平成15年度日本学術振興会未来開拓学術研究推進事業研究成果報告書概要



研究推進分野名   昆虫特異機能の発現機構と開発
 
研究プロジェクト名   昆虫の個体維持機構の解明とその開発
 
(英文名)   Molecular Mechanisms of Individual Preservation in Insects
 
研究期間   平成11年度〜平成15年度

プロジェクト・リーダー名 研究経費 総額  434,818千円
氏名・所属研究機関
所属部局・職名
柳沼 利信・名古屋大学
大学院生命農学研究科・教授
内訳 平成11年度 75,210千円
平成12年度 83,910千円
平成13年度 104,698千円
平成14年度 90,000千円
平成15年度 81,000千円

1.研究組織

氏名 所属機関・部局・職 研究プロジェクトでの役割分担
新美 輝幸 名古屋大学・大学院生命農学研究科・助手 In vivo機能解析系の確立
塩見 邦博 信州大学・繊維学部・助手 神経分泌細胞発現機構の解析
(平成14年4月1日から)
今井 邦雄 三重大学・生物資源学部・教授 高活性発育制御剤の創製
鈴木 幸一 岩手大学・農学部・教授 潜幼虫・成虫休眠機構の解析

2.研究計画の概要

 昆虫の休眠は、個体・生命維持機能として特化されている。この休眠の分子機構を解明し、得られる関連因子・遺伝子を利用・改変する事で、休眠シンドロームを導入させ、有用昆虫体の長期保存法の作出に貢献する。具体的には、カイコ胚休眠、ヤママユ潜幼虫休眠及びコガタルリハムシ成虫休眠に注目する。

 カイコでは、休眠誘導因子として休眠ホルモンが単離・構造決定されている事から、休眠ホルモン情報のネットワークによる胚休眠の調節機構、つまり休眠ホルモンの食道下神経節の神経分泌細胞特異的発現、休眠ホルモン情報の受容・伝達、情報の執行(休眠開始・維持)、情報の解除(休眠覚醒)等の分子機構を明らかにする。
 ヤママユ及びコガタルリハムシでは、特に休眠実体を支える分子機構を解明する。

 又、これらの解析から得られた因子・遺伝子の応用として、カイコ休眠ホルモンやヤママユの抑制・成熟因子等の改変・利用、形質転換昆虫の作出法を検討する。

3.研究目的

 昆虫休眠の誘導・開始・維持・覚醒の分子機構を解明し、関連する因子・遺伝子を利用・改変し、人為的に休眠期間を拡大し、有用昆虫体の安定な長期保存法の開発に資する。具体的には、以下の項目を推進させる。
(1)環境温度を初期情報として休眠が実質化されるまでの情報伝達系のネットワークの解析
 1)母親の卵期温度情報の脳・神経系への伝達・統御、2)休眠ホルモン(DH)の食道下神経節(SG)での発現・分泌調節、3)卵母細胞によるDH情報受容・伝達等の解析

(2)休眠固有の省エネルギー体制を可能にする実体系並びに低温による休眠覚醒機構の解析
 4)休眠開始・維持に係わる細胞分裂・発育停止調節、5)低温情報の伝達系等の解析

