平成13年度日本学術振興会未来開拓学術研究推進事業研究成果報告書概要



研究推進分野名 感染と生体防御
 
研究プロジェクト名 病原細菌の感染動態とその制御法
 
(英文名) Mechanisms of Epithelial Infection by Enteropathogenic Bacteria and its Application for Control
 
研究期間 平成9年度 〜 平成13年度

プロジェクト・リーダー名 研究経費 303,215千円
氏名・所属研究機関
所属部局・職名
笹川千尋 ・東京大学 ・医科学研究所 ・教授 内訳 平成  9年度60,902千円
平成 10年度63,414千円
平成 11年度58,578千円
平成 12年度57,313千円
平成 13年度63,008千円

1.研究組織

氏名 所属機関・部局・職 研究プロジェクトでの役割分担
戸辺 亨 大阪大学・大学院医学系研究科・助教授 O157の感染機構の解明
鈴木敏彦 東京大学・医科学研究所・講師 赤痢菌の感染機構の解明
立野一郎 東京大学・医科学研究所・助手 O157の感染機構の解明
奥田 潤 東京大学・医科学研究所・助手 赤痢菌の感染機構の解明
三室仁美 東京大学・医科学研究所・技術官 赤痢菌の感染機構の解明
安倍裕順 東京大学・医科学研究所・技術官 O157の感染機構の解明

2.研究計画の概要

病原細菌の感染とそれによる感染症の発症に至る過程は複雑で、感染素過程における病原体と宿主の相互作用により決定される。本プロジェクトでは粘膜感染の初期過程に重要な病原細菌の付着・密着・侵入・拡散(細胞間感染)機構を解明するために、病原性大腸菌群のそれら感染動態を明らかにすることを計画した。具体的には、(i) 赤痢菌の上皮細胞および食細胞侵入機構および細胞間感染機構の解明、(ii) 腸管出血性大腸菌(O157と略)の病原因子の同定および密着性付着機構および密着性付着因子発現制御機構の解明、(iii) 腸管病原性大腸菌(EPECと略)の束状線毛による付着機構の解明を行ない、さらにこれらの知見をもとに当該病原細菌の感染動物モデルおよびその感染制御法の開発を目指すことを計画した。

3.研究目的
A. 赤痢菌の細胞侵入および細胞間感染機構の解明
・上皮細胞および食細胞侵入機構とその誘導に関わる細菌エフェクター蛋白質の同定および分泌機構の解明。
・赤痢菌のアクチン重合に基づく細胞内運動と細胞間感染機構の解明。
B. O157の病原因子の同定および密着性付着機構の解明
・O157Sakai株(1996年の境市で発生した大規模食中毒原因菌)の全ゲノム解析およびゲノム情報に基づく上皮細胞密着性付着に関わる遺伝因子の同定。
C. O157の腸上皮細胞への密着性付着機構の解明。
D. O157の密着性付着因子の発現調節機構の解明。
E. O157のマウス定着モデルの開発。
F. EPECの束状線毛による細胞付着機構の解明
・束状線毛による付着決定機構の解明。
・束条線毛プラスミドのゲノム解析。
Citrobacter rodentium によるEPECマウス感染モデルの作成。

