平成13年度日本学術振興会未来開拓学術研究推進事業研究成果報告書概要



研究推進分野名 細胞シグナリング
 
研究プロジェクト名 脂質キナーゼ、PI3−キナーゼの情報伝達における役割とその下流の伝達機構の解明−インスリン情報伝達機構を中心に
 
(英文名) Downstream Effectors of PI 3-kinase in Insulin Action
 
研究期間 平成10年度 〜 平成13年度

プロジェクト・リーダー名 研究経費 250,657千円
氏名・所属研究機関
所属部局・職名
春日雅人 ・神戸大学 ・大学院医学系研究科 ・教授 内訳 平成10年度51,046千円
平成11年度55,885千円
平成12年度52,500千円
平成13年度91,226千円

1.研究組織

氏名 所属機関・部局・職 研究プロジェクトでの役割分担
小川  渉 神戸大学・大学院医学系研究科・助手 インスリン作用におけるPI3−キナーゼの役割
野口 哲也 神戸大学・大学院医学系研究科・非常勤講師 細胞増殖におけるPI3‐キナーゼ
宮田  哲 神戸大学・大学院医学系研究科・助手 遺伝子転写調節におけるPI3−キナーゼの役割

2.研究計画の概要

 PI 3-キナーゼはホスファチジルイノシトール(PI)のイノシトール環のD-3位をリン酸化する脂質キナーゼの一種である。PI 3-キナーゼは、チロシンキナーゼ内臓型の受容体ならびにG蛋白共役型の受容体からの情報により活性化され、これらの受容体に結合するリガンドの各種の作用を伝達して細胞の生命活動に深く関与している。本研究プロジェクトの目的は、インスリンの情報伝達機構をひとつのモデルとして、情報伝達におけるPI 3-キナーゼの役割の解明ならびにその下流の分子の同定を細胞レベルならびに個体レベルで行うことである。本研究プロジェクトの遂行により、糖尿病、肥満、高血圧などに共通に認められる「インスリン抵抗性」の成因を明らかにしうる可能性があり、学術上のみならず社会的意義も非常に大きいプロジェクトである。

3.研究目的
本研究プロジェクトの具体的な研究目的は以下の通りである

1.個体レベルでのインスリン情報伝達におけるPI3-キナーゼの役割の解明。

2.細胞レベルでのインスリン情報伝達において、PI3-キナーゼの下流で働く分子を同定しそれらの役割
  を解明する。

3.個体レベルでのインスリン情報伝達におけるAkt(PKB)ならびにatypical PKCの役割の解明。

4.PI3-キナーゼの下流で働く新しい分子の同定。

4.研究成果の概要
4−1 研究計画、目的に対する成果
1.PI3-キナーゼの優位抑制型(dominant negative)の変異体をアデノウィルスベクターを用いてマウスの肝臓に発現することにより、糖尿病が発症することを見い出した。すなわち、PI3-キナーゼは個体レベルでのインスリン情報伝達に必要であることを明らかにした。
2.細胞レベルでのインスリン情報伝達において、Aktならびにatypical PKCがPI3-キナーゼの下流で働くことを見い出した。更に、Aktはインスリンの蛋白合成促進作用ならびにグリコーゲン合成酵素活性化作用に、またインスリン依存性PDE3B燐酸化に関与していることを見い出した。一方、atypical PKC (PKCλ) は肝細胞におけるインスリン依存性SREBP-1 mRNA量の増加ならびに脂肪細胞におけるインスリン依存性糖輸送の促進に関与していることを示唆する成績を得た。以上の成績は、細胞レベルにおいてインスリンの情報はPI3-キナーゼの下流においてさらに分岐して伝達されていることを示唆している。
3.Aktの優位抑制型を肝特異的あるいは脂肪細胞特異的に発現するトランスジェニックマウスを作製したが、何らかの表現型を呈するマウスは得られなかった。これは優位抑制型の効果を表現するのに十分な程度の量を発現できなかったためであり、用いた組織特異的プロモーター活性が弱かったなどいくつかの理由が考えられる。Atypical PKC (PKCλ)の欠損マウスは胎性致死であり、そこで組織特異的欠損マウスを作製した。肝特異的欠損マウスではインスリン感受性は良化すること、膵β細胞特異的欠損マウスではインスリン分泌の低下と膵島の肥大を見い出した。これらの成績は、個体レベルでもPKCλがPI3-キナーゼの下流でインスリン作用の伝達に関与していることを示唆している。
4.アフィニティカラムあるいはPHドメインのhomologyを利用した方法により、PI3-キナーゼの下流で働く新しい分子の同定も試みたが、そのような分子の同定には至らなかった。これはPI(3.4.5)3燐酸などの各種燐脂質化合物の合成ならびにその取り扱いが難しかった点ならびにPHドメインのhomologyがあまり高くなかったことが原因と考えられる。

