平成16年度日本学術振興会未来開拓学術研究推進事業
研究成果報告書概要


研究推進分野名   植物遺伝子
研究プロジェクト名 遺伝子解析を基盤とする植物多様性解析と環境安全性評価
(英文名) Gene Analysis of Plant Biodiversity and the Effects of Transgenic Plants on the Environment
研究期間 平成12年度 〜 平成16年度

プロジェクトリーダー 研究経費 総額 262,286千円
氏名・所属研究機関
所属部局・職名
井上 勲・筑波大学
大学院生命環境科学研究科・教授
内訳 平成12年度  76,286 千円
平成13年度  40,000 千円
平成14年度  40,000 千円
平成15年度  65,000 千円
平成16年度  41,000 千円
  1. 研究組織(コアメンバー及び研究協力者)
  2. 氏名 所属機関・部局・職 研究プロジェクトでの役割分担
    中山 剛 筑波大学・大学院生命環境科学研究科・講師 植物、特に基礎生産者として重要な緑色、黄色、ハプト植物群の多様性と系統解析
    原 登志彦 北海道大学・低温科学研究所・教授 光ストレス防御システ ムの解析による植物の生存戦略と生物多様性の創出機構の解明(平成14年3月31日まで、コアメンバー)
    田中 歩 北海道大学・低温科学研究所・教授 同上(平成14年3月31日まで)
    長谷部 光泰 自然科学研究機構・基礎生物学研究所・教授 植物体の進化を引き起こした分子機構の解明、特に頂端分裂組織形成の機能統御機構の進化(平成13年3月31日まで)
    藤田 知道 岡崎国立共同研究機構・基礎生物学研究所・助手 植物体の進化を引き起こした分子機構の解明、特に頂端分裂組織形成の機能統御機構の進化(平成14年3月31日まで)
    渡邉 和男 筑波大学・大学院生命環境科学研究科・教授  遺伝子組換え植物の種多様性及び遺伝的多様性の観点からの環境安全性の評価(平成13年4月1日〜平成16年3月31日コアメンバー)
    荻原 保成 京都府立大学・大学院農学研究科・教授 ゲノム融合による植物ゲノム機能変換の体系的評価
    伊藤 希 筑波大学・大学院生命環境科学研究科・講師 土壌、水塊等天然環境中における難培養性微生物を含めた生物多様性の簡便評価法の確立(平成15年4月1日〜平成16年3月31日)
    鷲谷 いづみ 東京大学・大学院農学生命科学研究科・教授 絶滅危惧植物保全戦略の検討に資するゲノム地図の作製(平成14年4月1日〜平成16年3月31日コアメンバー)
    津村 義彦 (独)森林総合研究所・ゲノム解析研究室・室長 絶滅危惧植物保全戦略の検討に資するゲノム地図の作製
    大澤 良 筑波大学・大学院生命環境科学研究科・助教授 絶滅危惧植物保全戦略の検討に資するゲノム地図の作製
    竹中 明夫 (独)国立環境研究所・統括研究官 絶滅危惧植物保全戦略の検討に資するゲノム地図の作製
  3. 研究計画の概要(簡潔に記入)
  4. 井上班(H12-16年度)
     植物多様性の大部分を占める藻類について、なかでも主要な生産者である緑色植物、不等毛植物、ハプト植物について、系統の解明を行い、形質進化の過程を推定する。特に、緑色藻類については、植物の陸上への進出という観点から解析を行い、陸上植物を生み出した系統群を明らかにする。

    長谷部班(14年度終了)
     頂端分裂組織進化にどのような遺伝子のどのような変化が関わったかを解明する。被子植物より原始的な形態を持つシダ植物やコケ植物で、頂端分裂組織形成の機能統御機構を解析することにより、頂端分裂組織進化、即ち、植物体地上部の進化を引き起こした分子機構を解明する。

    原班(平成14年度終了)
     光ストレス防御システムのメカニズムを遺伝子、生理的機能、生態のレベルで解明し、自然生態系における植物の生存戦略と生物多様性の創出機構を明らかにする。

    渡邉班(平成13-16年度)
     機能ゲノムマーカーについて、実用化する。各論的に遺伝的多様性測定に使用した。非組換え体を用いて、多様性解析と環境へのジーンフローの推定の基盤を作る。 ゲノム多様性評価法の検討と実施を倍数性植物で行う。 土壌、水塊等天然環境中における難培養性微生物を含めた生物多様性の簡便評価法の確立(土壌微生物の簡便評価法の確立)。 鎌田プロジェクトとの連係により、上記手法の試用や他の評価を行うため、組換え体ユーカリなどの非閉鎖系温室での環境安全性評価試験を行う。 上記研究に関わり、バイオセーフティーリスクコミュニケーションについて問題事項を検討する。

    鷲谷班(平成12-16年度)
     植物の個体群維持および遺伝的多様性の維持に果たす役割を詳細に包括的に把握することによって、絶滅危惧植物の保全戦略を立案するための遺伝的指針の確立に寄与することを目指し、わが国の保全上重要な野生植物の中で最も多くの生態学的な情報が蓄積しているサクラソウをモデル植物として、遺伝子流動に関わる生活史特性である繁殖・種子生態を詳細に理解するとともに、繁殖成功に関わる適応的遺伝子のマッピング、およびそれらを取り込んだ個体ベースモデルの構築をおこなう。

