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情報通信の要素技術として、ハードディスク装置を中心に磁気記録を用いた情報ストレージの記録密度と装置記録容量の向上は引き続き急速な発展を続けており、今後のさらなる磁気記録の高密度化が社会的な要請であることを端的に示している。
本委員会は、わが国の独創技術である垂直磁気記録による磁気記録の飛躍的な高密度化・大容量化を成し遂げるために設立され、磁気物理学、磁気工学、記録工学等の幅広い学界の研究者を結集し、産業界から主要なメーカーの研究者・技術者が参加する体制の下で、積極的な垂直磁気記録型高密度磁気ストレージの研究開発を行ってきた。2005年以降始まったハードディスク装置における垂直磁気記録へのパラダイムシフトは本委員会の活動の大きな成果であり、6億台に達するほぼすべてのハードディスク装置を垂直磁気記録で置き換えるに至っている。
今後は次世代高密度垂直磁気記録によるいっそうのストレージ技術の発展と社会への展開研究に注力する。 |