4−2 研究計画、目的外の成果
 細胞レベルにおけるインスリンシグナリングを検討するにあたって、我々はPKCλがインスリンによるSREBP-1 mRNA量増加に関与していることを見い出した。このインスリンシグナリングをインスリン受容体から情報の流れとして解析すると、IRS-1に結合したPI3-キナーゼによってこのSREBP-1 mRNA量は制御されており、IRS-2に結合したPI3-キナーゼは関与していないことを示唆する成績を得た。すなわち、IRS-1/PI3-キナーゼ/PKCλという情報伝達分子の特異的共役の存在が示唆された。これらのシグナル伝達分子の特異的機能共役がどのような分子機序によっているかは「細胞シグナリング」の領域において今後の非常に重要な研究課題であり、発展が期待できる面白い分野と考えられた。

4−3 研究成果の展望
 本研究プロジェクトの成果のひとつは、細胞シグナリングで重要な働きをしていることが明らかなシグナル伝達分子の機能を個体レベルで評価し、これらの分子の疾病発症における役割を明らかにした点である。具体的には、細胞レベルでインスリンの代謝作用の情報伝達に必須であるPI3-キナーゼを、肝臓のみで阻害すると糖尿病が生じることを見い出した。この成果は、PI3-キナーゼをコードする遺伝子が糖尿病疾患感受性遺伝子となりうることを示唆している。従って、今後のこの分野の研究の流れとしては、細胞レベルにおけるシグナル伝達分子の同定→個体レベル(マウス)での評価→ヒトにおける当該分子の遺伝子多型の検討→疾病感受性遺伝子の同定となると考えられる。
 また、個体レベルでのシグナル伝達分子の機能評価のために、アデノウイルスベクターを用いた肝臓特異的遺伝子発現や組織特異的遺伝子欠損マウスの作製などいくつかの方法論を確立したことは本研究プロジェクトの一定の成果と言えるが、今後は時期特異的遺伝子欠損マウスや時期特異的かつ組織特異的遺伝子欠損マウスを作製することにより、シグナル伝達分子の個体レベルにおけるより詳細な機能解析システムの確立が重要になると考えられる。

4−4 本事業の趣旨に鑑み、果たした役割
 本研究プロジェクトの成果は、シグナル伝達分野の研究は今後2つの方向、すなわち「よりミクロ」と「よりマクロ」の方向に分かれて発展すべきであることを示唆している。本研究プロジェクトの成果は細胞レベルにおけるシグナル伝達分野の研究の方法論がほぼ確立され、細胞レベルでのこの分野の研究は今後も順調に進展しうることを示した。更に、「よりマクロ」へという個体レベルにおけるシグナル伝達分野の研究の方法論も確立しつつあり、この分野においても一定の成果が得られることを本研究プロジェクトの成果は示した。しかしながら、個体レベルの研究は未だ検討すべき点が多いのも事実であり、今後の更なる検討が必要である。また、この分野は特に疾病の成因との関連で今後さらに発展することが予想され、本研究の成果はそのためのひとつのモデルとなることが期待される。もうひとつの方向は、「よりミクロへ」、すなわち単一の細胞内において伝達分子ならびにシグナルがどのような機序で時間的・空間的に局在するかという機序の分子基盤を明らかにする方向である。本研究プロジェクトは、インスリンシグナリングにおいて特定のシグナル伝達分子間の特異的共役が生じるという事象が存在することは示しえたが、その機序迄は追求しえなかった。「よりミクロへ」という方向は細胞シグナリングの未来開拓につながる重要な研究領域と考えられ、今後の発展が十分期待される。