(3)高活性な新規個体維持制御物質の創製
 6)休眠ホルモンの改変、7)関連遺伝子のin vivo機能解析系の確立、8)関連遺伝子導入系の確立等を目指す。

4.研究成果の概要

4−1 研究計画、目的に対する成果
 番号は研究目的の番号に対応する。
【カイコ胚休眠】1)に関しては、中間評価の段階で指摘を受け一時中断し、以下の項目に専念した。2)DHはSG中の7対の神経分泌細胞で合成される事、この特異的発現にはDH遺伝子の-1kb近傍のcis-elementが必須である事を示し、転写因子の候補を提案した。3)発育卵巣からDH受容体(R)の遺伝子を単離できた。DHRは典型的なG-タンパク質共役/7回膜貫通型受容体(GPCR)であり、卵母細胞膜上に発現する事を明らかにした。4)休眠開始期に継続して発現する遺伝子BmOXR1を単離できた。この遺伝子で形質転換したDrosophilaの成虫寿命が拡大された;細胞分裂に係わるcyclin-B翻訳調節系の候補としてnanospumilio遺伝子を単離し、Nanos/Pumilioタンパク質が結合する可能性を見出した。5)0〜5℃で誘導される遺伝子Samuiを単離し、このタンパク質がHsp70と結合する事からG-protein familyの一員である事、低温情報伝達に係わる可能性を提案した。 【ヤママユ潜幼虫休眠】4)抑制因子(RF)及び成熟因子(MF)の単離・同定に成功した。5)イミダゾール化合物による人工休眠覚醒に係わる因子としてイミダゾール化合物結合タンパク質を単離した。 【コガタルリハムシ成虫休眠】4)休眠期に特異的に発現するタンパク質Diapausinを単離し、Ca2+チャネルブロッカーである事を示した;休眠初期に発現するHsp27を見出し、夏季の高温耐性の為、タンパク質変成回復のシャペロン活性を持つ事を示した。6)C16で修飾したDH及びRFを合成。C16-DHは高DH活性を持つ事、C16-RFもDH活性を示し、癌細胞の増殖阻害効果を有する事を示唆した。7)カイコ卵及びコガタルリハムシではRNAi法を確立した。8)ナミテントウで形質転換系を確立した;Diapausinで形質転換したカイコを作出し、この効果を検討中である。


4−2 研究計画、目的外の成果
 研究目的 1)の「母親の卵期温度情報の脳・神経系への伝達・統御の解析」に関しては、条件付けによって異なる発現を示す遺伝子を単離する戦略で進めてきたが、種々の方法を駆使しても発現差異を有意に示す遺伝子は単離できなかった。極めて発現量が低く、従来の方法では単離が困難と判断された。但し、この過程で興味ある遺伝子が幾つか単離された。1.カイコの脳・前額神経節の神経分泌細胞特異的に発現する遺伝子K5である。恐らく分泌性前駆体タンパク質をコードする事、最終的に新規の神経ペプチドが生成されるものと考えられる。2.dopamine受容体遺伝子を単離できた。DopamineがDHの分泌に係わるという実験結果も報告されている事から、この受容体活性の調節が重要とも考えられる。3.膜貫通型trehalase遺伝子の昆虫における初めての単離である。昆虫には、酵素活性を指標としたタンパク質としては可溶型と膜結合型が単離されているが、遺伝子は可溶型酵素のみの報告であった事から、可溶型が何らかの修飾後に膜結合型になるものと考察されていた。この考えに修正を加えるものである。


4−3 研究成果の展望
 休眠を直接的に誘導する因子・ホルモンとして明らかなのは、カイコの休眠ホルモン(DH)のみである。特にDHは、母親が蛹期に発育卵巣に作用させ、子供の嚢胚期で発育を停止させるという母性調節因子として生物で最初に同定されたホルモンである。この2世代間に亘るDH情報による発育調節の分子機構解析及びヤママユ・コガタルリハムシ休眠機構解析は、一般生物の発育調節機構の解析に新規のヒントを与える事になる。先ず1つは、食道下神経節(SG)の7対の神経分泌細胞のみでDH遺伝子が発現される機構が判明した点である。哺乳類も含めて、中枢神経系の細胞分化に新知見を与えるものである。2つ目は、DH受容体の単離であり、卵母細胞による情報受容機構解析の突破口が開いた点である。DH(FXPRLa族)と哺乳類のneuromedin U(NMU, FXPRXa族)又、受容体同士も類似する事が判明し、進化の過程で、カイコはDHを休眠誘導因子として、哺乳類はNMUを摂食行動調節因子として特化させてきたと考えられる。3つ目は、休眠開始・維持期に継続して発現するBmOXR1遺伝子の単離であり、Drosophila成虫の寿命拡大と係わる事が示唆される点である。線虫や黄色ショウジョウバエで報告されている寿命に係わる遺伝子とは異なり、新規の遺伝子である可能性が高い。4つ目は、低温障害を乗り越える為の単なる低温ショック反応ではない、むしろ積極的に低温を次の発育に必要な情報として伝達する系と係わる可能性を持つ遺伝子Samuiを単離した点である。低温生物学に新知見を加える事になる。5つ目は潜幼虫休眠調節に係わる抑制(RF)・成熟(MF)因子を単離・同定した点である。新しい調節系を提案した。6つ目は、成虫休眠の実体を支える因子・遺伝子群(Diapausin, Hsp27, cellulase-like protein等)が単離された点である。これらの因子・遺伝子が、昆虫の休眠調節のみでなく、哺乳類の正常発育にも係わる機能を有す事が提案され、他生物の発育を理解する上で新規の解析方法を提供する可能性を示す。又、昆虫丸ごとのRNAi法や形質転換昆虫の作出法の確立は、細胞培養系での解析とは異なり、直接昆虫体での解析系、新規機能を有する昆虫体作出への道を準備するものである。