4.研究成果の概要
4−1 研究計画、目的に対する成果
赤痢菌の細胞侵入および細胞間感染機構の解明:本菌の上皮細胞およびマクロファージへの感染機構を解明するとともに、その過程に関わるエフェクターを同定し、さらにエフェクターの分泌装置(タイプIII分泌)の超微細構造を明らかにした。また赤痢菌が上皮細胞内で一群のエフェクターを分泌し、それらが核内移行性蛋白質であることを見い出した。一方上皮細胞内における赤痢菌のアクチン重合誘導に必要な宿主因子としてN-WASP, Cdc42,プロフィリンを同定し、アクチン重合機構よる細胞内・間拡散モデルを提唱した。
O157の病原因子の同定および密着性付着機構の解明:O157Sakiの全塩基配列決定に参画するとともに、ゲノム的アプローチにより主要な付着因子を検索・同定した。また本菌の密着性付着は2段階で行なわれ、それに関わる因子とその分泌輸送にタイプIII分泌機構が重要な役割を果たしていることを示した。一方岐阜大薬学部の森教授との共同研究でO157の定着性を示すマウスの検索を行ない、ある系統が本菌の腸粘膜定着に感受性であることを明かにした。
EPECの束状繊毛による付着決定機構の解明:束状線毛はEPECのヒト腸上皮細胞への初期付着に重要であり、また付着細胞の種特異性の決定にも関与していることを明らかにした。また束状線毛合成遺伝子群およびその調節遺伝子をコードする69-kbプラスミドの全ゲノムを決定しその遺伝子構造を明らかした。Citrobacter rodentium がEPECと類似の付着性遺伝子群を有しマウス腸管へ上皮過形成を誘導しマウスを死にいたらしめることを示した。本菌の付着遺伝子をEPECへ移入してマウス感染が成立するか現在鋭意検討中である。

4−2 研究計画、目的外の成果
本研究により得られた成果を基に、我が国でも大きな問題となっているヘリコバクターピロリーの胃粘膜上皮への感染に対する宿主細胞応答の研究プロジェクトを開始することができた。その結果、感染を通じてヘリコバクターから胃粘膜上皮に分泌されるCagAが宿主細胞でリン酸化を受けることを見い出した(J. Exp. Med. 2000)。

4−3 研究成果の展望
細菌の感染初期に最も重要な付着・密着・侵入・拡散(細胞間感染)は感染の成立、宿主応答および病態形成に深く関わり、感染症の発症病理の理解とともに感染制御法を開発するためにも重要となる。一方、細菌の感染現象の解明は生物の普遍原理を発見する糸口としても大きな貢献を果たしている。本研究ではこれらの両側面を考慮しつつ、社会的に重要な3種の腸管病原性細菌(赤痢菌、O157, EPEC)の粘膜感染現象の解明を通じて、それまで多くが不明であった粘膜感染動態(感染と宿主応答)を明らかにすることを意図して行なわれた。赤痢菌の研究においては、細菌学と細胞生物学領域を融合した新しい領域"Cellular Microbiology"の 創成に貢献し、本研究成果は国際的にも注目されている(2002年のゴードン会議招待講演)。一方、O157の全ゲノム配列が我が国で昨年に決定されたが、本プロジェクトで得られた病原性遺伝子群に関する知見はO157の病原性の本体を明らかにするうえで決定的な役割を果たした。さらにゲノム配列に基づきDNAマイクロアレーを作成し(宮崎大医学部林哲也教授との共同研究)、今後O157の感染動態を遺伝子発現情報を基にさらに詳しく解析する道が拓かれた。本未来開拓のプロジェクトリーダーの一人である慶応大学の小安重夫教授が開発した種々のノックアウトマウスは、細菌の粘膜感染における宿主免疫応答を解明するために有用である。本プロジェクトでえられた知見をもとに、細菌の粘膜感染現象と免疫応答との相互関係を解明するため小安教授と共同研究を進行している。

4−4 本事業の趣旨に鑑み、果たした役割
(i) 赤痢菌:赤痢菌のマクロファジ感染機構と(JBC, 2001)、国外研究者による本菌の炎症応答機構の研究により、炎症誘導性を適度に抑止した副作用の少ない安全弱毒ワクチンの開発が可能となった。現在コアーメンバーの鈴木敏彦がその知見をもとにPRESTさきがけ21(生体と制御)で新規赤痢ワクチンを開発中である。また赤痢菌の一群のエフェクターを分泌するタイプIII分泌装置はグラム陰性病原細菌に広く分布し、本研究でその構造および主要な構成成分が明らかにされた(EMBO J)。また本研究で確立された本分泌装置の精製法は他の細菌においても有用であることから(PNAS,2001)、Methods in Enzymologyにその方法が発表される(2002)。また本分泌装置を標的にした阻害剤あるいはコンポーネントワクチンの開発が期待されている。
(ii) O157:O157の病原因子をゲノム的アプローチにより網羅的に解析した結果、O157の主要な上皮細胞付着因子が同定され(Infect Immu, 2000, 2001)、また付着動態が明かとなった。O157は我が国および欧米諸国では依然大きな問題であり、本研究も参画して行なわれた全ゲノム配列の決定により(DNARes. 2001)、今後ゲノムのみならずプロテオームの網羅的解析が可能となり、本菌の病原性と感染動態および宿主応答の解明に大きく貢献すると思われる。
(iii) EPEC:本菌は束状線毛によりヒトの腸上皮細胞へ特異的に付着することを見い出した(Cell Microbiol. 2002)。この束状線毛の先端にあるBfpAが宿主細胞表層物質を認識して付着特異性を発揮していると考えられている。したがって、BfpAが認識するヒト特異的受容体を同定することにより、その阻害剤の開発、あるいはヒト型受容体を発現するトランスジェニックマウスを作成し動物感染モデルを開発することが可能となる。