5.キーワード

(1)PI3−キナーゼ、(2)Akt(PKB)、(3)atypical PKC
(4)インスリンシグナリング、(5)アデノウィルスベクター 、(6)組織特異的遺伝子欠損マウス
(7)糖尿病、(8)インスリン抵抗性

6.研究成果発表状況

A.学術雑誌論文(Journal Papers)
全著者名 論文名
Michihiro Matsumoto, Wataru Ogawa, Kiyoshi Teshigawara, Hiroshi Inoue, Kazuaki Miyake, Hiroshi Sakaue, and Masato kasuga Role of the IRS-1 and PI3-kinase signaling pathway in insulin-induced expression of SREBP-1c and glucokinase genes in rat hepatocytes.
学術雑誌名 ページ 発行年
Diabetes 51 ??? 1672-1680 2002

全著者名 論文名
Hiroshi Sakaue, M Konishi, Watarau Ogawa, T asaki, Toshiyuki Mori, M Yamasaki, M Takata, H Ueno, S Kato, Masato Kasuga, and N Itoh Requirement of fibroblast growth factor 10 in developement of white adipose tissue.
学術雑誌名 ページ 発行年
Genes Dev 16 ??? 908-912 2002

全著者名 論文名
Jun Nakae, Tadahiro Kitamura, Wataru Ogawa, Masato Kasuga, and Domenico Accil Insulin regulation of gene expression through the forkhead transcription factor foxo1(fkhr)requires kinases distinct from Akt.
学術雑誌名 ページ 発行年
Biochemistry 40 ??? 11768−11776 2001

全著者名 論文名
Tetsuya Hosooka, Tetsuya Noguchi, Hiroshi Nagai, Tatsuya Horikawa, Takashi Matozaki, Masamitsu Ichihashi, and Masato Kasuga Inhibition of the motility and growth of B16F10 mouse melanoma cell by dominant negative mutants of Dok-1.
学術雑誌名 ページ 発行年
Mol.Cell.Biol. 21 ??? 5437−5446 2001

全著者名 論文名
Michihiro Matsumoto, Wataru Ogawa, Yasuhisa Hino, Kensuke Furukawa, Yoshitaka Ono, Mikiko Takahashi, Motoi Ohba, Toshio Kuroki, and Masato Kasuga Inhibition of insulin-induced Activation of Akt by a kinase-deficient mutant of the ε isozyme of protein kinase C
学術雑誌名 ページ 発行年
J.Biol.Chem 276 ??? 14400−14406 2001

全著者名 論文名
Kenjiro Inagaki, Takuji Yamao, Tetsuya Noguchi, Takashi Matozaki, Kaoru Fukunaga, Toshiyuki Takada, Tetsuya Hosooka, Shizuo Akira, and Masato Kasuga SHPS-1 regulates integrin-mediated cytoskeletal reorganization and cell motility
学術雑誌名 ページ 発行年
EMBO J 19 ??? 6721−6731 2000

全著者名 論文名
Ko Kotani, Wataru Ogawa, Mitsuru Hashiramoto, Tetsuo Onishi, Shigeo Ohno, and Masato Kasuga Inhibition of insulin-induced glucose uptake by atypical protein kinase C isotype-specific interacting protein in 3T3-L1 adipocytes
学術雑誌名 ページ 発行年
J. Biol. Chem. 275 ??? 26390−26395 2000

