 |
| (マツモト マコト) |
| MATSUMOTO Makoto |
| 生年 |
1965年 |
出身地 |
東京都 |
| 現職 |
広島大学大学院理学研究科 教授
(Professor, Graduate School of Science, Hiroshima University) |
| 専門分野 |
乱数発生 |
| 略歴 |
| 1987年 |
東京大学理学部卒 |
| 1989年 |
東京大学大学院理学系研究科修士課程修了 |
| 1990年 |
東京大学大学院理学系研究科博士課程中途退学 |
| 1990年 |
京都大学数理解析研究所助手 |
| 1995年 |
博士(理学)の学位取得(京都大学) |
| 1995年 |
慶應義塾大学理工学部専任講師 |
| 1998年 |
慶應義塾大学理工学部助教授 |
| 1999年 |
九州大学大学院数理学研究科助教授 |
| 2000年 |
博士(工学)の学位取得(東京大学) |
| 2000年 |
京都大学総合人間学部助教授 |
| 2002年 |
広島大学大学院理学研究科教授(現在に至る) |
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| 授賞理由 |
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「実用上ほぼ理想的な乱数発生法の開発」
(Development of Practically Ideal Random Number Generator)
松本眞氏はメルセンヌ・ツイスター(MT)法と呼ばれる乱数発生法を共同研究者と開発した。これは、623個の32ビット長データを、同じ組み合わせが出ないように6002桁もの大きな素数(メルセンヌ素数)を周期として入れ替えることにより、乱数を高速に発生させる方法であり、世界標準の乱数発生法として科学技術分野でのさまざまな研究に広く応用されている。
乱数を利用して数値実験を行う技法の総称であるモンテカルロ法は、核物理学、流体力学、金融工学など多くの分野で大規模に用いられてきたが、90年代初頭に乱数発生の偏りによるシミュレーション結果の狂いがいくつも報告され、高速・高品質の乱数発生法の開発が緊急の課題となった。同氏は、数学者として近代数学の成果に基づいたMT法を開発し、その改良を重ね実用化した。応用面での貢献は極めて大きく、今後の更なる展開が期待される。
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