5.キーワード

(1)病原細菌、(2)感染、(3)宿主応答
(4)病原性、(5)粘膜、(6)病原微生物
(7)感染症、(8)エフェクター、(9)発症

6.研究成果発表状況

A.学術雑誌論文(Journal Papers)
全著者名 論文名
Toshihiko Suzuki, Hitomi Mimuro, Shiro Suetsugu, Hiroaki Miki, Tadaomi Takenawa and Chihiro Sasakawa Neural Wiskott-Aldrich syndrome protein (N-WASP) is the specific ligand for Shigella VirG among the WASP family and determines the host cell type allowing actin-based spreading
学術雑誌名 ページ 発行年
Cell. Microbiol ??? ??? ??? 2002(Inpress)

全著者名 論文名
Sei Yoshida, Eisaku Katayama, Asaomi Kuwae, Hitomi Mimuro Toshihiko Suzuki and Chihiro Sasakawa Shigella deliver an effector protein to trigger host microtubule destabilization, which promotes Rac1 activity and efficient bacterial internalization
学術雑誌名 ページ 発行年
EMBO J ??? ??? ??? 2002(revised)

全著者名 論文名
Hiroyuki Abe, Ichiro Tatsuno, Toru Tobe, Akiko Okutani and Chihiro Sasakawa. Bicarbonate ion stimulates the expression of LEE-encoded genes in enterohaemorrhagic Escherichia coli O157:H7
学術雑誌名 ページ 発行年
Infect. Immun ??? ??? ??? 2002(in press)

全著者名 論文名
Koich Tamano Eisaku Katayama Takahito Toyotome and Chihiro Sasakawa Shigella Spa32 is an essential secretory protein for functional type III secretion machinary and uniformity of its needle length
学術雑誌名 ページ 発行年
J. Bacteriol. 184 ??? 1244-1252 2002

全著者名 論文名
Toru Tobe and Chihiro Sasakawa Species specific cell adhesion of enteropathogenic Escherichia coli is mediated by type IV bundle-forming pili
学術雑誌名 ページ 発行年
Cell. Microbiol. 4 ??? 29-42 2002

全著者名 論文名
Toshihiko Suzuki and Chihiro Sasakawa Shigella VirG mediated actin-based motility in mammalian cells. Mini-review (Invited)
学術雑誌名 ページ 発行年
Infect. Immun. 69 ??? 5959-5966 2001

全著者名 論文名
Kachiko Sekiya, Minako Ohishi, Tomoaki Ogino, Koichi Tamano, Chihiro Sasakawa and Akio Abe Suermolecular structure of the enteropathogenic Escherichia coli type III secretion system and its direct interaction with the EspA-sheath-like structure
学術雑誌名 ページ 発行年
Proc Natl. Acd. Sci USA 98 ??? 11638-11643 2001

全著者名 論文名
Ichiro Tatsuno, Masanori Horie, Hiroyuki Abe, Takeyoshi Miki, Kozo Makino, Hideo Shinagawa, Haruhiko Taguchi, Shigeru Kamiya, Tetsuya Hayash and Chihiro Sasakawa The toxB gene on pO157 of enterohaemorrhagic Escherichia coli O157:H7 required for full adherence phenotype to epithelia cells
学術雑誌名 ページ 発行年
Infect. Immun, 69 ??? 6660-6669 2001