  5. 研究目的(研究プロジェクトが当初目指した開発、立証、解析、確立等の目的を箇条書きで簡潔に記入)
  6. 井上班
    1.緑色植物、不等毛植物、ハプト植物について、核、葉緑体、ミトコンドリアにコードされている遺伝子(18SrDNA,rbcL,LHC遺伝子、COXなど)および葉緑体とミトコンドリアゲノム上の遺伝子配列情報を用いて系統関係を解明する。
    2.それぞれにおける形質進化を明らかにする。

    長谷部班
    1.種子植物の頂端分裂組織形成・維持および器官形成に重要なホメオボックス遺伝子、piwi類似遺伝子群のホモログの発現様式・機能を、シダ植物やコケ植物で調べ、種子植物と比較する。
    2.ヒメツリガネゴケを用いて、頂端分裂組織の機能統御に関わる新規遺伝子をタギングライブラリー、ジーントラップライブラリー、アクチベーションライブラリーのスクリーニングによって単離し、それらのシロイヌナズナホモログの機能と比較する。

    原班
      光ストレス防御システムを遺伝子、生理的機能、生態のレベルで解明する。
    1.クラミドモナスとシロイヌナズナを用いて、クロロフィルbを持たない植物と過剰に持つ植物を遺伝子組み替えなどにより作製する。
    2.様々な環境条件下(光、温度、栄養)における成長速度や光合成活性を生理・生化学的に解析する。
    3.高密度で混植させた場合の競争を光ストレス防御システムの観点から調べる。4.野外実験によって、自然生態系における生物多様性の変動メカニズムを解明する

    渡邉班
    1.種及びゲノム多様性の評価手法及び体系の検討、特に簡便化の検討。
    2.組換え体の遺伝的多様性影響評価法の検討。
    3.バイオセーフティーリスクコミュニケーション。

    鷲谷班
      わが国の保全上重要な野生植物の中で最も多くの生態学的な情報が蓄積しているサクラソウをモデル植物として、適応的、あるいは中立的な遺伝的変異が植物の個体群維持および遺伝的多様性の維持に果たす役割を詳細に包括的に把握することによって、絶滅危惧植物の保全戦略を立案するための遺伝的指針の確立に寄与することを目指す。

  7. 研究成果の概要
  8. 4−1 研究計画、目的に対する成果(なお、研究目的が達成できなかったテーマについては、その理由及び今後の展開を記入)

    井上班
     緑色植物、黄色植物、ハプト植物の系統と進化について、解析のキーとなる生物を発見することができた。二つの新綱(ピンギオ藻綱とプラシディア綱)の発見で、黄色植物の進化について理解が大きく広がった。ハプト藻では、円石藻の単系統性を明らかにし、祖先生物と考えられる生物を発見した。さらに、円石の代わりに珪酸質の鱗片をもつハプト藻を発見し、珪酸化と石灰化の進化について新たな可能性を示した。全体として、重要な藻類群の系統と進化についての知見を大きく進めることができ、バイオリソース、多様性解析の基盤を構築できた。

    長谷部班(平成14年度で終了)
     ヒメツリガネゴケのKNOX遺伝子ホモログ(PpKNOX1)は2倍体世代の分裂組織でのみ発現していた。また、遺伝子破壊体の1倍体世代は野生型と区別できなかった。シロイヌナズナでPpKNOX1を過剰発現させるとシロイヌナズナKNOX遺伝子を過剰発現させたときと同様の表現型になった。このことから1倍体と2倍体の茎頂分裂組織形成維持の分子機構は異なっている可能性が高い。また、ヒメツリガネゴケ完全長cDNAライブラリー、オーキシン・サイトカイニン処理したヒメツリガネゴケ標準化完全長cDNAライブラリーを作成し約8万ESTを行い、被子植物とコケにおける遺伝子組成の違い、進化について解析した。

    原班(平成14年度で終了)
    1.光エネルギーを捕捉する光合成集光装置の大きさの制御機構を明らかにし、集光装置の大きな植物を作成することに成功した。
    2.寒冷域に見られる常緑樹の冬季光傷害の回避機構の一つを明らかにした。

    渡邊班
    1. 種及びゲノム多様性に与える遺伝子組み換え体の環境影響の評価
    実用化した機能ゲノムマーカーについて、各論的に遺伝的多様性測定に使用した。非組換え体を用いて、多様性解析と環境へのジーンフローの推定の基盤を作った。
    2. 組換え体評価:鎌田プロジェクトとの連係により、上記手法の試用や他の評価を行うため、組換え体ユーカリの非閉鎖系温室での環境安全性評価試験を行った。
    3.上記研究に関わり、バイオセーフティーリスクコミュニケーションについて問題事項を検討し、研究における対話の必要性を提示した。
      土壌微生物層の多様性評価を行うための諸要素を分析し、土壌からの核酸抽出法と種多様性の検定法を検討した。タンパク質変成剤を用いない土壌からの簡易核酸抽出法を工夫した。カゼインをもちいることでこれまで困難であった日本の火山性土からの高分子核酸抽出が容易になった。得られたDNAを鋳型として16SリボソームRNA遺伝子をPCR増幅し、これを種多様性の検定法に用いた。遺伝子組み換え体の微生物層への影響評価には、これまで一般的であったDGGEよりは、RISAやT-RFLPなどのPCRとシークエンスゲル利用のイメージ化がはるかに利をえていることが考えられ、ミクロアレーなどを用いる方法に比べると簡便であることが明らかになった。
    4.植物ゲノムは倍数性を特徴とする。ゲノムの倍数化は単なるゲノムの加算ではなく、高次な制御機構が働いていると予想される。異質倍数体は、異なるゲノムをもつ植物間の交雑とその後の倍数化(ゲノム融合)により生じる。異質倍数体のモデル植物であるコムギを材料として、Expressed Sequence Tags (EST)を大量に解析することにより、パンコムギにおけるゲノム別の遺伝子発現システムを明らかにすることを目的とする。また、ESTの大量解析により、コムギのcDNAマイクロアレイを作成し、ゲノム融合により遺伝子の発現パターンがどのように変換されるのか、ゲノムワイドで解析する。えられた結果を遺伝子組み換えによる遺伝子機能変換の基礎資料とする。