4−4 本事業の趣旨に鑑み、果たした役割
 昆虫休眠は、これまで大変興味ある生物現象と見られているが、分子レベルからのアプローチが以外となされていない。大上段に生命現象そのものを解析するように思われ、有効な解析系を提示し得なかった点にあると考えられる。本プロジェクトでは、休眠現象を個体・生命維持機構として位置付け、分子のレベルで解析する事を目的とした。先ず、休眠の誘導・開始・維持・覚醒に対応する因子・遺伝子の単離・同定から開始し、これらに対応する因子・遺伝子群を捉える事ができた。
 カイコのBmOXR遺伝子が黄色ショウジョウバエ成虫の寿命拡大に係わる事やヤママユの休眠抑制因子の改変C16-RFが癌細胞増殖阻害を示す事に見られるように、昆虫の休眠現象から普遍的な個体・生命維持に係わる因子・遺伝子がこれからも単離できる可能性を示した事は、未来開拓に繋がる1つの成果と考えられる。
 DH-DH受容体(R)の単離・同定は、昆虫におけるFXPRLaペプチドの機能を理解する上で、多くの情報を提供する。今日総ての昆虫はFXPRLaを有すると考えられるが、機能が明確なのはカイコでのDHと鱗翅目昆虫のPBAN(フェロモン生合成活性化神経ペプチド)である。最近2種の鱗翅目からPBAN受容体が単離されたが、PBAN、DH及び他のFXPRLaに対しても同等の親和性を示すが、DHRはDHにのみ高い親和性を示す。DHRとPBANRとは、細胞外・細胞内ドメインが異なる事から、親和性の決定は受容体の構造にあるものと考えられる。又、黄色ショウジョウバエから単離されたpyrokinin-2(FXPRLaの一種)受容体はpyrokinin-1(よりDHに類似)を認識できず、この受容体は胚発育に必須と考えられている。以上のようにDH-DHRの解析は、休眠に限らず昆虫発育に係わるFXPRLa機能解析に重要であり、新規の発育制御剤の開発にも繋がる。DHRはG-タンパク質共役型/7回膜貫通型受容体(GPCR)であり、当然哺乳類のNMU-NMUR解析を介して、GPCR一般の創薬に貢献できるものと考えられる。この点も、未来開拓に繋がる提案となっている。

5.キーワード

(1)カイコ (2)休眠ホルモン発現 (3)休眠ホルモン受容体
(4)寿命拡大 (5)低温誘導性遺伝子 (6)ヤママユ
(7)抑制因子 (8)コガタルリハムシ (9)ダイアポジン

6.研究成果発表状況

A.学術雑誌論文(Journal Papers)
全著者名 論文名
Yang, P., Abe, S., Zhao, Y., An, Y. and Suzuki, K. Growth suppression of rat hepatom cells by a pentapeptide from Antheraea yamamai.
学術雑誌名 ページ 発行年
J. Insect Biotechnol. Sericol. 73 ??? ??? 2004(in press)

全著者名 論文名
Homma, T., Watanabe, K., Kataoka, H., Imai, K., Kamba, M., Niimi, T., Yamashita, O. and Yaginuma, T. G-protein-coupled receptor for the maternal control factor Bombyx diapause hormone
学術雑誌名 ページ 発行年
??? ??? ??? ??? 2004(in press)

全著者名 論文名
Itoh, K., Niimi, T., Yamashita, O. and Yaginuma, T. Activity of glycerol kinase is induced, but the gene expression is not by cold-acclimation in Bombyx diapause eggs
学術雑誌名 ページ 発行年
??? ??? ??? ??? 2004(in press)