全著者名 論文名
Masatoshi Kawanishi, Yoshikazu Tamori, Hideki Okazawa, Satoshi Araki, Hiroaki Shinoda, and Masato Kasuga Role of SNAP23 in insulin-induced translocation of GLUT4 in 3T3-L1 adipocytes
学術雑誌名 ページ 発行年
J. Biol. Chem. 275 ??? 8240−8247 2000

全著者名 論文名
Kaoru Fukunaga, Tetsuya Noguchi, Hitoshi Takeda, Takashi Matozaki, Yoshitake Hayashi, Hiroshi Itoh, and Masato Kasuga Requirement for protein-tyrosine phosphatase SHP-2 in insulin-induced activation of c-Jun NH2-terminal kinase
学術雑誌名 ページ 発行年
J. Biol. Chem. 275 ??? 5208−5213 2000

全著者名 論文名
Kenjiro Inagaki,Tetsuya Noguchi, Takashi Matozaki,T., T Horikawa, Kaoru Fukunaga, Masahiro Tsuda, M Ichihashi, and Masato Kasuga Roles for the protein tyrosine phosphatase SHP-2 in cytoskeletal organization, cell adhesion, and cell migration revealed by overexpression of a dominant negative mutant.
学術雑誌名 ページ 発行年
Oncogene 19 ??? 75-84 2000

全著者名 論文名
Hiroshi Takaishi, Hiroaki Konishi, Hidenori Matsuzaki, Yoshitaka Ono, Yasuhito Shirai, Naoaki Saito, Tadahiro Kitamura, Wataru Ogawa, Masato Kasuga, Ushio Kikkawa, and Yasutomi Nishizuka Regulation of nuclear translocation of Forkhead transcription factor AFX by protein kinase B
学術雑誌名 ページ 発行年
Proc Natl Acad Sci USA 96 ??? 11836−41 1999

全著者名 論文名
Tadahiro Kitamura, Yukari Kitamura, Shoji Kuroda, Yasuhisa Hino, Miwa Ando, Ko Kotani, Hiroaki Konishi, Hidenori Matsuzaki, Ushio Kikkawa, Wataru Ogawa, and Masato Kasuga Insulin-induced phosphorylation and activation of cyclic nucleotide phosphodiesterase 3B by the serine-threonine kinase Akt
学術雑誌名 ページ 発行年
Mol. Cell. Biol. ??? ??? 6286−6296 1999

全著者名 論文名
Ko Kotani, Wataru Ogawa, Yasuhisa Hino, Tadahiro Kitamura, Hikaru Ueno, Wataru Sano, Calum Sutherland, Daryl K. Granner, and Masato Kasuga Akt (protein kinase B) and atypical PKCλare not required for insulin inhibition of PEPCK gene transcription
学術雑誌名 ページ 発行年
J. Biol. Chem. 274 ??? 21305−21312 1999

全著者名 論文名
Masafumi Takata, Wataru Ogawa, Tadahiro Kitamura, Yasuhisa Hino, Shoji Kuroda, Ko Kotani, Amira Klip, Anne-Claude Gingras, Nahum Sonenberg, and Masato Kasuga Requirement for Akt (protein kinase B) in insulin-induced activation of glycogen synthase and phosphorylation of 4E-BP1
学術雑誌名 ページ 発行年
J. Biol. Chem. 274 ??? 20611−20618 1999

全著者名 論文名
Tetsuya Noguchi, Takashi Matozaki, Kenjiro Inagaki, Masahiro Tsuda, Kaoru Fukunaga, Yukari Kitamura, Tadahiro Kitamura, Kozui Shii, Yuji Yamanashi, and Masato Kasuga Tyrosine phosphorylation of p62Dok induced by cell adhesion and insulin: possible role in cell migration
学術雑誌名 ページ 発行年
EMBO J. 18 ??? 1748−1760 1999

