平成16年度日本学術振興会未来開拓学術研究推進事業
研究成果報告書概要


研究推進分野名   発生・分化・再生
研究プロジェクト名 胚性・体性幹細胞を用いた細胞・臓器移植治療法の確立
(英 文 名) Establishment of Cell and Organ Transplantation Therapy Using Embryonic and Somatic Stem Cells
研 究 期 間 平成12年度 〜 平成16年度

プロジェクトリーダー 研究経費 総額  377,500千円
氏名・所属研究機関
・所属部局・職名
吉田 進昭・東京大学
医科学研究所・教授
内訳 平成12年度 88,500千円
平成13年度 88,000千円
平成14年度 72,000千円
平成15年度 69,000千円
平成16年度 60,000千円
  1. 研究組織(コアメンバー及び研究協力者)
  2. 氏名 所属機関・部局・職 研究プロジェクトでの役割分担
    中内 啓光 東京大学・医科学研究所・教授 内胚葉系幹細胞を中心とした各種体性幹の同定と幹細胞を特徴づける機能分子の同定
    西中村 隆一 東京大学・医科学研究所・助教授 腎臓発生機構の解析と幹細胞の分離同定の試み
    正井 久雄 東京都臨床医学総合研究所・室長 胚性幹細胞の自己複製能の解析
    佐藤 憲子 東京都臨床医学総合研究所・主席研究員 胚性幹細胞の自己複製能の解析
    長野 光司 東京大学・医科学研究所・教員 胚性幹細胞の自己複製能の解析
  3. 研究計画の概要(簡潔に記入)
    1) 胚性幹細胞の自己複製能の解析
     これまでの研究により、未分化ES細胞で発現しているRex-1遺伝子の発現制御に、Oct-3/4と協調的に作用する分子であるRox-1分子を同定し、この分子がES細胞の未分化維持に重要な機能を果たすNanogの発現制御にも関与することを明らかにしてきた。この分子がRex-1およびNanog遺伝子の発現調節機構を解析すると共に、ES細胞の増殖や分化に対する影響を解析していく。具体的には両アレルでRox-1遺伝子を欠損したES細胞の樹立の試みやRox-1の活性化状態を任意のタイミングでon-offできるシステムを用いてのES細胞のin vitroでの解析を行う。さらには個体レベルでのRox-1遺伝子欠損を解析していくために、ノックアウトマウスを作成して解析を行う。
    2)内胚葉系幹細胞を中心とした各種体性幹細胞の同定と幹細胞を特徴づける機能分子の同定
     造血幹細胞だけでなく、精子幹細胞、神経幹細胞など、体性幹細胞に共通に発現されている分子を詳細に解析することにより、幹細胞の特徴である未分化性の維持機構や自己複製の機構に迫る。今年度は、肝幹細胞に加えて、造血幹細胞と同様に移植実験による幹細胞の機能アッセイ系が確立している精子幹細胞を標的に研究を進める。精子幹細胞の分離同定法として、GFPトランスジェニックマウスの精子をブスルファン投与した野生型マウスの精巣に移植し、精子の産生がドナー細胞によって再構築されるかを解析する系を確立する。同時に、精巣組織を用いてラットを免疫し、精巣を構成する細胞や組織片でスクリーニングすることにより種々のモノクローナル抗体を作成する。FACSとモノクローナル抗体で種々の細胞分画を分取し、精子産生の再構築能を指標として精子幹細胞のフェノタイプを決定する。
     また、幹細胞を特徴づける機能分子の同定としてポリコーム遺伝子に注目し、そのひとつであるBmi-1の解析を展開する。Bmi-1は造血系の発生・維持に重要な機能を果たしていることが報告されているが、神経幹細胞や精子幹細胞にも発現していることが明らかとなり、幹細胞の機能を特徴づける機能分子である可能性が高い。今年度はノックアウトマウスやウイルスベクターを用いた強制発現系などを利用して幹細胞におけるBmi-1の機能を明らかにしていく。具体的にはBmi-1ノックアウトマウスの骨髄細胞、あるいは造血幹細胞を用いて移植実験を行い、このマウスにおける造血異常を詳しく解析する。さらに正常マウスにBmi-1遺伝子あるいは他のポリコーム遺伝子を導入して造血幹細胞機能への影響を探る。また、Bmi-1のコファクターを同定すべく、two-hybridやDNA microarrayを用いて解析を行う。Bmi-1の標的遺伝子の一つであるINK4/ARFのノックアウトマウスの造血能について解析を行い、これらがBmi-1ノックアウトマウスにおける造血異常に関与しているかどうかを明らかにする。