全著者名 論文名
Asaomi Kuwae, Sei Yoshida, Koich Tamano, Hitomi Mimoro, Toshihiko Suzuki, and Chihiro Sasakawa Shigella invasion of macrophage requires the insertion of IpaC into the host plasma membrane
学術雑誌名 ページ 発行年
J. Biol Chem. 276 ??? 32230-32239 2001

全著者名 論文名
Tetsuya Hayashi, Kozo Makino, Makoto Ohnishi, Ken Kurokawa, Kazuo Ishiii, Katsuhi Yokoyama, Chan-Gyun Hans, Eiichi Otsubo, Takahiro Nakayama, Takahiro Murata, Masashi Tanaka, Toru Tobe, Tetsuya Iida, Hideo Takami, Takeshi Honda, Shihiro Sasakawa, Naotake Ogasawara, Teruo Yasunaga, Satoru Kuhara, Tadayoshi Shiba, Masahira Hattori, Hideo Shinagawa Complete genome sequence of enterohemorrhagic Escherichia coli O157:H7 and genomic comparison with laboratory strain K-12
学術雑誌名 ページ 発行年
DNA Res. 8 ??? 11-22 2001

全著者名 論文名
Simon, J. Elliott, Efrosinia O. Krejany, Jay L. Mellies, Roy, M. Robins-Browone, Shihiro Sasakawa and James B. Kaper. EspG a novel type III system-secreted protein from enteropathogenic Escherichia coli with similarities to VirA of Shigella flexneri
学術雑誌名 ページ 発行年
Infet. Immun. 69 ??? 4027-4033 2001

全著者名 論文名
Chang-Gyun Han, Yasuyuki Shiga, Toru Tobe, Chihiro Sasakawa and Eiichi Otsubo. Structural and functional characterization of IS679 and IS66-family elements
学術雑誌名 ページ 発行年
J. Bacteriol. 183 ??? 4296-4304 2001

全著者名 論文名
Toru Tobe and Chihiro Sasakawa Role of bundle-formaing pilus of enteropathogenic Eschrichia coli host cell adherence and in microcolony development
学術雑誌名 ページ 発行年
Cell. Microbiol. 3 ??? 579-585 2001

全著者名 論文名
Takahito Toyotome, Toshihiko Suzuki, Asaomi Kuwae, Takashi Nonaka, Hiroyuki Fukuda, Shinobu Imajoh-Ohmi, Toshihiko Toyofuku, Masatsugu Hori and Chihiro Sasakawa Shigella protein IpaH9.8 is secreted from bactera within mammalian cell and transported to the nucleus
学術雑誌名 ページ 発行年
J. Biol. Chem. 276 ??? 32071-32079 2001

全著者名 論文名
Momoyo Asahi, Takeshi Azuma, Shigeji Ito, Yoshiyuki Ito, Hiroyuki Suto, Yukifumi Nagai, Misao Tsubokawa, Yumi Tohyama, Shin Maeda, Masao Omata, Toshihiko Suzuki and Chihiro Sasakawa Helicobacter pylori CagA protein can be tyrosine phosphotylated in gastric epithelial cells
学術雑誌名 ページ 発行年
J. Exp. Med. 191 ??? 593-602 2000

全著者名 論文名
Yasuko Honma, Shihiro Sasakawa, Takao Tsuji and Masaaki Iwanaga Effect of erythromycin on Shigella infection of Caco-2 cells
学術雑誌名 ページ 発行年
FEMS Immunol. Med. Microbiol. 27 ??? 139-145 2000

全著者名 論文名
Harry Sakellaris, Nerissa K. Hannink, Kumar Rajakumar, Dieter Bulach, Meredith Hunt, Chihiro Sasakawa and Ben Adler Curli loci of Shigella spp.
学術雑誌名 ページ 発行年
Infet. Immun. 68 ??? 3780-3783 2000

