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人文・社会科学振興プロジェクト研究事業

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政策システムと専門知 ワークショップ

このワークショップの開催日:平成16年9月8日

この書類の発行日:平成16年8月
独立行政法人 日本学術振興会

1.

研究領域名

 

研究領域III:科学技術や市場経済等の急速な発展や変化に対応した社会倫理システムのあり方について研究する領域

2.

提案理由

 

「失われた10年」は同時に「改革の10年」でもあった。政治改革・選挙制度改革から「聖域なき構造改革」まで、政治・行政・司法・経済・社会・教育など様々な分野でラディカルな改革が進められてきた。そこでは、政策形成過程において専門知を蓄積してきた行政機関・実践現場が、従来の思考や慣行にとらわれており、社会経済環境の変化に迅速に対応できなくなったとの認識から、専門的知識と対置する形でいわば一般知に基づいた政治主導の改革が追求される傾向があった。改革への熱情のあまり、ややともすると専門知が軽視されてきた嫌いがある。しかし、その改革がラディカルであればあるほど、専門的な知識や研究に裏付けられた政策形成努力が必要なのであり、改革過程を検証するとともに、政策システムにおける専門知の役割を様々な分野が協働して解明する必要性は高い

3.

趣旨・意義
(国内外の学術研究動向やニーズ及び期待される研究成果等について)

 

本研究テーマでは、改革の過程において、どのような検討がいかなる証拠や情報に基づいて行われたか、改革を実施する上で政策ネットワーク、行政組織編成そして政策コミュニティーにどのような変化が見られたか、そしてそれが改革の内容にいかなる影響を与えたかを解明する。それは、政策システムにおける専門知の意義を再検討し、近年欧米諸国で盛んに研究されつつあるevidence-based policyの可能性と課題を日本の文脈で明らかにすることでもある。このため、財政政策といった政策個別の改革政策の分析に加えて、選挙制度改革や行政改革に見られる90年代における政策システムのマクロな変化の分析、専門知と政策形成に関する理論的分析などこの問題に関する多様な角度から研究を進めていきたい。