    鷲谷班
      多数のマイクロサテライトマーカーを用いた階層的な遺伝変異の解析および遺伝子流動や遺伝構造の詳細な把握により、モデル植物としたサクラソウの遺伝的進化的な意味での保全の単位を明らかにすることができた。また、ポリネーターの訪花行動に依存する花粉流動と種子分散に依存する種子流動に関する理解が深まり、一部、定量的なデータにもとづくモデル化がなされた。絶滅予測に寄与する知見として、個体群の縮小と相伴って進行する遺伝的劣化のプロセスにおける近縁構造と近交弱勢の重要性が把握された。種子生産から発芽、実生定着、成長、開花までの各ステージで発現する強い近交弱勢を通じて、他殖性のサクラソウでは多くの致死遺伝子や有害遺伝子が蓄積しており、保全においてはこの点への特段の配慮が必要なことが示唆された。また、QTLマッピングに先駆けて、サクラソウ遺伝子の連鎖地図の構築を行った。

    4−2 研究計画、目的外の成果(経緯、状況、展望等を記入)

    井上班
      系統解析のために種々の藻類を収集する過程で、未知の新規生物群を複数発見することができ、植物のみならず、真核生物全体の構成の理解に資することができた。黄色植物の新綱ピンギオ藻綱、黄色植物の祖先生物群プラシディア藻綱の発見と記載未知の真核生物群、カタブレファリス植物門(カタブレファリス門の発見と記載を行った。カタブレファリス植物門の研究を通して、真核植物の植物化について、新たなモデルを提唱した。

    長谷部班(平成14年度終了)
      本研究過程で高等植物にない多くの植物遺伝子資源を下等植物が持つことの一端が明らかになり(Nishiyama et al. 2003. PNAS)、その重要性に鑑み、平成16年度発足特定領域研究「比較ゲノム」、米国エネルギー省コミュニティーゲノムプロジェクトによってヒメツリガネゴケの全ゲノム解析研究が開始した。

    原班(平成14年度終了)
      アンテナ色素系の研究から海洋性ピコプランクトンProchlorococcusの出現に関する研究に発展した。温暖な海洋に生育するProchlorococcusは、全海洋の一次生産の約10%を担っており、その出現は地球環境の形成維持にとって重要な役割を担ってきた。これはProchlorococcusがジビニルタイプのクロロフィルを持っていることに原因している。我々は、ジビニルタイプのクロロフィルの合成に関与する遺伝子のクローニングに成功し、その分子系統解析を行ったところ、海洋性SynechococcusからDivinyl protochlorophyllide reductaseを失って出現したことがわかった。遺伝子の喪失が多様化を引き起こした例である。

    渡邉班
      NIR/FT-IRを用いた物理光学的方法による新規ゲノム評価法の検討:組換え体−非組換え体や既存品種・系統の効率的な判別方法の開拓の端緒を開いた。

    鷲谷班  
      モデル植物であるサクラソウで得た知見の他種への応用の試みとして、同属のカッコソウ、オオサクラソウ、ユキワリソウについて、個体群の遺伝構造の把握や、生態的特性の解明を試みた。これらの種は、日本における個体群の健全性の状況が互いに著しく異なっているため、導かれる知見は、日本の多様な現状にある絶滅危惧植物の保全に広く貢献するものとなりうるであろう。

    4−3 研究成果の展望(学問的・学術的なインパクト、新分野の可能性等の今後の展望を具体的に記入)

    井上班
      生物多様性の理解には、生物界を構成する生物群を枚挙する作業が基盤となる。植物の多様性については、被子植物の多様性の把握はほぼ終了しているが、それ以外の植物については未知の部分が多いのが実情である。なかでも、藻類は植物進化のキーとなった生物群であり、また地球環境の形成と維持に中心的な役割を果たしたにもかかわらず、大分類群の把握さえ十分でない。本研究で、新規の真核生物門、黄色植物の新綱、その祖先群の新綱を発見したことは、生物学の基本である生物界の分類に大きな貢献となった。また、共生による植物の進化について、新たな可能性をモデルとして提示できたことは、植物の多様化の研究に一石を投じたと考える。藻類は新たなバイオリソースであり、応用面での利用が期待できるほか、地球環境の理解のための基盤構築に貢献できた。

    長谷部班
      13年度で終了したが、本研究の延長としてヒメツリガネゴケのゲノム計画が進展し、来年には全配列が決定される見込みである。種子植物、被子植物の形態の進化の理解に大きな一歩となった。