全著者名 論文名
Hitoshi Takeda, Takashi Matozaki, Toshiyuki Takada, Tetsuya Noguchi, Takuji Yamao, Masahiro Tsuda, Fukashi Ochi, Kaoru Fukunaga, Kenjiro Inagaki, and Masato Kasuga PI 3-kinaseγand protein kinase C-ζmediate RAS-independent activation of MAP kinase by a Gi protein-coupled receptor
学術雑誌名 ページ 発行年
EMBO J. 18 ??? 386−395 1999

全著者名 論文名
Ko Kotani, Wataru Ogawa, Michihiro Matsumoto, Tadahiro Kitamura, Hiroshi Sakaue, Yasuhisa Hino, Kazuaki Miyake, Wataru Sano, Kazunori Akimoto, Shigeo Ohno, and Masato Kasuga Requirement of atypical PKCλ for insulin stimulation of glucose uptake but not for Akt activation in 3T3-L1 adipocytes
学術雑誌名 ページ 発行年
Mol. Cell. Biol 18 ??? 6971−6982 1998

全著者名 論文名
Hiroshi Sakaue, Wataru Ogawa, Michihiro Matsumoto, Shoji Kuroda, Masafumi Takata, Tadanori Sugimoto, Bruce M. Spiegelman, and Masato Kasuga Posttranscriptional control of adipocyte differentiation through activation of PI 3-kinase
学術雑誌名 ページ 発行年
J. Biol. Chem. 273 ??? 28945−28952 1998

全著者名 論文名
Shoji Kuroda, Wataru Ogawa, Tadahiro Kitamura, Hiroaki Konishi, Ushio Kikkawa, Masato Kasuga Requirement of the serine-threonine kinase Akt for heat treatment-induced activation of p70 S6 kinase
学術雑誌名 ページ 発行年
Biochem Biophys Res Commun 249 ??? 781−785 1998

全著者名 論文名
Yoshikazu Tamori, Masatoshi Kawanishi, Toshiharu Niki, Hiroaki Shinoda, Satoshi Araki, Hideki Okazawa, and Masato Kasuga Inhibition of insulin-induced GLUT4 translocation by munc18c through interaction with syntaxin4 in 3T3-L1 adipocytes
学術雑誌名 ページ 発行年
J. Biol. Chem. 273 ??? 19740−19746 1998

全著者名 論文名
Tadahiro Kitamura, Wataru Ogawa, Hiroshi Sakaue, Yasuhisa Hino, Shoji Kuroda, Masafumi Takata, Michihiro Matsumoto, Tetsuo Maeda, Hiroaki Konishi, Ushio Kikkawa, and Masato Kasuga Requirement for activation of the serine-threonine kinase Akt (protein kinase B) in insulin stimulation of protein synthesis but not of glucose transport
学術雑誌名 ページ 発行年
Mol. Cell. Biol. 18 ??? 3708−3717 1998

全著者名 論文名
Masahiro Tsuda, Takashi Matozaki, Kaoru Fukunaga, Yohsuke Fujioka, Akira Imamoto, Tetsuya Noguchi, Toshiyuki Takada, Takuji Yamao, Hitoshi Takeda, Fukashi Ochi, Tadashi Yamamoto, and Masato Kasuga Integrin-mediated tyrosine phosphorylation of SHPS-1 and its association with SHP-2: Roles of FAK and SRC family kinases
学術雑誌名 ページ 発行年
J. Biol. Chem. 273 ??? 13223−13229 1998

全著者名 論文名
Kazuhiko Sakaguchi, Yoshinori Okabayashi1, Yoshiaki Kido, Sachiko Kimura, Yoko Matsumura, Koichi Inushima and Masato Kasuga Shc phosphotyrosine-binding domain dominantly interacts with epidermal growth factor receptors and mediates ras activation in intact cells
学術雑誌名 ページ 発行年
Mol Endocrinol 12 ??? 536-543 1998