全著者名 論文名
Toshihiko Suzuki, Hitomi Mimuro, Hiroaki Miki, Tadaomi Takenawa, Takuya Sakai, Hiroyuki Nakanishi, Yoshimi Takai and Chihiro Sasakawa Rho family GTPase Cdc42 is essential for the actin-based motility of Shigella in mammalian cells
学術雑誌名 ページ 発行年
J. Exp. Med. 191 ??? 1905-1920 2000

全著者名 論文名
Hitomi Mimuro, Toshihiko Suzuki, Shiro Suetsugu, Hiroaki Miki, Tadaomi Takenawa and Chihiro Sasakawa Profilin is required for sustaining efficient intra- and intercellular spreading of Shigella flexneri
学術雑誌名 ページ 発行年
J. Biol. Chem. 275 ??? 28893-28901 2000

全著者名 論文名
Koichi Tamano, Shinichi Aizawa, Eisaku Katayama, Takashi Nonaka, Shinobu Imajo-Ohmi, Asaomi Kuwae, Shinya Nagai and Chihiro Sasakawa. Superamolecular structure of the Shigella type III secretion machinery: the needle part is changeable in length and essential for delivery of effectors.
学術雑誌名 ページ 発行年
EMBO J. 19 ??? 3876-3887 2000

全著者名 論文名
Ichiro Tatsuno, Hiroshi Kimura, Akiko Okutani, Kyoko Kanamaru, Hiroyuki Abe, Shinya Nagai, Kozo Makino, Hido Shinagawa, Mitsukate Yoshida, Katsuhiro Sato, Jyunich Nakamoto, Toru Tobe and Chihiro Sasakawa Isolation and characterization of mini-Tn5Km2 insertion mutants of Enterohemorrhagic Escherichia coli O157:H7 deficient in adherence to Caco-2 cells
学術雑誌名 ページ 発行年
Infect. Immun. 68 ??? 5943-5952 2000

全著者名 論文名
Kyoko Kanamaru, Kengo Kanamaru, ichiro Tatsuno, Toru Tobe and Chihiro Sasakawa SdiA, an Escherichia coli homologue of quorum-sensing regulators, controls the expression of virulence factors in enterohaemorrhagic Escherichia coli O157:H7
学術雑誌名 ページ 発行年
Mol. Microbiol. 38 ??? 805-816 2000

全著者名 論文名
Kyoko Kanamaru, Kengo Kanamaru, Ichiro Tatsuno, Toru Tobe and Chihiro Sasakawa Regulation of virulence factors of enterohemorrhagic Escherichia coli O157:H7 by self-produced extracellular factors
学術雑誌名 ページ 発行年
Biosci. Biotechnol. Biochem. I64 ??? 2508-2511 2000

全著者名 論文名
Tatsushi Yokoyama, Kozo Makino, Yoshino Kubota, Motoji Watanabe, Shigenobu Kimura, Chikako H. Yutsudo, Ken Kurokawa, Kasuo Ishii, Masahira Hattori, Ichiro Tatsuno, Hiroyuki Abe, Myonsun Yoh, Tetsuya Iida, Makoto Ohnishi, Tetsuy Hayashi, Teruo Yasunaga, Takeshi Honda, Chihiro Sasakawa and Hideo Shinagawa Complete nucleotide sequence of the prophage VT1-Sakai carrying the Shiga toxin1 gene of the enterohemorrhagic Escherichia coli O157:H7 strain derived from the Sakai outbreak
学術雑誌名 ページ 発行年
Gene 258 ??? 127-139 2000

全著者名 論文名
Toru Tobe, Ichiro Tatsuno, Eisaku Katayama, Cheng-Yen Wu, Gary K. Schoolnik, and Chihiro Sasakawa A novel chromosoma locus of enteropathogenic Escherichia coli (EPEC), which encodes a bfpT-regulated chaperone-like protein, TrcA, involved in microcolony-formation by EPEC
学術雑誌名 ページ 発行年
Mol. Micobiol. 33 ??? 741-752 1999