    原班
      13年度で終了。生産の基本である光合成について、クロロフィルa・bをもつ藍藻の作成を通して、アンテナ系の改変による新たな光合成生物創出の道を開いたほか、光ストレスを多様性創出につながるキーとしてとらえ、多様性解析の新たな生理生態学的解析の道を開いた。
      また、Prochlorococcusは海洋性Synechococcusの遺伝子解析から、極僅かの遺伝子が獲得もしくは喪失しただけで、生態的に大きく異なるグループが形成されることがわかった。このことは人為的に多様性を創出できる可能性を示唆するものであり、さらに単なる個別の遺伝子による形質転換ではなく、システムを変換する形質転換が可能なことを意味している。この分野の創出発展が期待される。

    渡邊班
      ミレニアム研究における本課題の位置づけとして、他の多様な研究者の成果に関連して、実際に遺伝子組換え体を環境放出した場合の、種多様性や遺伝的多様性への影響評価、また組換え形質の安定性ならびに環境に対する影響を評価する際の基盤となる手法や技法を提供する点を挙げることができる。

    鷲谷班  
      本研究で得られたような植物の遺伝子レベルから個体群・生態系レベルにわたる遺伝子の挙動の階層横断的な解明は、生態学と集団遺伝学の連携によって初めてもたらされたものである。その成果により、同様の取り組みであるエコ・ゲノムプロジェクトが、わが国の指針としても生物多様性の保全・再生手法を確立するための基礎としての重要性から、推進すべき課題として取り上げられるまでになった。
      QTLマッピングに関しては、連鎖地図構築の途上で研究期間の終了を迎えたが、サクラソウの「エコ・ゲノム研究」の基礎を築くことができた。

    4−4 本事業の趣旨に鑑み、果たした役割(未来開拓につながるどのような成果が得られたのか、具体的に記入)

    井上班
      本課題は、地球環境問題、地球温暖化などの社会的問題に科学的な解答を与えるための不可欠の基盤整備と位置づけられる。これらの問題を解決するために、将来、確実に整備が要求される、藻類の主要分類群の正確な把握、系統と進化過程の理解を大きく進展させることができた。また、植物を理解するための究極の現象である細胞共生による植物化の過程について、重要な発見をすることができた。すべての生命を支える植物の多様性と多様化のプロセスの理解した上で、これらの社会的、地球規模の問題に対処することで科学的な対応が可能になる。

    渡邊班
      ミレニアム研究における本課題の位置づけとして、他の多様な研究者の成果に関連して、実際に遺伝子組換え体を環境放出した場合の、種多様性や遺伝的多様性への影響評価、また組換え形質の安定性ならびに環境に対する影響を評価する際の基盤となる手法や技法を提供する点を挙げることができる。具体的には、次の3点によって、ミレニアム研究の展開の基盤となりうる情報を提供すると考えられる。
    1. 遺伝的多様性の測定法の確立ならびに多様性評価の実施例の構築:機能ゲノム情報に基づく新規DNAマーカーの開発ならびに既存の種々の栽培植物種の非組換え集団やマッピングへの応用
    2. 組換え体を用いた環境安全性評価の予測例および実施例の構築:特定網室における組換え体の形質の安定性評価および環境影響評価
    3. NIR/FT-IRを用いた物理光学的方法による新規ゲノム評価法の検討:組換え体−非組換え体や既存品種・系統の効率的な判別方法の確立 以上の項目から得られた知見に基づき、既存の手法に加えて新規の多様性評価法の実施例を示し、組換え体研究における基礎的段階から応用的な段階への橋渡しとなるような事例構築ならびにデータの蓄積に努めた。これらの事例の充実は学究的な側面のみならず、昨今の一般社会からの要請に応える点からも必須の課題である。また、これらを踏まえた上での
    4. リスクコミュニケーションについては、多様な課題点を提示し、これらについての今後の対応策などを支援する活動を行っている。これらを持って、社会に受容されるように環境影響評価や情報の発信に協力できる。

    鷲谷班
      本研究で得られた植物の遺伝子レベルから個体群・生態系レベルにわたる遺伝子の挙動の階層横断的な理解は、現在、世界的に問題となっている生物多様性保全のための保全生態学の基礎となるばかりでなく、遺伝子組み換え植物の環境影響評価に必要な集団内での遺伝子の多様性の解析技術の開発に寄与するものである。

  9. キーワード
  10. 1. 藻類   2. カタブレファリス門   3. 半藻半獣モデル
    4. 遺伝的多様性 5. リスクコミュニケーション 6. 土壌微生物
    7. サクラソウ 8. 遺伝子流動 9. 遺伝構造
  11. 研究成果発表状況
  12. A.学術雑誌論文(Journal Papers)[査読つきの論文に限ること。]

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Fujiwara, S., Kawachi, M., Minaka, N., Tsuzuki, M. and Inouye, I. A molecular phylogeny of the Haptophyta based on the rbcL gene and the spacer region of RuBisCO operon.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    J. Phycol. 37   337-348 2001

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Yoshii, Y., Takaichi, S., Maoka, M., Hanada,S. and Inouye, I. Characterization of two unique carotenoid fatty acid esters from Pterosperma cristatum (Prasinophyceae, Chlorophyta)
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    J. Phycol. 38   297-303 2002

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Kawachi, M., Inouye, I., Honda, D., O’Kelly, C. J., Bailey, J. C., Bidigare, R R. and Andersen R, A. The Pinguiophyceae classis nova, a new class of photosynthetic stramenopiles whose members produce large amounts of omega-3 fatty acids.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Phycological Research 50   31-47 2002

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Honda, D. and Inouye, I. Ultrastructure and taxonomy of a marine photosynthetic stramenopile Phaeomonas parva gen. et sp. nov. (Pinguiophyceae) with emphasis on the flagellar apparatus architecture.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Phycological Research 50   75-89 2002