全著者名 論文名
Toshiyuki Takada, Takashi Matozaki, Hitoshi Takeda, Kaoru Fukunaga, Tetsuya Noguchi, Yohsuke Fujioka, Issay Okazaki, Masahiro Tsuda, Takuji Yamao, Fukashi Ochi, and Masato Kasuga Roles of the complex formation of SHPS-1 with SHP-2 in insulin-stimulated MAP kinase activation
学術雑誌名 ページ 発行年
J. Biol. Chem. 273 ??? 9234−9242 1998

B.国際会議発表論文(International Conferences)
全著者名 論文名
Michihiro Matusumoto, Wataru Ogawa, Kiyoshi Teshigawara, Hiroshi Inoue, Kazuaki Miyake, Shigeo Ohno, Tetsuo Noda, Masato Kasuga Increased insulin sensitivity and decreased hepatic triglyeride content in liver-specific PKCλ knockout mice
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
A Journal of the American Diabetes Association 62th Scientific Sessions San Francisco 62-OR A-16 2002

全著者名 論文名
Kazuaki Miyake, Wataru Ogawa, Michihiro Matsumoto, Masato Kasuga Metabolic alteration by specific inhibition of PI3-kinase signaling in liver
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
A Journal of the American Diabetes Association 62th Scientific Sessions San Francisco 1341-P A-328 2002

全著者名 論文名
Jun Nakae, Tadahiro Kitamura, William H. Biggs, Karen C. Arden, Domenico Accili The forkhead transcription factor FKHR inhibits adipocyte differentiation
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
A Journal of the American Diabetes Association 61th Scientific Sessions Pennsylvania 90-OR A22 2001

全著者名 論文名
Michihiro Matsumoto, Wataru Ogawa, Hiroshi Sakaue, Masato Kasuga, Distinct roles of IRS-1 and IRS-2 in insulin-induced gene transcription in hepatocytes
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
A Journal of the American Diabetes Association 61th Scientific Sessions Pennsylvania 168-OR A41 2001

全著者名 論文名
Bing-Fen Liu, Satoshi Miyata, Hiroyuki Miyazaki, Michiru Fukunaga, Yasuhiro Hamada, Shigemitu Ueyama, Osamu Muramoto, Masato Kasuga Methylglyoxal, a highly reactive dicarbonyl compound, induces apoptosis in rat mesangial cells
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
A Journal of the American Diabetes Association 61th Scientific Sessions Pennsylvania 717-P A177 2001

全著者名 論文名
Kazuya Iwamoto, Hiroyuki Mori, Hideki Okazawa, Mitsuru Hasiramoto, Masato Kasuga Identification of the transcriptional regulatory elements and single nucleotide polymorphisms in the 5' flanking region of the human insulin receptor substrate-2
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
A Journal of the American Diabetes Association 61th Scientific Sessions Pennsylvania 1007-P A245 2001

全著者名 論文名
Matthew N. Poy, Mats A. Fernstrom, Yoshinori Okabayashi, Masato Kasuga, Sonia M. Najiar Shc and CEACAM1(pp120), Two substrates of the insulin receptor tyrosine kinase, interact to regulate the mitogenic action of insulin
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
A Journal of the American Diabetes Association 61th Scientific Sessions Pennsylvania 1207-P A292 2001

全著者名 論文名
Tadahiro Kitamura, Wataru Ogawa, Yukari Kitamura, Shoji Kuroda, Miwa Ando, Ushio Kikkawa, and Masato Kasuga Akt/PKB is required for insulin-induced phosphorylation and activation of phosphodiesterase 3B
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
A Journal of the American Diabetes Association 59th Scientific Sessions San Diego 0104 A24 1999

全著者名 論文名
Tadahiro Kitamura,Wataru Ogawa, Yukari Kitamura, Shoji Kuroda, Miwa Ando, Ushio Kikkawa, Masato Kasuga Akt/PKB is required for insulin-induced phosphorylation and activation of phosphodiesterase 3B
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
A Journal of the American Diabetes Association 59th Scientific Sessions San Diego 0104 A24 1999