全著者名 論文名
Kitagawa, N., Shiomi, K., Imai, K., Niimi, T., Yaginuma, T. and Yamashita, O. Developmental profile of diapause hormone level in suboesophageal ganglion of silkworm, Bombyx mori
学術雑誌名 ページ 発行年
??? ??? ??? ??? 2004(in press)

全著者名 論文名
Mitsumasu, K., Azuma, M., Niimi, T., Yamashita, O. and Yaginuma, T. Trehalase with a transmembrane-domain from the silkworm, Bombyx mori. Molecular cloning and protein localization
学術雑誌名 ページ 発行年
??? ??? ??? ??? 2004(in press)

全著者名 論文名
Mitsumasu, K., Tanaka, Y., Niimi, T., Yamashita, O. and Yaginuma, T. A novel gene encoding a precursor protein consisting of possible several neuropeptides expressed preferentially in neurosecretory cells of Bombyx brain
学術雑誌名 ページ 発行年
??? ??? ??? ??? 2004(in press)

全著者名 論文名
Moribe, Y., Niimi, T., Yamashita, O. and Yaginuma, T. Differential expression of Hsp70 mRNA and protein in Bombyx diapause eggs
学術雑誌名 ページ 発行年
??? ??? ??? ??? 2004(in press)

全著者名 論文名
Rubio, O.R., Mitsumasu, K., Homma, T., Niimi, T., Yamashita, O. and Yaginuma, T. Cloning of a cDNA encoding a novel sorbitol dehydrogenase and up-regulated expression of the gene in Bombyx diapause eggs exposed to 5℃
学術雑誌名 ページ 発行年
??? ??? ??? ??? 2004(in press)

全著者名 論文名
Sakakura, A., Suzuki, K., Katsuzaki, H., Komiya, T., Imamura, T., Aizono, Y. and Imai, K. Isolation of a new pseudo-di-peptidic antioxidant, Hanasanagin (3, 4-diguanidinobutanoyl-DOPA), from the mushroom, Isaria japonica
学術雑誌名 ページ 発行年
??? ??? ??? ??? 2004(in press)

全著者名 論文名
Morita, A., Niimi, T. and Yamashita, O. Physiological differentiation of DH-PBAN-producing neurosecretory cells in the silkworm embryo
学術雑誌名 ページ 発行年
J. Insect Physiol. 49 ??? 1093-1102 2003

全著者名 論文名
新美輝幸・桑山久史・柳沼利信 ナミテントウのRNAiプロトコル
学術雑誌名 ページ 発行年
細胞工学 22 ??? 80-85 2003

全著者名 論文名
Niimi, T., Kuwayama, H. and Yaginuma, T. Protocol for RNAi in Harmonia axyridis (Invied)
学術雑誌名 ページ 発行年
SaiboKogaku 22 ??? 80-85 2003

全著者名 論文名
Shiomi, K., Kajiura, Z., Nakagaki, M. and O. Yamashita, O. Baculovirus-mediated efficient gene transfer into the central nervous system of the silkworm, Bombyx mori.
学術雑誌名 ページ 発行年
J. Insect Biotechnol. Sericol. 72 ??? 149-155 2003

全著者名 論文名
鈴木幸一・酒井雅人・安嬰・清水崇之・田中弘正 昆虫の休眠制御に係わるペプチド・タンパク質
学術雑誌名 ページ 発行年
化学と生物 41 ??? 471-477 2003

全著者名 論文名
Suzuki, K., Sakai, M., An, Y., Shimizu, T. and Tanaka, H. (Invited) Peptides and proteins related to control of insect diapause
学術雑誌名 ページ 発行年
Kagaku to Seibutsu 41 7 471-477 2003

全著者名 論文名
Tanaka, H., Sato, K., Saito, Y., Yamashita, T., Agoh, M., Okunishi, J., Tachikawa, E. and Suzuki, K. Insect diapasue-specific peptide from the leaf beetle has consensus with a putative iridovirus peptide. Peptides
学術雑誌名 ページ 発行年
Peptides 24 ??? 1327-1333 2003