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Moriya, M., Nakayama, T. and Inouye, I. A new class of the stramenopiles, Plaididea classis nova: description of Placidia cafeteriopsis gen. et. sp. nov.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Protist 153   143-156 2002

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Sekiguchi, H., Moriya, M., Nakayama, T. and Inouye, I. Vestigial chloroplasts in heterotrophic stramenopiles Pteridomonas danica and Ciliophrys infusionum (Dictyochophyceae).
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Protist 153   157-167 2002

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Yoshii, Y., Takaichi, S., Maoka, T. and Inouye, I. Photosynthetic pigment composition in the primitive green alga Mesostigma viride (Prasinophyceae): Phylogenetic and evolutionary implications.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    J. Phycology 39   570-576 2003

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Sekiguchi, H., Kawachi, M., Nakayama, T. and Inouye, I. Pedinella squamata sp. nov. and a taxonomic re-evaluation of the Pedinellales (Dictyochophyceae, stramenopiles) based on morphological, behavioral and molecular data.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Phycologia 42   165-182 2003

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Nöel, H., Kawachi, M. and Inouye, I. Induced dimorphic life cycle of a coccolithophorid, calyptrosphaera sphaeroidea (prymnesiophyceae, haptophyta).
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    J. Phycol. 40   112-129 2004

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Yoshii, Y., Hanyuda, T., Wakana, I., Miyaji, K., Arai, S., Ueda, K. and Inouye, I. Carotenoid compositions of Cladophora balls (Aegagropila linnaei) and some members of the Cladophorales (Ulvophyceae, Chlorophyta): their taxonomic and evolutionary implication.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    J. Phycol. 40   1170-1177 2004

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Okamoto, N. and Inouye, I. The katablepharids are a distant sister group of the Cryptophyta: a proposal for Katablepharidophyta divisio nova/Katablepharida phylum novum based on an SSU rDNA and a beta tubulin phylogeny.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Protist 156 2 In press 2005

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Nakayama, T., Yoshida, M., Noel, M-H., Kawachi, M. and Inouye, I. Ultrastructure and phylogenetic position of Chrysoculter rhomboideus gen. & sp. nov. (Prymnesiophyceae), a new flagellate haptophyte from Japanese coastal waters.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Phycologia   3 In press 2005

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Takahashi, Y., Takishita, K., Koike, K., Maruyama, T., Nakayama, T., Kobiyama, A., and Ogata, T. Development of molecular probes for Dinophysis (Dinophyceae) plastid: a tool to predict their blooming and to explore their plastid origin.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Marine Biotechnology     In press 2005

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Okamoto, N. and Inouye, I. The half plant and half predator model: a secondary symbiosis in a katablepharid
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Nature投稿中        

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Tanaka, R., Koshino, Y., Sawa, S., Ishiguro, S., Okada, K. and Tanaka A. Overexpression of chlorophyllide a oxygenase (CAO) enlarges the antenna size of photosystem Ⅱ in Arabidopsis thaliana
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Plant J. 26   365-374 2001

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Satoh, S., Ikeuchi, M., Mimuro, M. and Tanaka A. Chlorophyll b expressed in cyanobacteria functions as a light-harvesting antenna in photosystem I through flexibility of the proteins.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    J. Biol. Chem. 276   4293-4297 2001

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Satoh, S., Tanaka, A. Chlorophyll b inhibits the formation of photosystem I trimer in Synechocystis sp. PCC6803
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    FEBS Letters 528   235-240 2002

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Masuda, T., Tanaka, A., Melis, A Irradiance-dependent adjustment of chlorophyll antenna size of Dunaliella salina is regulated by coordinate expression of chlorophyll a oxygenase (CAO) and Lhcb genes with shared signaling pathways.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Plant Mol. Biol. 51   757-771 2003

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Duncan, J, Bibby T, Tanaka A, Barber J. Exploring the ability of chlorophyll b to bind to the CP43' protein induced under iron deprivation in a mutant of Synechocystis PCC 6803 containing the cao gene.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    FEBS Letters 541 1-3 171-175 2003

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Tanaka,R., Hirashima, M., Satoh, S., Tanaka, A. The Arabidopsis-accelerated cell death gene ACD1 is involved in oxygenation of pheophorbide a: Inhibition of the pheophorbide a oxygenase activity does not lead to the "stay-green" phenotype in Arabidopsis
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Plant Cell Physiol. 44   1266-1274 2003

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Nagata N, Satoh S, Tanaka R, Tanaka A. Domain structures of chlorophyllide a oxygenase of green plants and Prochlorothrix hollandica in relation to catalytic functions.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Planta 218   1019-1025 2004

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Mimuro, M, Tanaka, A. The in vivo and in vitro reconstitution of pigment-protein complexes, and its implication in acquiring a new system.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Photosyn. Res. 81   129-137 2004

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Eggink, LL., LoBrutto, R., Brune, DC., Brusslan, J., Yamasato, A., Tanaka, A., Hoober, J.K. Synthesis of chlorophyll b: localization of chlorophyllide a oxygenase and discovery of a stable radical in the catalytic subunit.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    BMC Plant Biol. 15   5-20 2004

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Morita-Yamamuro, C., Tsutsui, T., Tanaka, A., Yamaguchi, J. Knock-out of the plastid ribosomal protein S21 causes impaired photosynthesis and sugar-response during germination and seedling development in Arabidopsis thaliana.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Plant Cell Physiol. 45 6 781-788 2004