    3) 腎臓発生機構の解析と幹細胞の分離同定の試み
     これまでの研究によりzinc finger蛋白Sall1が腎臓形成の非常に初期に必須であることを示した。また他のSall遺伝子の欠失マウス作成により、Sallファミリーが二量体を形成することが腎臓を含む臓器形成に必須であることも判明した。Sallファミリーは核内でヘテロクロマチンに局在するが、それがどのような機序でおきるのか、どのような蛋白複合体を形成し、臓器形成につながるのかを検討する。またFACSによる細胞分別の指標となるような表面抗原を同定し、分別した腎臓細胞のassay系の開発とES細胞からの腎臓前駆細胞の誘導を試みる。
  4. 研究目的(研究プロジェクトが当初目指した開発、立証、解析、確立等の目的を箇条書きで簡潔に記入)
  5. 1)胚性幹細胞(ES細胞)の自己複製機構を種々なアプローチを用いて解明し、その知見を体性幹細胞のex vivoでの増殖、再生医療展開のための基盤研究に結びつけていく。
    2)体性幹細胞をプロスペクティブに分離同定し、その分化と自己複製の機構を胚性幹細胞と比較しながら明らかにする。具体的には、研究が最も進んでいる造血幹細胞の純化法を基本にして、モノクローナル抗体およびHoechst33342色素などを利用したFACSによる体性幹細胞に共通な純化法の開発と、各種体性幹細胞の性状の解析を行い、最終的には幹細胞に共通な性質である「多能性」と「自己複製」に関与する機能分子を同定することを目的とする。
    3)腎臓という臓器を例にとって組織形成、再生医療への可能性を研究する。すなわち腎臓発生機構を分子生物学的に解析し、上述の体性幹細胞研究と連携しながら腎臓の前駆細胞を単離、増幅し、最終的にそれを移植することによって腎機能回復の可能性を検討する。
  6. 研究成果の概要
  7. 4−1 研究計画、目的に対する成果(なお、研究目的が達成できなかったテーマについては、その理由及び今後の展開を記入)
    1)  これまでの研究により、未分化ES細胞で発現しているRex-1遺伝子の発現制御に、Oct-3/4と協調的に作用する分子であるRox-1分子を同定し、この分子がPTB(polypyrimidine tract binding protein)であることを報告した。PTBはプレmRNAに結合してsplicingやmRNAの安定化などに関与することが報告されているほか、1本鎖DNAに結合して遺伝子発現に関与していることも報告されている。われわれもPTBがRex-1のプロモーター領域のピリミジン配列に特異的に結合し、その結合は1本鎖DNAにより強いこと、PTBがRex-1の発現にポジティブに関与することなどを見いだした。一方、PTBに対するsiRNAを用いた抑制実験から、PTBはRex-1のみならず未分化ES細胞で重要な役割を果たしていることが報告されたNanog遺伝子の発現抑制を引き起こすことを見いだしていた。その機序を詳細に解析した結果、PTBの結合配列を含む約200bpの領域に未分化ES細胞におけるNanog遺伝子のエンハンサーが含まれること、さらにこの領域をレポータージーンアッセイによって細かく解析することにより、PTBの結合する配列を含む領域がNanogプロモーターの活性化に重要であることを見出した。(論文投稿中)
      さらに、われわれはPTBの発現抑制がES細胞の未分化状態にどのような影響を及ぼすかを調べるため、Creの発現によってPTBのnull変異体となるES細胞株を作製した。Creの発現導入によってPTBのnull変異細胞が得られるが、Cre導入後しばらく培養を続けると、PTBのnull変異細胞の培養中に含まれる割合が、徐々に低下することが明らかになった。実際にCre導入後のPTB null ES細胞はMTTアッセイにより細胞増殖が障害されている可能性が示唆された。従ってPTBを欠損するES細胞は生存できない可能性があり、現在その細胞周期や分化能などを検討中である。一方、PTB遺伝子のヘテロマウスを掛け合わせることにより、ノックアウトマウスの作製を試みた。その結果、PTB欠損個体は着床前後のステージ(E3.5-6.5)において、胎性致死となることが判明した。ところが胚盤胞(E3.5)を体外培養してみると、内部細胞塊の増殖は野生型と同様に観察されたことから、着床前後に起こる何らかのイベントにとってPTBが必須の役割を担っていることが考えら解析を続けている。またこの胚盤胞からES細胞株の樹立を試みているが、対照マウスの胚盤胞からはいくつかのES細胞株が樹立できるものの、PTBを欠損するマウスの胚盤胞からは現在まで樹立できていない。このことはPTBがES細胞の生存、増殖などに関与する可能性を示唆している。