全著者名 論文名
Katoh, H., Niimi, T., Yamashita, O. and Yaginuma, T. Enhanced expression of Bombyx Seven-up, an insect homolog of chicken ovalbumin upstream promoter-transcription factor, in diapause eggs exposed to 5.C
学術雑誌名 ページ 発行年
J. Insect Biotechnol. Sericol. 71 ??? 17-24 2002

全著者名 論文名
Moribe, Y., Shirota, T., Kamba, M., Niimi, T., Yamashita, O. and Yaginuma, T. Differential expression of the two cold-inducible genes, Samui and sorbitol dehydrogenease, in Bombyx diapause eggs exposed to low temperatures
学術雑誌名 ページ 発行年
J. Insect Biotechnol. Sericol. 71 ??? 167-171 2002

全著者名 論文名
Sato, K., Tanaka, H., Saito, Y. and Suzuki, K. Baculovirus-mediated production and antifungal activity of a diapause-specific peptide, Diapausin, of the adult leaf beetle Gastrophysa atrocyanea (Coleopter: Chrysomelidae)
学術雑誌名 ページ 発行年
J. Insect Biotechnol. Sericol. 71 ??? 69-77 2002

全著者名 論文名
Shimizu, T., Shiotuki, T., Seino, A., An, Y., Kuwano, E. and Suzuki, K. Identification of an imidazole compound-binding protein from Diapausing pharate first instar larvae of the wild silkmoth Antheraea yamamai
学術雑誌名 ページ 発行年
J. Insect Biotechnol. Sericol. 71 ??? 35-42 2002

全著者名 論文名
Tada, T., Ohnishi, K., Suzuki, K., Tomita, H., Okamori, M., Katsuzaki, H., Komiya, T. and Imai, K. Potential cosmetic whitening agents from insect cuticle:Tyrosinase inhibitory activity of N-acetyldopamine dimmers from exuviae of cicada, Cryptotympana tustulata Fabr.
学術雑誌名 ページ 発行年
J. Oleo Sci. 51 ??? 355-358 2002

全著者名 論文名
Baba H., Katsuzaki H., Komiya T., Yamashita O., and Imai K. Rapid degradation of the silkworm diapause hormone by trypsin and its suppression by VAP-map, a synthtic analog of the cuticular peptide of silkworm, BmACP-6.7(VAP-Peptide)
学術雑誌名 ページ 発行年
Biosci.Biotech.Biochem. 65 5 1033-1037 2001

全著者名 論文名
今井邦雄 カイコ休眠ホルモンへの天然物有機化学からのアプローチ
学術雑誌名 ページ 発行年
日本比較内分泌学会ニュース ??? 103 15-22 2001

全著者名 論文名
Imai, K. Approach towards Bombyx diapause hormone from natural organic chemistry (Invited)
学術雑誌名 ページ 発行年
Newsletter of Japan Society for Comparative Endocrinology ??? 103 15-22 2001

全著者名 論文名
Katagiri, N., Imai, K. and Yamashita, O. Multiple gene expression up-regulated by diapause hormone in developing ovaries of the silkworm, Bombyx mori
学術雑誌名 ページ 発行年
J. Insect Biotechnol. Sericol. 70 ??? 113-120 2001

全著者名 論文名
Moribe, Y., Niimi, T., Yamashita, O. and Yaginuma, T. Samui, a novel cold-inducible gene, encoding a protein with a BAG domain similar to silencer of death domains (SODD/BAG-4), isolated from Bombyx diapause eggs
学術雑誌名 ページ 発行年
Eur. J. Biochem. 268 ??? 3432-3442 2001

全著者名 論文名
Sakai, M., Wu, C. and Suzuki, K. Nucleotide and deduced amino acid sequences of a cDNA encoding a lipocalin protein in the central nervous system of Bombyx mori
学術雑誌名 ページ 発行年
J. Insect Biotechnol. Sericol. 70 ??? 105-111 2001

全著者名 論文名
Song, H.-S., An, Y., Yamashita, T. and Suzuki, K. Antheraea yamamai paralytic peptide induces egg diapause as well as larval paralysis in Bombyx mori: the primary sequence-activity correlations
学術雑誌名 ページ 発行年
J. Insect Biotechnol. Sericol. 70 ??? 33-38 2001