全著者名 論文名
Takashi Nonaka, Asaomi Kuwae, Chihiro Sasakawa and Shinobu Imajoh-Ohmi Shigella flexenri YSH6000 induces two types of cell death, apoptosis and oncosis, in the differentiated human monoblastic cell line U937
学術雑誌名 ページ 発行年
FEMS Microbiol. Letter. 174 ??? 89-95 1999

全著者名 論文名
Toru Tobe, Tetsuya Hayashi, Chang-Gyun Han, Gary K. Schoolnik, Eiichi Ohtsubo and Chihiro Sasakawa Cpmplete DNA sequence and structural analysis of the entero-adherent factor (EAF) plasmid of enteropathogenic Escherichia coli
学術雑誌名 ページ 発行年
Infect. Immun. 67 ??? 5455-5462 1999

全著者名 論文名
Masayoshi Kato, Hiroaki Miki, Kohsuke Imai Shigeaki Nonoyama, Toshihiko Suzuki, Chihiro Sasakawa and Tadaomi Takenawa Wiskott-Aldrich syndrome protein induces actin clustering without direct binding to Cdc42
学術雑誌名 ページ 発行年
J. Biol. Chem. 274 ??? 27225-27230 1999

全著者名 論文名
Kozo Makino, Katsushi Yokoyama, Yoshino Kubota, Chikako H. Yutsudo, Shigenobu Kimura, Ken Kurokawa, Kazuo Ishii, MJasahiro Hattori, Ichiro Tatsuno, Hiroyuki Abe, Tetsuya Iida, Koichiro Yamamoto, Makoto Onishi, Tetsuya Hayashi, Teruo Yasunaga, Takeshi Honda, Chihiro Sasakawa, and Hideo Shinagawa Complete nucleotide sequence of the prophage VT2-Sakai carrying the verotoxin 2 genes of the enterohemorrhagic Escherichia coli O157:H7 derived from the Sakai outbreak
学術雑誌名 ページ 発行年
Genes Genet. Syst. 74 ??? 227-239 1999

全著者名 論文名
Toshihiko Suzuki, Hiroaki Miki, Tadaomi Takenawa and Chihiro Sasakawa Neural Wiskott-Aldrich syndrome protein is implicated in the actin-based motility of Shigella flexneri
学術雑誌名 ページ 発行年
EMBO J. 17 ??? 2767-2776 1998

全著者名 論文名
Masahisa Watarai, Toshio Sato, Midori Kobayashi, Takeshi Shimizu, Shinji Yamasaki, Toru Tobe, Chihiro Sasakawa and Yoshifumi Takeda Identification and characterization of a newly isolated Shiga toxin-converting phage from Shiga toxin-producing Escherichia coli
学術雑誌名 ページ 発行年
Inect. Immun. 66 ??? 4100-4107 1998

全著者名 論文名
Nobuhiko Okada, Ichiro Tatsuno, Emanuel Hanski, Michael Caparon and Chihiro Sasakawa Streptococcus pyogenes protein F promotes invasion of HeLa cells
学術雑誌名 ページ 発行年
Microbiology 144 ??? 3079-3086 1998

全著者名 論文名
Masahisa Watarai Yoichi Kamata Shunji Kozaki and Chihiro Sasakawa rho, a small GTP-binding protein, is essential for Shigella invasion of epithelial cells
学術雑誌名 ページ 発行年
J. Exp. Med. 185 ??? 281-292 1997

全著者名 論文名
Nobuhiko Okada, Masahisa Watarai, Emanuel Hanski, Michael Caparon and Chihiro Sasakawa A matrix form of fibronectin mediates enhanced binding of Streptococcus pyogenes to host tissue
学術雑誌名 ページ 発行年
J. Biol. Chem. 272 ??? 26978-26984 1997

全著者名 論文名
Kumar Rajakumae, Chihiro Sasakawa and Ben Adler An evolutionary perspective on a composite Shigella flexneri 2a virulence plasmid-borne eomprising three genetic elements
学術雑誌名 ページ 発行年
FEMS Microbiol. Letter. 144 ??? 13-20 1997