    2) ポリコーム遺伝子群の一つであるBmi-1においては二次造血の重大な異常がノックアウトマウスで報告されていることから、Bmi-1の造血系における機能を詳細に解析した。ノックアウトマウスの解析ではBmi-1の遺伝子欠損が高度の自己複製異常を示したのに対し、ポリコーム複合体の他の構成遺伝子の欠損は軽度の異常を示すのみであった。一方、Bmi-1に加えてM33, Mph-1/Rae28, Mel18などの複合体構成遺伝子をレトロウイルスを用いて造血幹細胞に強制発現したところ、Bmi-1のみ有意な造血幹細胞の増幅を示した。以上の所見は、Bmi-1がポリコーム群タンパクによる造血幹細胞制御の中心的な分子であることを示しており、その発現・機能制御により造血幹細胞操作が可能であることを強く示唆する。
    3) Sall1の遺伝子座にGFPをノックインしたマウスを作製し、FACSを用いてその胎生期腎臓よりGFP陽性な細胞集団を単離した。このRNAを用いてマイクロアレイで網羅的検索を行い、さらに発現パターンを解析した。その結果Sall1や GDNF、Pax8、FoxD1など腎臓発生に必須な既知の遺伝子の他に、未知の遺伝子も新たに同定することができた。ゆえにマイクロアレイとSall1-GFPノックインマウスの組み合わせによって、胎生期腎臓における間葉系遺伝子の効率的な同定が可能であることが示された。またGFPが高発現する細胞をWnt4を発現するフィーダー上で培養すると、1個の細胞から多系統に分化するコロニーが形成されることを見いだした。これは多能性の腎臓前駆細胞が発生期腎臓に存在することを示す。
    ヒトSALL1の変異はTownes Brocks症候群という指、耳、肛門、腎臓、心臓の異常を呈するが、マウスSall1の欠失マウスには腎臓以外の症状はない。この理由として、マウスの場合他のSallファミリーの遺伝子によって代償されている可能性がある。そこでSall4欠失マウスを作製したところ、発生の非常に初期で致死となった。ヘテロも肛門の異常、外脳症を呈し、さらにSall1/Sall4の二重ヘテロは、外脳症の頻度が顕著に上昇し、腎臓欠損を伴うものも出現した。これらから、Sallファミリーが重複した機能をもちながら、各臓器の発生に関与していることが明らかになった。
    4−2 研究計画、目的外の成果(経緯、状況、展望等を記入)
    1) ポリコーム遺伝子群は染色体の高次構造を介して遺伝子の発現を抑制的に制御する転写制御因子である。予想外の発見として昨年度我々はBmi-1が精巣においてもかなり強く発現していることを確認した。精子幹細胞は細胞表面抗原の解析は不十分ではあるが、組織の形態解析から精巣内における存在場所が比較的明確にされている。そこで転写制御因子Bmi-1に対する抗体で精巣組織を免疫染色するとBmi-1が精子幹細胞および前駆細胞に強く発現していた。精子幹細胞の自己複製や精子形成に与えるBmi-1の機能を調べるため、Bmi-1-/-マウスの精巣の発達や精子の機能を解析した。その結果Bmi-1-/-マウスでは加齢にともなって精子幹細胞数、ivF成功率、精子のmotilityが有意に減少することがわかった。また精子幹細胞の同定法として、GFPトランスジェニックマウスの精子をブスルファン投与した野生型マウスの精巣に移植し、精子の産生がドナー細胞によって再構築されるかを解析する移植系を確立した。この系を用いてBmi-1-/-マウス由来のEE2陽性細胞をブスルファン処理した野生型マウスの精巣に移植したところ、コントロールと比して著明に精子形成の再構築能が低下していることが示された。以上の結果はエピジェネティックに転写を制御する機能を持つBmi-1が造血幹細胞、神経幹細胞のみならず精子幹細胞の自己複製にも直接的に関与していることを示唆するものであり、Bmi-1が体性幹細胞を特徴づける機能分子の一つであることが明確に示された。