全著者名 論文名
Suzuki K., Hayashi H., Katsuzaki H., Komiya T., and Imai K. Isolation and structure of new lipophilic peptide, Pb CP-8.3, from the cuticle of the pink shrimp, Pandalus borealis
学術雑誌名 ページ 発行年
ITE Letters on Batteries, New Technologies and Medicine 2 ??? 59 2001

全著者名 論文名
Suzuki K., Okamori M., Katsuzaki H., Komiya T., and Imai K. Isolation and characterizationof the novel lipophilic protein, PB CP-12.7, from the shell of the pink shrimp, Pandalus borealis
学術雑誌名 ページ 発行年
Biosci.Biotech.Biochem. 65 5 1038-1044 2001

全著者名 論文名
柳沼利信・新美輝幸・森部頼子・森田昭広 カイコは環境温度をどのようにライフスパン調節に利用するか. 胚休眠システムの観点から
学術雑誌名 ページ 発行年
化学と生物 39 ??? 592-599 2001

全著者名 論文名
Yaginuma, T., Niimi, T., Moribe, Y. and Morita, A. How do silkworms utilize the information of environmental temperatures to regulate their life-span?: from the viewpoint of embryonic diapause system (Invited)
学術雑誌名 ページ 発行年
Kagaku to Seibutsu 39 ??? 592-599 2001

全著者名 論文名
Shiomi, K., Niimi, T., Imai, K. and Yamashita, O. Structure of the VAP-peptide (BmACP-6.7) gene in the silkworm, Bombyx mori and a possible regulation of its expression by BmFTZ-F1
学術雑誌名 ページ 発行年
Insect Biochem. Molec. Biol. 30 ??? 119-125 2000

全著者名 論文名
Ishida, Y., Niimi, T. and Yamashita, O. The cis-regulatory region responsible for the BomDH-PBAN gene expression in FXPRLamide peptide producing neurosecretory cells of the transformed Drosophila
学術雑誌名 ページ 発行年
J. Seric. Sci. Jpn. 69 ??? 111-119 2000

全著者名 論文名
山下興亜・新美輝幸 カイコから学ぶ休眠物語
学術雑誌名 ページ 発行年
遺伝 54 ??? 65-69 2000

全著者名 論文名
Yamashita, 0. and Niimi, T. Diapause story learning from silkworms (Invited)
学術雑誌名 ページ 発行年
Iden 54 ??? 65-69 2000

全著者名 論文名
Ishida, Y., Niimi, T. and Yamashita, O. The stage- and cell-specific expression of the Bombyx mori diapause hormone-pheromone biosynthesis activating neuropeptide (BomDH-PBAN) gene in the transformed Drosophila
学術雑誌名 ページ 発行年
J. Seric. Sci. Jpn. 68 ??? 417-427 1999

全著者名 論文名
Yaginuma, T. and Yamashita, O. Oxygen consumption in relation to sorbitol utilization at the termination of diapause in eggs of the silkworm, Bombyx mori
学術雑誌名 ページ 発行年
J. Insect Physiol. 45 ??? 621-627 1999

B.国際会議発表論文(International Conferences)
全著者名 論文名
Suzuki, K., Tanaka, H. and An, Y. Significance of specific factors produced throughout diapause in first instar larvae and adults (Invited)
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発表年
XXI International Congress of Entomology Foz do Iguassu, Brazil ??? ??? 2000

全著者名 論文名
Yamashita, O., Shiomi, K., Ishida, T., Katagiri, N. and Niimi, T. Insights for future studies on embryonic diapause promoted by molecular analyses of diapause hormone and its action in Bombyx mori (Invited)
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発表年
XXI International Congress of Entomology Foz do Iguassu, Brazil ??? ??? 2000

C.著書(Books)
全著者名 書名
鈴木幸一 休眠の人工覚醒法と休眠制御物質. 休眠の昆虫学(田中誠二・檜垣守男・小滝豊美編)
出版者名 出版場所 ISBN番号 ページ 発行年
東海大学出版会 秦野 ISBN4-486-01642-4 293-304 2004

全著者名 書名
Suzuki, K. Procedure of artificial termination of diapause and diapause-control substances. In Insect Diapause (Tanaka, S., Higaki, M., Kotaki, T., eds.)
出版者名 出版場所 ISBN番号 ページ 発行年
Tokai Univ. Press Hatano ISBN4-486-01642-4 293-304 2004

