平成13年度日本学術振興会未来開拓学術研究推進事業研究成果報告書概要



研究推進分野名 細胞シグナリング
 
研究プロジェクト名 視覚と受容体の順応・適応機構
 
(英文名) Adaptation Mechanism in Vision and Other Receptors
 
研究期間 平成9年度 〜 平成13年度

プロジェクト・リーダー名 研究経費 253,380千円
氏名・所属研究機関
所属部局・職名
河村 悟 ・大阪大学 ・大学院理学研究科 ・教授 内訳 平成  9年度52,870千円
平成10年度51,567千円
平成11年度52,128千円
平成12年度46,310千円
平成13年度50,505千円

1.研究組織

氏名 所属機関・部局・職 研究プロジェクトでの役割分担
金子 章道 慶應義塾大学・医学部・教授 網膜神経回路における順応機構
倉橋 隆 大阪大学・大学院基礎工学研究科・教授 嗅細胞の順応機構の研究(平成10年4月1日から平成11年5月31日まで)
尾崎 まみこ 京都工芸繊維大学・繊維学部・助教授 味覚の感受性調節(平成13年3月31日まで)
三輪 尚史 大阪大学・大学院理学研究科・助手 嗅細胞の順応機構の研究
橘木 修志 大阪大学・大学院理学研究科・助手 視細胞の順応機構の研究(平成12年8月16日から平成13年3月31日まで) 視細胞の光感受性決定機構の研究(平成13年4月1日から)

2.研究計画の概要

 我々の感覚は、刺激が異常に強くなると、はじめ違和感を覚えたり、また、刺激の強さが変わってもその違いを自覚できない。しかし、少し時間が経てば慣れ、特に違和感を感じなくなるし、もっと強い刺激を自覚できるようになる。このような「慣れ」(順応)の機構を明らかにしたいと考えている。
 感覚刺激は、それぞれの感覚受容細胞で検出され、受容細胞はそのための刺激受容機構を備えている。順応は、刺激受容の効率が低下し、刺激に対する感度が低下することにより生じると考えられている。
 順応の機構については、視細胞について一番研究が進んでいる。暗いところから明るいところへ出たとき、直後は眩しく感じるがほんの数秒もすると眩しさを感じなくなる。これを明順応というが、明順応は、光刺激が持続したとき、視細胞内のCa濃度が低下し、その結果、視細胞内での光受容の効率が悪くなり、光に対する感度が減少するからである。Ca濃度の減少を検出し、光受容の効率を低下させる物質として、報告者の発見したS−モジュリンがある。本研究ではこのS−モジュリンの作用機構を明らかにすることを1つの目的とした。また、視細胞には2種類存在し、桿体は弱い光でも検出するが錐体は強い光でないと検出できない。両者の光感度の差は1000倍位といわれており、このことにより視覚系は極めて広い範囲の強度の光を検出できる。本研究では、どうして桿体と錐体とで光感度がこれほど異なるのか、その理由を明らかにすることを目的とした。また、視覚の順応については視細胞で行われる順応に加えて網膜神経細胞間のシナプス連絡の調節によって行われる順応がある。二次ニューロン以降で行われるシナプスを介した調節についても検討した。
 嗅細胞の順応もCa依存的に生じることが示されている。Ca濃度変化を検出し、ニオイ受容の効率を下げる蛋白質が存在するだろうと考え、候補蛋白質を分離・精製し、生理作用や作用機構を検討した。

3.研究目的
1.S−モジュリンの機能部位の同定 : S−モジュリンはCa濃度依存的にロドプシンキナーゼに結合
  する。この結合に直接関与する部位はどのアミノ酸残基であるのかを明らかにする。
2.S−モジュリンの生理作用仮説の証明 : S−モジュリンはロドプシンキナーゼをCa濃度依存的に
  阻害し、活性型視物質の寿命を調節すると考えている。この仮説を証明する。
3.桿体と錐体との光感受性の違いの分子的基礎の解明 : 桿体と錐体とでは相同な光受容機構を持って
  いる。両者の光感受性の違いがどこに起因するかを明らかにする。
4.シナプス伝達における修飾機構の解明 : 網膜二次ニューロン以下における、シナプスを介した調節
  の機構を明らかにする。
5.嗅細胞の順応機構 : 嗅細胞の順応も細胞内Ca濃度の上昇が原因となっている。そのCa濃度上昇を
  検出するCa結合蛋白質を検索すると共に、その生理作用と作用機構を明らかにする。
6.味の感受性調節機構の解明 : ハエの味覚では、うまみ物質(monosodium glutamate;MSG)によ
  って糖受容の感受性が上昇することが知られている。MSGの作用機構を明らかにする。また、ハエ
  の糖受容体のクローニングを行う。