    2) 腎臓形成に重要な機能を果たすSall遺伝子ファミリーの解析をノックアウトマウス作成により解析し、単一遺伝子のノックアウトからダブルノックアウトマウス作成まで行ってきたが、Sall4のノックアウトマウス作成の過程でSall4がES細胞に必須であることが判明した。Sall4は未分化ES細胞に発現しており、ES細胞で重要な機能を果たしている可能性がある。今後はSall4のES細胞の未分化維持機構への関与を解析していく。
    4−3 研究成果の展望(学問的・学術的なインパクト、新分野の可能性等の今後の展望を具体的に記入)
    1) ES細胞に特異的に発現している遺伝子に注目し、その発現機構を解析するところから未分化維持機構に関与する分子を同定していく方向と、未分化ES細胞特異的に発現している遺伝子をDifferential Display法を用いて未分化ES細胞特異的に発現する遺伝子をスクリーニングしていく方法から新規分子の同定を試みている。これまで解析してきたRox-1 (PTB)やSall4遺伝子はES細胞の増殖あるいは未分化維持に関与している可能性があり、今後の展開が大いに期待される。
    2) 自己複製は遺伝子発現パターンの細胞分裂を越えた記憶であり、エピジェネティックな遺伝子発現制御に関わるポリコーム遺伝子の一つである Bmi-1が造血幹細胞の自己複製に中心的な役割を果たすことを明らかにすることができた意義は大きい。加えてBmi-1が神経幹細胞の自己複製にも関 与していることが報告されたが、さらに精子幹細胞の自己複製にも重要な役割を果たしていることが本研究プロジェクトの研究から明らかになった。体性幹細胞の自己複製の共通な分子機構としても極めて重要な知見であり、今後さらに研究が進むことにより自己複製の分子機構の全貌が明らかになることが期待される。
    3) 腎臓発生における重要遺伝子を単離したことは非常に意義があることである。これによって腎臓発生の分子機構が明らかになりつつあると同時に、Sall1GFPマウスを使った新たな候補遺伝子も単離された。これらの解析によって、より網羅的に発生機構が解明されるだろう。また腎臓細胞分化系の確立によって、ES細胞からの腎臓誘導における確実な検定系が得られたことになるので、この系を使用して腎臓誘導を試みる計画である。将来的には体細胞をES細胞化して、腎臓などの臓器へと誘導することが必要になると思われる。その点で、腎臓におけるSall1とES細胞におけるSall4を比較することには価値があり、体細胞と幹細胞の共通性と違いが明らかになっていくと期待される。
    4−4 本事業の趣旨に鑑み、果たした役割(未来開拓につながるどのような成果が得られたのか、具体的に記入)
     胚性幹細胞の未分化能維持機構は、その分子機構の解析を通じて、ヒトES細胞の安定的維持、また体性幹細胞の分離同定への足がかりになり得る点で非常に期待が大きい。このプロジェクトで2つの新しい遺伝子のES細胞未分化性維持における重要性が発見され、今後の展開が期待される。またより現実的な再生医療への応用という観点から、体性幹細胞研究は着実な進展が見られ、その組織内における維持機構、ニッチの問題に迫る研究の展開が現実的になってきている。具体的には、純化した造血幹細胞を使って自己複製の分子機構の一端を明らかにしたこと、この機構は造血幹細胞意外の幹細胞システムにおいても使われていることが判明し、幹細胞の自己複製の分子機構の解明に大きく貢献した。さらに、国内発の腎臓発生研究が立ち上がった意義は大きい。当初の長期的目的である、細胞移植による腎臓機能改善はまだ実現できていないが、確実にそれに近づきつつある。またこの分野に対する興味の増大と、MD, PhDを問わず若い世代の参入が進んでおり、未来開拓事業として十分な効果をあげたと考える。
  8. キーワード
  9. 1.胚性幹(ES)細胞   2.Rex-1   3.PTB
    4.腎臓 5.前駆細胞 6.Sall
    7.造血幹細胞 8.Bmi-1 9.精子幹細胞
  10. 研究成果発表状況
  11. A. 学術雑誌論文(Journal Papers)[査読つきの論文に限ること。]