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Inoue, H., Tsuchiya, T., Satoh, S., Miyashita, H., Kaneko, T., Tabata, S., Tanaka, A. and Mimuro, M. Unique constitution of photosystem I with a novel subunit in the cyanobacterium Gloeobacter violaceus PCC 7421.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    FEBS Letters. 578   275-279 2004

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Nagata, N., Tanaka, R., Satoh, S., Tanaka, A. Identification of a vinyl reductase gene for chlorophyll synthesis in Arabidopsis thaliana and implications for the evolution of Prochlorococcus species.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    The Plant Cell. 17   233-240 2005

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Akihiro Yamasato, Nozomi Nagata, Ryouichi Tanaka and Ayumi Tanaka The N-terminal domain of chlorophyllide a oxygenase confer protein instability in response to chlorophyll b accumulation.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    The Plant Cell.     in press 2005

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Sandgren, M., R. L. Plaisted, K. N. Watanabe and J. P. T. Valkonen Evaluation of North and South American Potato breeding Lines for Resistance to Potato Mop-top Virus in Sweden.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Amer. J. Potato Res. 79   205-210 2002

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Watanabe, K. N. Pitfalls on implementing the Cartagena Protocol on Biosafety in Japan.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Nature 421   689 2003

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Watanabe, K. N., H. G. Zhang, A. Shiranita and S. Yamanaka Conservation of a resistance gene-like fragment ADG2 related to potato Y potyvirus resistance gene Ryadg in diploid and tetrasomic tetraploid potatoes.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Breed. Sci. 53 2 149-154 2003

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Zhang, H., J. P. T. Valkonen and K. N. Watanabe A bacterial artificial chromosome (BAC) library for potato and identification of clones related to the potato Y potyvirus resistance gene Ryadg.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Breed. Sci. 53 2 155-161 2003

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Yamanaka, S., E. Suzuki, M., Tanaka, Y., Takeda, J. A., Watanabe and K. N. Watanabe Assessment of cytochorome P450 sequences offers a useful tool for determining genetic diversity in higher plant species.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Theor. Appl. Genet. 108   1-9 2003

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Murai, K., M. Miyamae, H. Kato, S. Takumi and Y. Ogihara WAP1, a wheat APETALA1 homolog, plays a central role in the phase transition from vegetative to reproductive growth.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Plant Cell Physiol. 44   1255-1265 2003

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Mochida, K., Y. Yamazaki and Y. Ogihara Discernment of homoeologous gene expression in hexaploid wheat by SNP analysis of contigs grouped from a large number of expressed sequence tags.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Mol Genet. Genom. 270   371-377 2003

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Mizumoto, K., S. Takumi, Y. Ogihara and C. Nakamura Origin, dispersal and genomic structure of a low-copy-number hypervariable RFLP clone in Triticum and Aegilops species.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Genes & Genet. Syst. 78   291-300 2003

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Nemoto, Y., M. Kisaka, T. Fuse, M. Yano and Y. Ogihara Characterization and functional analysis of three wheat genes with homology to the CONSTANS flowering time gene in transgenic rice.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Plant J. 36   82-93 2003

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Ogihara, Y., K. Mochida, Y. Nemoto, K. Murai, Y. Yamazaki, T. Shin-I and Y. Kohara Correlated clustering and virtual display of gene expression patterns in the wheat life cycle by large-scale statistical analyses of expressed sequence tags.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Plant J. 33   1001-1011 2003

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Yamanaka, S., I. Nakamura, K. N. Watanabe and Y.-I. Sato Identification of SNPs in the Waxy gene among glutinous rice cultivars and its evolutionary significance during domestication process of rice.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Theor. Appl. Genet. 108   1200-1204 2004

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Watanabe, K. N., T. Fujimura, K. Shimamoto, T. Hashimoto, N. Koizumi, H. Fukuda, S. Naito, K. Nakamura, T. Mimura, Y. Ohashi, K. Shimazaki, I. Terashima, H. Uchimiya and T. Yamaya Negative fallout from public sentiment in Japan.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Nature Biotech. 22 8 943 2004

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Watanabe, K. N., M. Taeb, and H. Okusu Japanese Controversies over Transgenic Crop Regulation.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Science 305   1572 2004

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Watanabe, K. N., M. Taeb and H. Okusu Putting Cartagena into Practice.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Nature Biotech. 22   1207-1208 2004

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Ikeda, S., K. N. Watanabe, K. Minamisawa and N. Ytow Evaluation of soil DNAs from arable lands in Japan with a modified direct extraction method.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Microbes Environ. 19   301-309 2004

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Ikeda, S., D. M. Roberts, K. N. Watanabe and N. Ytow Microbial community analysis using a simple, rapid detection method for DNA fingerprints with a fluorescence scanner.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    J. Biosci. Bioeng. 98   500-503 2004

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Ogihara, Y., K. Mochida, K. Kawaura, K. Murai, M. Seki, A. Kamiya, K. Shinozaki, P. Carninci, Y. Hayashizaki, T. Shin-I, Y. Kohara and Y. Yamazaki Construction of a full-length cDNA library from young spikelets of hexaploid wheat and its characterization by large-scale sequencing of expressed sequence tags.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Genes & Genet. Syst. 79   227-232 2004

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Hama, E., S. Takumi, Y. Ogihara and K. Murai Pistillody is caused by alterations of the class B MADS box gene expression pattern in alloplasmic wheats.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Planta 218   712-720 2004