全著者名 論文名
Takeshi Miki, Motoyoshi Sakaue, Masato Kasuga In vivo administration of insulin from portal vein activates Akt and glycogen synthase,inhibits glycogen synthase kinase-3(GSK-3)activity in the mouse skeletal muscle
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
A Journal of the American Diabetes Association 59th Scientific Sessions San Diego 1238 A283 1999

全著者名 論文名
Tadahiro Kitamura, Wataru Ogawa, Hiroshi Sakaue, Yasuhisa Hino, Shoji Kuroda, Masafumi Takata, Michihiro Matsumoto, Masato Kasuga Requrement for activation of Akt in insulin stimulation of protein synthesis but not of glucose transport
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
A Journal of the American Diabetes Association 58th Scientific Sessions Chicago 0175 A45 1998

全著者名 論文名
Ko Kotani, Wataru Ogawa, Michihiro Matsumoto, Tadahiro Kitamura, Hiroshi Sakaue, Yasuhisa Hino, Kazuaki Miyake, Wataru Sano, Masato Kasuga Atypical PKCλis necessary and sufficient for insulin-stimulated glucose uptake and translocation of GLUT4
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
A Journal of the American Diabetes Association 58th Scientific Sessions Chicago 0177 A46 1998

C.著書(Books)
全著者名 書名
春日雅人 糖尿病学の進歩2001(日本糖尿病学会編) インスリン作用の伝達機構とその異常
出版者名 出版場所 ISBN番号 ページ 発行年
診断と治療社 東京 27 211-216 2001

全著者名 書名
小川渉,春日雅人 肝とインスリン抵抗性
出版者名 出版場所 ISBN番号 ページ 発行年
臨床成人病 東京 31 1103-1197 2001

全著者名 書名
春日雅人 糖尿病学の進歩2000(日本糖尿病学会編) インスリンの細胞内情報伝達はどこまで解明されたか
出版者名 出版場所 ISBN番号 ページ 発行年
診断と治療社 東京 8 68-73 2000

全著者名 書名
三宅一彰,小川渉,春日雅人 インスリンの情報伝達経路とインスリン抵抗性
出版者名 出版場所 ISBN番号 ページ 発行年
最新医学 東京 55 2473-2479 2000

全著者名 書名
小川渉,春日雅人 インスリン作用のメカニズムとその異常
出版者名 出版場所 ISBN番号 ページ 発行年
現代医療 東京 32 231-236 2000

全著者名 書名
北村忠弘,小川渉,春日雅人 インスリン作用におけるAktとaPKCの役割
出版者名 出版場所 ISBN番号 ページ 発行年
内分泌・糖尿病科 東京 9 521-526 1999

全著者名 書名
小川渉,春日雅人 PHドメインとイノシトールリン脂質−Akt/PKBの活性化機序を中心に−
出版者名 出版場所 ISBN番号 ページ 発行年
実験医学 東京 17 1190-1194 1999

全著者名 書名
阪上浩,小川渉,春日雅人 脂肪細胞分化とシグナル伝達
出版者名 出版場所 ISBN番号 ページ 発行年
Molecular Medicine 東京 36 282-288 1999

全著者名 書名
阪上浩,小川渉,春日雅人 脂肪細胞分化とPI 3-キナーゼ
出版者名 出版場所 ISBN番号 ページ 発行年
医学のあゆみ 東京 ??? 524-628 1998

全著者名 書名
野口哲也,的崎尚,春日雅人 プロテインホスファーゼの構造と機能インスリンシグナル伝達とチロシンホスファターゼ
出版者名 出版場所 ISBN番号 ページ 発行年
蛋白質核酸酵素 東京 43 280-288 1998

全著者名 書名
小川渉,春日雅人 インスリンの情報伝達系annual review98 内分泌糖尿病編
出版者名 出版場所 ISBN番号 ページ 発行年
中外医学社 東京 ??? 27-33 1998

全著者名 書名
春日雅人 インスリン作用の分子機構
出版者名 出版場所 ISBN番号 ページ 発行年
メディカルレビュー社 東京 9 585-588 1998


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