全著者名 論文名
Kumar Rajakumae, Chihiro Sasakawa and Ben Adler Identification of a chromosomal Shigella flexneri multi-antibiotic resistance locus which shares sequence and organizational similarilty with the resistance region of the plasmid NR1
学術雑誌名 ページ 発行年
Plasmid 37 ??? 159-168 1997

全著者名 論文名
Noboru Nakata, Masanori Matsuoka, Yoshiko Kashiwabara, Nobuhiko Okada, Chihiro Sasakawa Nucleotide sequence of the Mycobacterium leprae katG region
学術雑誌名 ページ 発行年
J. Bacteriol. 179 ??? 3053-3057 1997

全著者名 論文名
Jerome M. Durand, Grenn R. Bjork, Asaomi Kuwae, Masanosuke Yoshikawa and Chihiro Sasakawa The modified nucleotide 2-methylthio-N6-isopentenyladenosine in tRNA of Shigella flexneri is required for expression of virulence genes
学術雑誌名 ページ 発行年
J. Bacteriol. 179 ??? 5777-5782 1997

全著者名 論文名
Kumar Rajakumar, Chihiro Sasakawa and Ben Adler Use of novel approach termed 'island probing' identifies the Shigella she pathogenicty island encodes a homologue of the IgA protease-like family of proteins
学術雑誌名 ページ 発行年
Infect. Immun. 65 ??? 4606-4614 1997

C.著書(Books)
全著者名 書名
Koich Tamano, Shinichi Aizawa, and Chihiro Sasakawa Shigella type III secretion machinary
出版者名 出版場所 ISBN番号 ページ 発行年
Methods in Enzymol. ??? ??? ??? 2002(in press)

全著者名 書名
笹川千尋 腸管病原細菌の上皮細胞侵入機構(免疫学アトラス)Mol. Med. 【免疫2002】
出版者名 出版場所 ISBN番号 ページ 発行年
中山書店 ??? ISSN 0918-6557 1-6 2002

全著者名 書名
笹川千尋 赤痢菌の腸粘膜感染、Mol. Med.【感染症発症の分子機構】(審良静男編)
出版者名 出版場所 ISBN番号 ページ 発行年
中山書店 ??? ISSN0918-6557 172-179 2002

全著者名 書名
笹川千尋 特集、感染するメカニズム、防御するメカニズム【細胞工学】(笹川千尋編)
出版者名 出版場所 ISBN番号 ページ 発行年
秀潤社 ??? ISSN0287-3796 154-156 2002

全著者名 書名
Chihiro Sasakawa Invasion. 【Mol. Med. Microbiol】 (Editor: M. Susmann)
出版者名 出版場所 ISBN番号 ページ 発行年
Academic Press ??? ??? 645-668 2001

全著者名 書名
笹川千尋 医科細菌学:改訂第3版(吉川昌之介、笹川千尋編)
出版者名 出版場所 ISBN番号 ページ 発行年
南江堂 ??? ??? ??? 2001

全著者名 書名
笹川千尋 病原細菌学【細菌の病原性と感染】(井内史郎・松崎昇編)
出版者名 出版場所 ISBN番号 ページ 発行年
講談社サイエンテイフィック ??? ??? ??? 1999

全著者名 書名
笹川千尋 病原細菌の上皮細胞侵入と細胞制御【生体応答学の新展開】(淀井淳司)
出版者名 出版場所 ISBN番号 ページ 発行年
??? ??? ??? ??? 1999

全著者名 書名
笹川千尋 微生物学実習提要:第2版
出版者名 出版場所 ISBN番号 ページ 発行年
東京大学医科学研究所学友会編 東京 ??? ??? 1998

全著者名 書名
鈴木敏彦、笹川千尋 アクチンを赤痢菌の上皮細胞感染(Special Review)【細胞工学】
出版者名 出版場所 ISBN番号 ページ 発行年
秀潤社 ??? ??? ??? 1998

全著者名 書名
笹川千尋 細菌の細胞への侵入【感染:ウイルス・細菌感染論の最前線】
出版者名 出版場所 ISBN番号 ページ 発行年
メヂカルレビュー社 ??? ??? ??? 1997


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