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Okusu, H. and K N Watanabe Regional Collaboration Needed in Commercial Production of GM Crops
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Science     Accepted 2005

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    池田成志、伊藤希、渡邉和男 核酸多型解析を用いた遺伝子組換え植物の土壌微生物相影響評価法。
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    育種学研究 7 1 25-33 2005

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Yamanaka, S., S. Ikeda, A. Imai, Y. Luan, J.A. Watanabe and K.N. Watanabe Construction of integrated genetic map between various existing DNA and newly developed P450 related PBA markers in the diploid potato (Solanum tuberosum).
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Breed. Sci.       In press

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Wan, Y, J. A. Watanabe, San San Yi, Than Htaik, Kyaw Win, S. Yamanaka, I. Nakamura and K. N. Watanabe Assessment of Genetic Diversity among the Major Myanmar Banana Landrace.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Breed. Sci.       In press

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Celebi-Toprak, F., B. Behnam, G. Serrano, M. Kasuga,K. Yamaguchi-Shinozaki, H. Naka, J. A. Watanabe, S. Yamanaka and K. N. Watanabe Tolerance to Salt Stress in the Transgenic Tetrasomic Tetraploid Potato, Solanum tuberosum cv. Desiree Appears to be Induced by the DREB1A Gene and rd29A Promoter of Arabidopsis thaliana.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Breed. Sci.       In press

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Gill, B.S., R. Appels, A.M. Botha-Oberholster, C.R. Buell, J.L. Bennetzen, B. Chalhoub, F. Chumley, J. Dvorak, M. Iwanaga, B. Keller, W. Li, W. R. McCombie, Y. Ogihara, F. Quetier and T. Sasaki A workshop report on whet genome sequencing: International genome research on wheat consortium.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Genetics       In press

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Kitamoto, N., Honjo, M., Ueno, S., Takenaka, A., Tsumura, Y., Washitani, I. & Ohsawa,R. Spatial genetic structure among and within populations of Primula sieboldii growing beside separate streams.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Molecular Ecology 14 1 149-157 2005

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Ishihama, F., Ueno, S., Tsumura, Y., & Washitani, I. Gene flow and inbreeding depression inferred from fine-scale genetic structure in an endangered heterostylous perennial, Primula sieboldii.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Molecular Ecology 14 4 983-990 2005

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Ueno, S., Kitamoto, N., Ohsawa, R., Tsumura, Y. & Washitani, I. Nine additional microsatellite markers in Primula sieboldii E. Morren
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Conservation Genetics        

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Matsumura, C. & Washitani, I. Heterostylous morph differences in pollen transfer and deposition patterns in Primula sieboldii on a visitation by a queen bumblebee, measured with a semi-natural experimental system
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Plant Species Biology 17 1 1-12 2002

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Okayama, Y., Nagai, M. & Washitani, I. Testing the 'assortative mating' hypothesis on a variation maintenance mechanism for flowering time within a forest-floor population of Primula sieboldii.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Plant Species Biology 18 1 1-11 2003

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Nakano, C. & Washitani, I. Variability and specialization of plant-pollinator systems in a northern maritime grassland.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Ecological Research 18 3 221-246 2003

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Ishihama, F., Nakano, C., Ueno, S., Ajima, M., Tsumura, Y. & Washitani, I. Seed set and gene flow patterns in an experimental population of an endangered heterostylous herb with controlled local opposite-morph density.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Functional Ecology 17 5 680-689 2003

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Watanabe, A., Goka, K. & Washitani, I. Effects of population spatial structure on the quantity and quality of seeds set by Primula sieboldii (Primulaceae).
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Plant Species Biology 18 2-3 107-121 2003

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Ueno, S., Washitani, I. & Tsumura, Y. Development of microsatellite markers in Primula sieboldii E. Morren, a threatened Japanese perennial herb.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Conservation Genetics 4 6 809-811 2003

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Ueno, S., Tsumura, Y. & Washitani, I. An economic method to synthesize fluorescently labeled DNA size standard by AFLP technology.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Biotechnique 34 1 1-3 2003

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Noda, H., Muraoka, H. & Washitani, I. Morphological and physiological acclimation responses to contrasting light and water regimes in Primula sieboldii.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Ecological Research 19 3 331-340 2004

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Shimono, A. & Washitani, I. Seedling emergence patterns and dormancy/germination strategies of Primula modesta Bisset et Moore (Primulaceae) in two contrasting sub-alpine natural habitats
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Ecological Research 19 5 541-551 2004

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Shimono, A., Ueno, S., Tsumura, Y. & Washitani, I. Characterization of microsatellite loci in Primula modesta Bisset et Moore (Primulaceae).
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Molecular Ecology Notes 4 4 560-562 2004

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Matsumura, C., Yokoyama, J. & Washitani, I. Invasion status and potential ecological impacts of an invasive alien bumblebee Bombus terrestris L. (Hymenoptera: Apidae) naturalized in southern Hokkaido, Japan.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Global Environmental Research 8 1 51-66 2004

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Honjo, M., Ueno, S., Tsumura, Y., Washitani, I. & Ohsawa, R. Phylogeographic study based on intraspecific sequence variation of chloroplast DNA for the conservation of genetic diversity in the Japanese endangered species Primula sieboldii.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Biological Conservation 120 2 215-224 2004

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Washitani, I., Ishihama, F., Matsumura, C., Nagai, M., Nishihiro, J. & Nishihiro, M. A. <Invited> Conservation ecology of Primula sieboldii: synthesis of information toward the prediction of genetic/demographic fate of a population.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Plant Species Biology 20 1 3-16 2005