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Honda, K., Yanai, H., Negishi, H., Asagiri, M., Sato, M., Mizutani, T.,Shimada, N., Ohba, Y., Takaoka, A., Yoshida, N. and Taniguchi, T. IRF-7 is the master regulator of type-I interferondependent immune responses.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Nature     In press  

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Izasa, H., Yoneyama, H., Mukaida, N., Kataoka, Y., Naito, M., Yoshida,N.,Nakashima, E. and Matsushima, K. Exacerbation of Granuloma Formation in IL-1 Receptor Antagonist-Deficient Mice with Impaired Dendritic Cell Maturation Associated with Th2 Cytokine Production.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    J. Immunol. 174   3273-3280 2005

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Sakurai, Y., Ohgimoto, K., Kataoka, Y., Yoshida, N. and Shibuya, M. Essential role of Flk-1 (VEGF receptor 2) tyrosine residue 1173 in vasculogenesis in mice.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Proc. Natl. Acad. Sci., USA 102   1076-1081 2005

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Iseki, M., Kubo, C., Kwon, S., Yamaguchi, A., Kataoka, Y., Yoshida, N.,Takatsu, K. and Takaki,S. 1. Increased numbers of B-1 cells and enhanced responses against TI-2 antigen in mice lacking APS, an adaptor molecule containing PH and SH2 domains.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Mol. Cell. Biol. 24   2243-2250 2004

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Komori, K., Nonaka, T., Okada, A., Kinoh, H., Hayashita-Kinoh, H., Yoshida, N., Yana, I., Seiki, M Absence of mechanical allodynia and Αβ-fiber sprouting after sciatic nerve injury in mice lacking membrane-type 5 matrix metalloproteinase. 
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    FEBS Lett. 557   125-128 2004

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Takasato M, Osafune K, Matsumoto Y, Yoshida N, Meguro H, Aburatani H, Asashijma M, and Nishinakamura R. Identification of kidney mesenchymal genes by a combination of microarray analysis and Sall1- GFP knockin mice.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Mech. Dev. 121 6 547-557 2004

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Sato A, Kishida S, Tanaka T, Kikuchi A, Kodama T, Asashima M, and Nishinakamura R. Sall1, a causative gene for Townes-Brocks syndrome, enhances the canonical Wnt signaling by localizing to heterochromatin.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Biochem. Biophys. Res. Commun. 319   103-113 2004

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Nakayama N, Han CY, Cam L, Lee JI, Pretorius J, Fisher S, Rosenfeld R, Scully S, Nishinakamura R, Duryea D, Van G, Bolon B, Yokota T, Zhang K. A novel chordin-like BMP inhibitor, CHL2, expressed preferentially in chondrocytes of developing cartilage and osteoarthritic joint cartilage.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Development 131 1 229-240 2004

