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独立行政法人日本学術振興会
研究事業部 研究事業課 産学協力係

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学術の社会的連携・協力の推進

産学協力研究委員会

超伝導エレクトロニクス第146委員会

趣旨・目的

本委員会の目的は、超伝導現象に基礎を置くエレクトロニクス関連の科学技術を発展させることにある。
 超伝導に特有な磁束の量子化やジョセフソン効果などのマクロな量子効果を用いることにより、半導体など他の電子材料を用いる場合に比べて高度で特異な性能を発揮するエレクトロニクスデバイスおよびその関連技術の開発が可能である。

活動の内容

  1. 超伝導に関する基礎的な物理・化学現象の解明
  2. 金属超伝導体、高温酸化物超伝導体など各種超伝導材料の作製方法や成膜技術の開発、およびそれらの物性評価方法の確立
  3. 各種超伝導エレクトロニクス素子の基礎物理、素子特性と製作技術の研究
  4. 新しい動作原理に基づく超伝導エレクトロニクス素子の開発
  5. SQUID磁気センサの開発と医療・バイオ、分析・検査、精密計測への応用研究
  6. 超伝導によるミリ波・テラヘルツ波などの電波技術の開発とシステム化
  7. 超伝導を用いた光子・粒子検出技術の開発と分析機器への応用
  8. 低損失の高周波特性に着目した超伝導体の通信分野等への応用
  9. 磁束量子化や低消費エネルギーに着目した信号処理回路・装置の研究
  10. 量子コンピュータや量子暗号通信などの次世代情報通信デバイスの開発
  11. システム化のための冷却技術や室温とのインターフェイス技術の開発
  12. 超伝導応用システムに関する技術動向調査

設置期間

平成29年10月28日~令和5年3月31日

委員の構成(令和2年9月末現在)

  • 学界 38名
  • 産業界 10名
  • 委員総数 48名

委員長

吉川 信行 横浜国立大学 大学院工学研究院 教授