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日本学術振興会賞

第14回(平成29年度)日本学術振興会賞の受賞者決定について

第14回(平成29年度)日本学術振興会賞受賞者

photo_古寺 哲幸
古寺 哲幸
(コデラ ノリユキ)
KODERA Noriyuki



生年 1978年 出身地 新潟県
現職 金沢大学理工研究域バイオAFM先端研究センター 准教授
(Associate Professor, Bio-AFM Frontier Research Center, Institute of Science & Engineering, Kanazawa University)
専門分野 1分子計測・操作
略歴

2001年
2003年
2005年
2005年
2005年
2007年
2010年
2011年

金沢大学理学部卒
金沢大学大学院自然科学研究科修士課程修了
金沢大学大学院自然科学研究科博士課程修了
博士(理学)の学位取得(金沢大学)
日本学術振興会特別研究員-DC(2005年からPD)
科学技術振興機構・CREST 博士研究員
金沢大学理工研究域助教
金沢大学理工研究域准教授(現在に至る)

授賞理由
「ミオシン分子の歩行運動の直接高解像度動画映像の取得」
(Direct High Resolution Video Imaging of Walking Motion of Myosin Molecules)

  生命現象を担う機能素子であるタンパク質分子は、その構造や他の生体分子と相互作用を動的に変化させながら機能する。それゆえ、タンパク質分子が機能している様子を動画映像としてとらえることは、タンパク質分子の働くしくみを理解するための最も直接的な方法であり、生命科学研究者の長年の夢であった。しかし技術的な困難さから、これまで世界的にもこのような例はなかった。古寺哲幸氏はタンパク質分子の動きを動画映像としてとらえる高速原子間力顕微鏡(AFM)を用いて、生体内で物質輸送を行っているミオシンV分子がアクチン線維に沿って歩行運動する様子を世界で初めてビデオ観察することに成功した。それが示唆する新しい分子メカニズムとともに、世界中に大きなインパクトを与えたものである。

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