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Ema H, Sudo K, Seita J, Maeda A, Osawa M, Takatsu K, Takaki S, and Nakauchi H. Quantification of self-renewal capacity in single hematopoietic stem cells from normal and Lnk-deficient mice.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Developmental Cell.     accepted for publication  

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Kaneko S, Nagasawa T, Nakauhi H,and Onodera M. An in vivo assay for retrovirally transduced human peripheral T lymphocytes using nonobese diabetic/severe combined immunodeficiency mice.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Exp. Hematology. 33   35-41 2005

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Iwama A, Oguro H, Negishi M, Kato Y, Morita Y, Tsukui H, Ema H, Kamijo T, Katoh-Fukui Y, Koseki H, Lohuizen van M, and Nakauchi H. Enhanced self-renewal of hematopoietic stem cells mediated by the polycomb gene product, Bmi-1.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Immunity. 21   843-851 2004

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Yasuda T, Shirakata M, Iwama A, Ishii A, Ebihara Y, Osawa M, Honda K, Shinohara H, Sudo K, Tsuji K, Nakauchi H, Iwakura Y, Hirai H, Oda H, Yamamoto T. and Yuji Yamanashi. Role of Dok-1 and Dok-2 in myeloid homeostasis and suppression of leukemia.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    J. Exp. Med. 200   1681-1687 2004

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Ojima K, Uezumi A, Miyoshi H, Masuda S, Morita Y. Fukase A, Hattori A, Nakauchi H, Miyagoe-Suzuki Y, Takeda S. Mac-1 early myeloid cells in the bone marrow-derived SP fraction migrate into injured skeletal muscle and participate in muscle regeneration.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Biochemical and Biophysical Research Comunications. 321   1051-1060 2004

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Takano H, Ema H, Nakauchi H. Asymmetric division and lineage commitment at the level of hematopoietic stem cells: inference from differentiation in daughter cell and granddaughter cell pairs.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    J Exp Med. 199   295-302 2004

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Ema H, Nakauchi H. "Homing to Niche," a new criterion for hematopoietic stem cells?
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Immunity. 20   1-2 2004

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Sumazaki R, Shiojiri N, Isoyama S, Masu M, Keino-Masu K, Osawa M, Nakauchi H, Kageyama R, Matsui A. Conversion of biliary system to pancreatic tissue in Hes1-deficient mice.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Nat Genet. 6   83-87 2004

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Suzuki A, Nakauchi H, Taniguchi H. Prospective isolation of multipotent pancreatic progenitors using flow-cytometric cell sorting.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Diabetes. 53   2143-2152 2004

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Miyagi S, Saito T, Mizutani K, Masuyama N, Gotoh Y, Iwama A, Nakauchi H, Masui S, Niwa H, Nishimoto M, Muramatsu M, Okuda A. The Sox-2 regulatory regions display their activities in two distinct types of multipotent stem cells.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Mol Cell Biol. 24   4207-4220 2004

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Suzuki A, Zheng YW, Fukao K, Nakauchi H, Taniguchi H.  Liver repopulation by c-Met-positive stem/progenitor cells isolated from the developing rat liver.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Hepatogastroenterology 51   423-426 2004

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Takano H, Ema H, Sudo K, Nakauchi H. Asymmetric Division and Lineage Commitment at the Level of Hematopoietic Stem Cells: Inference from Differentiation in Daughter Cell and Granddaughter Cell Pairs.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    J. Exp Med. 199 3 295-302

    2004


    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Yamashita, N., Kim, J-M., Koiwai, O. and Masai, H. "Genetic characterization of ASK, an activation subunit of Cdc7, by the use of a conditional ASK null ES cell line."
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Genes to Cells.     In press  

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Tanaka, T. and Masai, H. "A novel mechanism for stabilization of arrested replication forks by anchorage of a helicase to a DNA 3’-end."
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    J. Biol. Chem.     In press  

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    FujⅡ-Yamamoto, H., Kim, J-M., Arai, K. and Masai, H. Cell cycle and developmental regulations of replication factors in mouse embryonic stem cells.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    J. Biol. Chem.     In press
    (available on line)
    2005

