日本学術振興会賞

第11回(平成26年度)日本学術振興会賞の受賞者決定について

第11回(平成26年度)日本学術振興会賞受賞者

photo_原 隆浩
原 隆浩
(ハラ タカヒロ)
HARA Takahiro



生年 1972年 出身地 広島県
現職 大阪大学大学院情報科学研究科 准教授
(Associate Professor, Graduate School of Information Science and Technology, Osaka University)
専門分野 データ工学
略歴

1995年
1997年
1997年
1997年
1998年
2000年
2002年
2004年
2007年

大阪大学工学部卒
大阪大学大学院工学研究科修士課程修了
大阪大学大学院工学研究科博士課程退学
大阪大学工学部助手
大阪大学大学院工学研究科助手
博士(工学)の学位取得(大阪大学)
大阪大学大学院情報科学研究科助手
大阪大学大学院情報科学研究科助教授
大阪大学大学院情報科学研究科准教授(現在に至る)

授賞理由
「先進的ネットワーク環境におけるデータ管理技術に関する研究」
(Data Management Technologies in Advanced Network Environments)

  現代社会では、至るところでインターネットが活用されており、ネットワーク上のデータを効率よく管理、運用することが求められている。特に、災害時の強靱性(レジリエンシィ)をいかに確保するかが極めて重要な課題となっている。
  原隆浩氏は、「データベース移動」という新しい考え方を考案し、高速ネットワーク上での強靭なデータ管理という新しい研究分野を創出すると共に、その分野で多くの重要な成果を挙げている。また、携帯端末を無線でつないだモバイルアドホックネットワークと呼ばれる無線ネットワークを対象とした先駆的な研究を行い、災害などでネットワークが分断された場合のデータアクセスを飛躍的に高める技術を開発した。また、これらの技術はクラウドコンピューティングにおけるデータアクセスの高速化にも活用可能な汎用性を持っている。今後もモバイルデータ管理の分野をリードする国際的な研究者として、幅広い活躍が期待されている。

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