全著者名 書名
今井邦雄 休眠ホルモン. 農芸化学の事典 (鈴木昭憲・荒井綜一編)
出版者名 出版場所 ISBN番号 ページ 発行年
朝倉書店 東京 ??? 172-174 2003

全著者名 書名
Imai, K. Diapause hormone. In Dictionary of Agricultural Chemistry (Suzuki, A. and Arai, S., eds.)
出版者名 出版場所 ISBN番号 ページ 発行年
Asakura Shoten Tokyo ??? 172-174 2003

全著者名 書名
Miya. K. The early embryonic development of Bombyx mori -An ultrastructural point of view- (Yaginuma, T. and Suzuki, K., eds.)
出版者名 出版場所 ISBN番号 ページ 発行年
Gendaitosho Sagamihara ISBN4-906666-25-6 1-211 2003

全著者名 書名
Suzuki, K., Tanaka, H. and An, Y. Significance of specific factors produced throughout diapause in first instar larvae and adults. in Insect Timing: Circadian Rhythmicity to Seasonality (Denlinger, D. L., Giebultowicz, J. M. and Saunders, D. S., eds.)
出版者名 出版場所 ISBN番号 ページ 発行年
Elsevier Science Amsterdam ISBN0-444-50608-X 185-198 2001

全著者名 書名
鈴木幸一 昆虫の休眠を調節するホルモン. 昆虫から学ぶ生きる知恵(第15回「大学と科学」公開シンポジウム組織委員会編)
出版者名 出版場所 ISBN番号 ページ 発行年
クバプロ 東京 ISBN4-87805-003-9 68-77 2001

全著者名 書名
Suzuki, K. Insect diapause-controlling hormones. In Learning from Insects (15th 'University and Sciences' Symposium, ed.)
出版者名 出版場所 ISBN番号 ページ 発行年
Kuba Pro. Tokyo ISBN4-87805-003-9 68-77 2001

全著者名 書名
Yamashita, O., Shiomi, K., Ishida, T., Katagiri, N. and Niimi, T. Insights for future studies on embryonic diapause promoted by molecular analyses of diapause hormone and its action in Bombyx mori. In Insect Timing: Circadian Rhythmicity to Seasonality (Denlinger, D. L., Giebultowicz, J. M. and Saunders, D. S., eds.)
出版者名 出版場所 ISBN番号 ページ 発行年
Elsevier Science Amsterdam ISBN0-444-50608-X 145-153 2001

D.特許等取得状況
特許等名称 発明者名
冬虫夏草より見いだされた新規抗酸化活性物質とその利用 相薗泰生・今井邦雄・今村利勝
権利者名 種類 出願番号 出願年月日 設定登録年月日
相薗泰生・今井邦雄・今村利勝 発明 特願2004-48805 平成16年2月24日 ???

特許等名称 発明者名
昆虫の休眠卵誘導剤およびその休眠卵産出方法 塚田益裕・清野敦・鈴木幸一・安嬰・宋紅生
権利者名 種類 出願番号 出願年月日 設定登録年月日
独立行政法人農業生物資源研究所 発明 特許第3475239号 平成15年9月26日 ???

特許等名称 発明者名
美白剤および美白用皮膚外科用剤 多田貴広・今井邦雄・大西一臣
権利者名 種類 出願番号 出願年月日 設定登録年月日
多田貴広・今井邦雄・大西一臣 発明 特願2002-49778 平成14年2月26日 ???

特許等名称 発明者名
化粧料用または皮膚外科用剤用組成物 多田貴広・今井邦雄・大西一臣
権利者名 種類 出願番号 出願年月日 設定登録年月日
多田貴広・今井邦雄・大西一臣 発明 特願2001-393915 平成13年12月26日 ???

特許等名称 発明者名
遺伝子Any−RFならびに休眠制御物質およびその製造方法 小瀧豊美・塚田益裕・鈴木幸一・楊平
権利者名 種類 出願番号 出願年月日 設定登録年月日
農林水産省蚕糸・昆虫農業技術研究所 発明 特許第3023790号 平成12年1月21日??? ???


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