4.研究成果の概要
4−1 研究計画、目的に対する成果
1.S−モジュリンの機能部位の同定:機能部位を構成すると考えられる7つのアミノ酸残基を同定した。
2.S−モジュリンの生理作用仮説の証明:S−モジュリン存在下で光照射後の活性型視物質の寿命を調
 べたところ、高Ca濃度で寿命が長くなった。従って、仮説は支持されたといえる。
3.桿体と錐体との光感受性の違いの分子的基礎の解明:桿体と錐体とを分離・精製し、光受容機構を構
 成する酵素カスケードの幾つかの反応を比較した。その結果、錐体では少なくとも2つのカスケード反
 応で桿体よりも10-30倍効率が悪いことが分かった。また視物質を不活性化する効率は錐体の方が20
 倍程度高いことが分かった。
4.シナプス伝達における修飾機構の解明:網膜神経回路で起こる順応を理解するため、双極細胞とアマ
 クリン細胞の機能の解明を行った。マウス網膜スライス標本を用いてグラミシジン穿孔パッチ法で双極
 細胞の記録を行ったところ水平細胞からのGABA入力によってON型細胞に周辺受容野が形成されるこ
 とが明らかになった。また、アマクリン細胞の樹状突起に活動電位が発生し伝導することを証明した。
5.嗅細胞の順応機構:嗅細胞の繊毛に局在するCa結合蛋白質p26olfを見いだした。p26olfは、Ca濃
 度依存的にβアドレナリン受容体キナーゼ様蛋白に結合したことから、リン酸化反応を介して嗅細胞の
 ニオイ受容機構、または順応機構に関与していることが示唆された。また、Ca濃度依存的にリン酸化さ
 れる45 kDa蛋白質を見いだした。
6.味の感受性調節機構の解明:Monosodium glutamate (MSG)はハエの糖受容体に直接結合し、糖受
 容を修飾することが強く示唆された。糖受容体のクローニングも計画していたが、担当していた2人が、
 途中で転出、また、個人的な理由で休学したため実行が不可能になった。残念である。

4−2 研究計画、目的外の成果
 「桿体と錐体の光感受性の違いの分子的基礎」に関する研究において、実際に桿体と錐体とを分離精製してみると、一部分(核と神経終末)は欠如しているものの、細胞全体の可成りの形を保ったまま、精製できることが分かった。桿体と錐体のそれぞれで、cDNAライブラリーを構築することが可能になるのではと考えて、充分量採取が可能な桿体について試みたところ、桿体cDNAライブラリーを構築できた。単一種の神経細胞についてのライブラリーが構築できた初めての例ではないかと考えている。細胞種ごとに神経細胞を遺伝学的手法で研究できる道筋が出来たわけで、同様の試みは視細胞に限らず、網膜内の種々の神経細胞(例えば水平細胞や双極細胞)や中枢の神経細胞にも適用できる可能性があるので、今後、大きく発展して欲しいと期待している。

4−3 研究成果の展望
主要な結果についてのみ記載する。
1.S−モジュリンの機能部位の同定:S−モジュリンは神経系特異的に存在するNCSファミリーのメ
 ンバーであり、臓器特異的にホモログが発現している。本研究で得た成果は、それらのうちで最初に機
 能部位を同定した研究である。NCSファミリー蛋白の立体構造の解析が幾つか報告され、何れも類似の
 構造にあると報告されていることから、今後のNCSファミリー蛋白の研究の基礎を成す成果である。
2.桿体と錐体との光感受性の違いの分子的基礎の解明:我々の視覚には2種類の光受容系が存在するこ
 とは180年前に記述されている。2種類の視細胞が存在し、両者の光感受性が異なるとの現象的な説明
 は出来ていたが、ではどうしてそうなるのかについてはずっと分からないままであった。本研究ではこ
 の点を解明し、当該分野に大きなインパクトを与えた。本研究をさらに発展させ、当研究室で開拓した
 分野において、今後も主導権を確保する予定である。
3.シナプス伝達における修飾機構の解明:双極細胞における受容野形成が水平細胞からのGABA入力に
 依存することを明らかにし、視覚の情報処理の上で、新しいシナプス機構を見いだした。また、アマク
 リン細胞の樹状突起に活動電位が発生し伝導することを証明した。アマクリン細胞は抑制性の入力を神
 経節細胞へ送っているのでアマクリン細胞の活動調節を介して、網膜レベルにおける順応に関与してい
 る可能性がある。
4.嗅細胞の順応機構:p26olfはS100蛋白質が2分子繋がった構造にある。S100は2量体となって活性
 型となるので、p26olfは一分子で活性型構造をとると解釈できる。このような構造にある蛋白質は他に
 見つかっておらず、何故そのような構造をとるのかと、注目されている。嗅細胞におけるCa濃度依存
 的な45kDa蛋白へのリン酸化反応は順応の分子機構という観点から、非常に興味あるテーマである。

