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人文・社会科学振興プロジェクト研究事業
  • テーマ名
  • 八月踊りを映像で記録する

  • 開催日時
  • 平成20年12月4日(木)

  • 会場
  • 喜界町役場コミュニティホール

  • 住所
  • 鹿児島県大島郡喜界町大字湾1746

  • 実施の様子
  • 喜界町教育委員会のご協力を得て、国立民族学博物館製作映像番組「奄美大島の八月踊り」(1時間17分、2007年)の上映を行い、制作にかかわった研究者と喜界島の八月踊りにかかわる皆さんが、八月踊りについて語り合いました。

    この映像番組は、奄美大島の八月踊りの概要を紹介しながら、その多様性、人びとの生活における位置づけなどを描いたものです。喜界島は、奄美大島のすぐ隣にありますが、その八月踊りは奄美大島との共通性も見られるものの、独自の伝統をもっています。島の皆さんは、奄美大島の八月踊りを見ながら、その違いや共通性の1つ1つをじっくりと確認されていました。

    上映後は、様々なディスカッションが行われました。映像の作り方について、もっと見る人を惹きつける工夫が必要であるとの指摘もありました。また、すぐ近くであるにもかかわらず、このようにじっくりと見る機会がなかったので、良い機会となったという発言もありました。その後、奄美大島との対比で、喜界島の踊りにどのような特徴があるのか、また、踊りから見た場合、奄美大島の諸地域とどのようなつながりが考えられるかについて、様々な議論が行われました。喜界島では、女性が踊りの中心となること、またその振りは細かく、微妙な表現に富んでいることを確認する一方、潮の流れにも関係した奄美大島の特定地域との結びつきの可能性についても議論されました。そして最後には、参加者の方々による八月踊りの披露があり、喜界島の八月踊りの特徴を、実際の踊りでも確認することができました。

    喜界町教育委員会では、郷土研究会の方々と協力して、各集落の八月踊りの記録ビデオを作成されています。今後も、様々な形で交流を続けて行くことができればと考えています。なお、この催しは、喜界町教育委員会、国立民族学博物館機関研究「伝統芸能の映像記録の可能性と課題」との共催で開催しました。関係者の皆さんにお礼申し上げます。(福岡正太)

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