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  研究開発専門委員会・先導的研究開発委員会
   
 
★研究開発専門委員会★

  委員会名 委員長 設置期間
(1)
ナノ物質量子相の科学
金 森 順 次 郎
(財)国際高等研究所・上級研究員
大阪大学・名誉教授
平成20.04.01〜
平成23.03.31
(2)
プラズマ照射による医療用品の滅菌、エンドトキシンならびにプリオン不活化法と応用
新 谷 英 晴
前国立医薬品食品衛生研究所・室長
平成20.10.01〜
平成23.09.30
(3)
再生医療の実用化
岡 野 光 夫
東京女子医科大学・
先端生命医科学研究所 所長・教授
平成20.10.01〜
平成23.09.30

 

○「ナノ物質量子相の科学」に関する研究開発専門委員会(平成20年4月設置)
 ナノ物質で総称される系の原子レベルでの多様な動的、静的構造とその量子状態は、新しい物性を生む母体として注目されている。しかし、ナノダイナミックスや量子位相制御に着目すると、まだその一部が解明されているだけであるといってよい。現在多くの孤立したプロジェクトが組織され、様々な角度から研究が進められているが、一つの研究方向に集中することの必要性の反面、多様な可能性の一端だけを捉えて、他の可能性に気がつかず大魚を逸する危険性を常に秘めている。これを防ぎ、新しい可能性を発掘するための物質科学に立脚し、学術コミュニティ間、各種プロジェクト間の壁を取り払った多角的な総合調査を行い、さらに学理を深く究め、応用を視野にいれてイノベーションへ繋げていく。また、社会科学のコミュニティとの交流を企画し、新たな物質科学技術の社会的受容についても検討する。


○「プラズマ照射による医療用品、エンドトキシンならびにプリオン不活化法と応用」に関する研究開発専門委員会 (平成20年10月設置)
 窒素ガスプラズマを用いた滅菌装置の有効性が示唆されていましたが、安定したプラズマ放電が得られないため実用化に至っていません。そこで安定した窒素ガスプラズマ放電が可能な装置を開発することを主眼に置いた議論をすすめます。既存の過酸化水素ガスプラズマ装置では毒性ガスの残留、エンドトキシン不活化不十分などの欠点を有していました。窒素ガスプラズマ装置ではこれらの欠点の克服が期待されます。本委員会では院内感染防止ならびに医原病を無くす事を主な議論のテーマとし、そのため高価な医療機器(内視鏡など)の再利用の際、他の患者に感染させる医原病の原因微生物(ピロリ菌、ウイルスなど)の滅菌、ウイルス不活化、院内感染菌、エンドトキシンの不活化達成ならびに異常型プリオン蛋白質の不活化達成と医療機器の素材・機能適合性との同時確保が可能となる方法論に関して議論します。


○「再生医療の実用化」に関する研究開発専門委員会(平成20年10月設置)
 再生医療は、対症療法中心の薬物治療やガンの切除に代表されるような外科的治療と異なり、QOLを維持し根本治療を実現する新規治療技術として近年大きな期待を集めています。我が国の再生医療研究はiPS細胞(万能細胞)の創出など国際的にもきわめて高く評価されていますが、大学病院で先進的な治療が臨床研究として施行されているものの、その産業化は諸外国に大きく遅れをとっています。本委員会では、国民誰もが再生医療を広く普く受けることができるようにすべく、様々な活動をおこなっていきます。

 

★先導的研究開発委員会★

  委員会名 委員長 設置期間
(1)
メタマテリアルの開発と応用 石 原 照 也
東北大学大学院理学研究科・教授
平成21.04.01〜
平成24.03.31
(2)
電磁波励起非平衡反応場の物理化学と産業応用 和 田 雄 二
東京工業大学大学院理工学研究科・教授
平成22.04.01〜
平成25.03.31
(3)
ロボット共生社会実現に向けたロボットの知能発達 浅 田   稔
大阪大学大学院工学研究科・教授
平成22.04.01〜
平成25.03.31
(4)
量子ビーム融合化利用研究 神 山   崇
高エネルギー加速器研究機構・教授
平成22.04.01〜
平成25.03.31

 

○「メタマテリアルの開発と応用」に関する先導的研究開発委員会(平成21年4月設置)
 物質の電磁応答は、構成原子と結晶構造や分子構造などの微視的な配列によって通常決まっており、誘電率と透磁率の値には大きな制限がありました。しかし、電磁波波長より小さく原子よりは大きなスケールで人工構造をうまく設計すると、有効誘電率や有効透磁率を自由に制御でき、その結果、負の屈折や電磁波の迂回など従来ありえなかった特殊な電磁応答をする人工物質を作ることができます。これをメタマテリアルと呼びます。
 本委員会ではメタマテリアルの構成法とその作製方法の開発並びに新奇現象の発掘などの基礎研究と、その産業応用の可能性について調査と情報交換を行い、将来の新規産業に結びつけることを目指します。


○「電磁波励起非平衡反応場の物理化学と産業応用」に関する先導的研究開発委員会
(平成22年4月設置)
 マイクロ波、ミリ波領域の電磁波と物質の相互作用は、化学反応系に対するエネルギー供給の新手段を与え、「低い波動エネルギーの積み重ねにより物質に直接エネルギーを供給する電磁波励起非平衡過程」と理解できます。この物理化学を科学技術に適用することにより、高温で長時間を必要とする熱平衡反応プロセスを低温短時化し、省エネルギー・CO2発生量低減化プロセスとするために役立てます。古典的物質製造プロセスから希少元素触媒を駆逐し、さらにボイラーレス反応塔の実現という原理的変革をもたらすことによって21世紀の物質製造化学技術を生み出す挑戦を行います。本委員会は、そのための基盤的研究を推進します。


○「ロボット共生社会実現に向けたロボットの知能発達」に関する先導的研究開発委員会
(平成22年4月設置)
 日本はロボットの最先端技術を誇り、従来の産業用ロボットだけでなく人間と共生するサービスロボットやパーソナルロボットが活躍すると期待されています。これらの人間とコミュニケーション可能なロボットを設計するために、人間自身 をもっと知るという、サイエンスとしてのロボティクスと、実証実験の枠を超え実際にロボットが活躍する街をつくるというフィールドテストが重要です。
 本委員会では、この二つのポイントに関して、学界、産業界の研究者によって集中議論することで、非製造業分野におけるロボット市場の確立に向けた指針と、共生社会実現による人間や人間社会の新たな理解のサイエンスの可能性を示すことを目的としています。


○「量子ビーム融合化利用研究」に関する先導的研究開発委員会(平成22年4月設置)
 我が国では、放射光、中性子、荷電粒子ビーム等多くの量子ビームの高品位化や利用の高度化を目指した量子ビームテクノロジーの研究開発や大型施設の運転が行われていますが、これらの大型施設からは各々のビームの本来有する特定固有性能からもたらされる限定的な情報しか得ることができません。
 対象物質の機能と構造を理解するためには各々の量子ビームから得られる様々な相補的情報を融合統一する必要があります。そのため本委員会では中性子線、X線、電子線、放射光、レーザー等の量子ビームを融合化するための新しい計測技術の確立と融合化により拓かれる新研究領域(量子ビーム融合化研究領域)の創生を目指します。

 

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