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Yoshizawa, N.,Ishii, A., Taniyama, C., Matsui, E., Arai, K., and Masai, H. A second human Dbf4/ASK-related protein, Drf1/ASKL1 is required for efficient completion of S and M phases.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    J. Biol.Chem.     in press
    (available on line)
    2005

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Masai, H., Zhiying, Y. and Arai, K. Control of DMA replication:regulation and activation of the eukaryotic replicative helicase ,MCM.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    IUBMB Life     in press 2005

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Schnepp, R.W., Hou, Z., Wang, H., Petersen, C., Silva, A, Masai, H.,and Hua X. Functional interaction between tumor suppressor menin and activator of S-phase kinase.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Cancer Res. 64   6791-6796 2004

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Kim, J-M. and Masai, H. Genetic dissection of mammalian Cdc7 kinase: Cell cycle and developmental roles.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Cell Cycle 3   300-304 2004

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Kurita, M., Suzuki, H., Masai, H., Mizumoto, K., Ogata, E., Nishimoto, I., Aiso, S., and Matsuoka, M. Overexpression of CR/periphilin downregulates Cdc7 expression and induces S-phase arrest.
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    Biochem. Biophys. Res. Commun. 32   554-561 2004

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Kohji Nagano, Masato Taoka, Yoshio Yamauchi, Chiharu Itagaki, Takashi Shinkawa, Kazuto Nunomura, Nobuko Okamura, Nobuhiro Takahashi, Tomonori Izumi, and Toshiaki Isobe Large-scale Identification of Proteins Expressed in Mouse Embryonic Stem Cells
    学術雑誌名 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    PROTEOMICS     Epub ahead of print 2005

    B.国際会議発表論文(International Conferences)[査読つきの論文に限ること。]

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Nagano, K., Taoka, M., Yamauchi, Y., Itagaki, C., Shinkawa, T., Nunomura, K., Okamura, N., Takahashi, N., Izumi, T., Isobe, T.s Catalogue of Proteins Expressed in Mouse Embryonic Stem Cells.
    会議名 開催場所 論文番号 初めの頁-終わりの頁 発表年(西暦)
    HUPO 3rd World Congress Beijing, China 3 S87 2004

    全著者名 論文名(招待論文にはInvitedを明記)
    Izumi, T., Nunomura, K., Itagaki, C., Nagano, K., Okamura, N., Isobe, T. Proteomic Analysis of Cell Surface Proteins Reveals Potential Markers and Signaling Pathways Expressed in Mouse Embryonic Stem Cells.
    会議名 開催場所 論文番号 初めの頁-終わりの頁 発表年(西暦)
    HUPO 3rd World Congress Beijing, China 3 S327 2004

    C.著書(Books)

    全著者名 書名(分担による執筆の場合は編者を記入すること)
    正井久雄 "S期-ここまでわかったDNA複製とその制御(概論)"実験医学増刊号「細胞周期の最先端」 (中山敬一編集)
    出版者名 出版場所 ISBN番号 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    羊土社     印刷予定 2005

    全著者名 書名(分担による執筆の場合は編者を記入すること)
    正井久雄 "複製起点と複製開始複合体"、わかる実験医学シリ-ズ  「キーワード理解する細胞周期」(中山敬一編集)
    出版者名 出版場所 ISBN番号 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    羊土社     54-62 2005

    全著者名 書名(分担による執筆の場合は編者を記入すること)
    正井久雄  生命科学のNew Key Word「生体の科学」"チェックポイントコントロ-ル"
    出版者名 出版場所 ISBN番号 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    医学書院     404-405 2004

    全著者名 書名(分担による執筆の場合は編者を記入すること)
    正井久雄 「細胞の世界;第五版」村松正実監訳
    出版者名 出版場所 ISBN番号 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    西村書店     第17章 2004

    全著者名 書名(分担による執筆の場合は編者を記入すること)
    田中 卓、正井 久雄 "原核細胞のDNA複製" わかる実験医学シリ-ズ 「DNA複製・修復がわかる」
    出版者名 出版場所 ISBN番号 初めの頁-終わりの頁 発行年(西暦)
    羊土社     22-34 2004

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