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人文・社会科学振興プロジェクト研究事業
  • タイトル
  • デザインミュージアム・カフェとアート&デザイン・カフェ

  • 開催日時
  • 平成20年11月1日(土)−平成20年11月2日(日)

  • 会場
  • 東京国立近代美術館

  • 住所
  • 東京都千代田区北の丸公園3-1

  • 内容
  •  デザインを主題とするカフェが二日間にわたり開催された。
     一日目は、毎回、デザインを専門に取り扱うミュージアムの紹介を行う「デザインミュージアム・カフェ」。5回目となる今回のカフェでは、カゴ(basketry)作家で多摩美術大学客員教授の関島寿子氏をゲストスピーカーにむかえ、ニューヨークのアーツ&デザイン・ミュージアムについて取り上げた。
     まず、このミュージアムの特徴についての説明がなされた。J.マックィーンら気鋭のデザイナーによる、一見現代美術のオブジェとも見紛うようなカゴ作品を展示・公開するこのミュージアムは、従来のデザインの枠には収まらない、デザインの再定義を試みる作品に焦点を当てている。その後、このミュージアムの歴史的変遷に触れ、名称が「クラフトミュージアム(American Craft Museum)」から現在の「アーツ&デザイン・ミュージアム(Museum of Arts & Design)」へと変化したことが指摘された。この名称変更には、「クラフト」(一品ものの手工芸品)のみならず、「アーツ」と「デザイン」というより広範な対象を領域横断的に取り扱おうとするミュージアムの自己規定が窺える。さらに、このミュージアムを後ろから支える「アメリカクラフト協会」についても説明がなされた。ディスカッションでは、主に、この協会とミュージアムとの関係についての議論が行われた。
     一方、二日目には新たな試みとして「アート&デザイン・カフェ」が行われた。このカフェでは、「デザイン」の名の下に括られる作品・動向—インダストリアル・デザインやジュエリー・デザインなど—が取り上げられる。同じ「デザイン」という名を携えていながら、それぞれに独立して活動している個々のジャンルについての共通認識を得ることがこのカフェの目的である。初回となる今回のアート&デザイン・カフェでは、コンテンポラリー・ジュエリーを専門に扱う「ギャラリー・ドゥ・ポワソン」(渋谷区恵比寿)を営むギャラリスト森知彦氏をゲストスピーカーにむかえ、「ボディ×アート:コンテンポラリー・ジュエリーの行方」というタイトルでディスカッションを行った。また、カフェ開催時に会場である東京国立近代美術館工芸館で行われていた展覧会「かたちのエッセンス—平松保城のジュエリー」展について、同館研究員の北村仁美氏の解説を聞いた。作家性が前面に出た「表現」としてのジュエリーについての認識が、参加者の間に形成されたと思われる。

    第五回デザインミュージアム・カフェ
    (平成20年11月1日開催)

    アート&デザイン・カフェ
    (平成20年11月2日開催)