    B.国際会議発表論文(International Conferences)[査読つきの論文に限ること。]

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Yamanaka, S., I. Nakamura, K.N. Watanabe and Y.-I. Sato Dual origin of cultivated rice based on molecular markers of newly collected annual and perennial strains of wild rice species, Oryza nivara and O. rufipogon.
    会議名 開催場所 論文番号 初めの頁-終わりの頁 発表年(西暦)
    International genetic resources workshop on the genus Oryza AFFRC-Tsukuba Office   111-113 2003

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Watanabe, K. N., S. Yamanaka, Tin Htut, Win Win Nwe, San San Yi, Y. Tahara, S. L. Kothari, M. Kawase and Y.-I. Sato Diversity study on Myanmar rice genetic resources.
    会議名 開催場所 論文番号 初めの頁-終わりの頁 発表年(西暦)
    World Rice Research Conference 2004 Tsukuba International Congress Center 176 117 2004

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Yamanaka, S., I. Nakamura, Y.-I. Sato and K.N. Watanabe Phylogenetic and diversity studies on cultivated rice and its wild relatives based on Wx locus.
    会議名 開催場所 論文番号 初めの頁-終わりの頁 発表年(西暦)
    World Rice Research Conference 2004 Tsukuba International Congress Center 177 118 2004

    C.著書(Books)

    全著者名 書名(分担による執筆の場合は編者を記入すること)
    Billard, C. and Inouye, I. What is new in coccolithophore biology? ? In: Coccolithophores. From molecular processes to global impact. (Eds. Thierstein, H. R. and Young, J. R.)
    出版者名 出版場所 ISBN番号 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Springer, Berlin   3-540-21928-5 1-29 2004

    全著者名 書名(分担による執筆の場合は編者を記入すること)
    井上 勲 藻類30億年の歩み〜藻類から見た生命史・地球史
    出版者名 出版場所 ISBN番号 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    東海大出版会 東京   出版予定(入稿中) 2005

    全著者名 書名(分担による執筆の場合は編者を記入すること)
    渡邊和男 植物遺伝資源なくして食糧保障、農林業やバイオ産業は存在しない。 育種学最近の進歩43。 日本育種学会編修
    出版者名 出版場所 ISBN番号 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
          83-86 2001

    全著者名 書名(分担による執筆の場合は編者を記入すること)
    渡邉和男 食糧及び産業に関する植物遺伝資源。 新名惇彦・吉田和哉(編)植物代謝工学ハンドブック
    出版者名 出版場所 ISBN番号 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    NTS株式会社   ISBN4-86043-004-2C3045 10-27 2002

    全著者名 書名(分担による執筆の場合は編者を記入すること)
    渡邉和男・渡邉純子 遺伝子組換え作物の科学。 村上明・森光康次郎(編著)"食と健康-情報のウラを読む"
    出版者名 出版場所 ISBN番号 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    丸善   ISBN4-621-07121-1 241-255 2002

    全著者名 書名(分担による執筆の場合は編者を記入すること)
    渡邉和男 植物遺伝資源の保全及び利用とバイオテクノロジー。 国際農林業協力25
    出版者名 出版場所 ISBN番号 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    国際農林業協力協会     31-41 2002

    全著者名 書名(分担による執筆の場合は編者を記入すること)
    渡邉和男 生物多様性の保存・再生と利用. サイエンス&テクノロジージャーナル12月号
    出版者名 出版場所 ISBN番号 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
          18-21 2002

    全著者名 書名(分担による執筆の場合は編者を記入すること)
    Watanabe, K. N. and A. Komamine Issues on Intellectual Property Rights Associated with Agro-Biotechnology in Japan. In: Erbisch, F.H. and K.M. Maredia (Eds.) Intellectual Property Rights in Agricultural Biotechnology. 2nd edition.
    出版者名 出版場所 ISBN番号 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Michigan State Unversity, East Lansing and C.A. B. International Wallingford UK   187-200 2004

    全著者名 書名(分担による執筆の場合は編者を記入すること)
    Ortiz, R. and K. N. Watanabe Genetic contributions to breeding polyploid crops. Recent Res. Devel. Genet. Breed. 1
    出版者名 出版場所 ISBN番号 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
          269-286 2004

    全著者名 書名(分担による執筆の場合は編者を記入すること)
    渡邉和男 バレイショの遺伝資源研究と利用.遺伝 9月号
    出版者名 出版場所 ISBN番号 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    裳華房     40-44 2004

    全著者名 書名(分担による執筆の場合は編者を記入すること)
    Watanabe, K. N. , R. Ortiz and J. A. Watanabe Breeding Potential and Transmission of Traits in 4x-2x Crosses. In: Genetic Improvement of Solanaceous Crops, Vol. 2: "Potato" (Eds. M. K. Razdan and A. K. Mattoo)
    出版者名 出版場所 ISBN番号 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Science Publishers Inc., USA     83-99 2005

    全著者名 書名(分担による執筆の場合は編者を記入すること)
    Celebi-Toprak, F., J. A. Watanabe and K. N. Watanabe Molecular Markers in Identification of Genotypic Variation. In: Genetic Improvement of Solanaceous Crops, Vol. 2: "Potato" (Eds. M. K. Razdan and A. K. Mattoo)
    出版者名 出版場所 ISBN番号 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Science Publishers Inc., USA     117-140 2005


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