4−4 本事業の趣旨に鑑み、果たした役割
1.学術的成果
 創造性に富んだ研究・国際的視野に立った研究であること。本事業では知的資産の形成に繋がる先見性を持つ創造性に富んだ研究の推進が謳われている。グループリーダーの河村は光受容細胞における光受容機構、並びに順応の研究で、また、コアメンバーの金子は、視細胞以降の網膜内の光情報処理の電気生理学的研究でこれまで先駆的研究を行ってきた。本研究においても、リーダーの錐体視細胞の単離や、メンバーの水平細胞から双極細胞への直接的な入力の発見、アマクリン細胞の活動電位発生機構の研究は、先駆的で創造的な研究であって、国際的に当該分野の今後の研究を方向付ける成果であり、知的資産の形成に大きく貢献したと考えている。リーダー、メンバーの両者は何れも国内で研究を進展させてきた。国際的に、当該分野で我が国の地位を引き続き向上させる貢献をなし得たと考えている。

2.若手研究者の育成
 本事業の一つの目的は、若手研究者の育成である。本事業に採択された初期の2年間、本研究に協力した2名(倉橋と尾崎)は共に新しい研究場所を得、現在、独立して研究を行っている。また当初は本事業でポスドクとして採用された橘木は、その研究能力を嘱望され、グループリーダーのもとで助手として採用され、現在、目覚ましい活躍を示している。さらに5年間に亘って協力した三輪は、国外からレビューを依頼されるほど国際的に認知され、4月からはさらに飛躍すべく、国外で研鑽を積む予定である。本研究では若手研究者の育成という面でも多大の貢献をなし得たと考えている。

5.キーワード

(1)S−モジュリン、(2)カルシウム、(3)錐体
(4)光感受性調節、(5)p26olf、(6)網膜
(7)双極細胞、(8)アマクリン細胞、(9)GABA

6.研究成果発表状況

A.学術雑誌論文(Journal Papers)
全著者名 論文名
Sato, N. and Kawamura, S. Molecular mechanism of S-modulin action: Binding target and effect of ATP
学術雑誌名 ページ 発行年
J. Biochem. 122 ??? 1139-1145 1997

全著者名 論文名
Hisatomi, O., Ishino, T., Matsuda, S., Yamaguchi, K., Kobayashi, Y., Kawamura, S. and Tokunaga, F. Functional expression and characterization of frog photoreceptor-specific calcium-binding proteins
学術雑誌名 ページ 発行年
Biochem. Biophys. Res. Commun. 234 ??? 173-177 1997

全著者名 論文名
Satoh, A.K., Tokunaga, F., Kawamura, S. and Ozaki, K. In situ inhibition of vesicle transport and protein processing in the dominant negative Rab1 mutant of Drosophila
学術雑誌名 ページ 発行年
J. Cell Sci. 110 ??? 2943-2953 1997

全著者名 論文名
Katanosaka, K., Tokunaga, F., Kawamura, S. and Ozaki, K. N-Linked glycosylation of Drosophila rhodopsin occurs exclusively in the amino-terminal domain and functions in rhodopsin maturation
学術雑誌名 ページ 発行年
FEBS Lett. 424 ??? 149-154 1998

全著者名 論文名
Satoh A.K., Nagatani, H., Tokunaga, F., Kawamura, S. and Ozaki, K. Rhodopsin transport and Rab expression in the carotenoid-deprived Drosophila melanogaster
学術雑誌名 ページ 発行年
Zool.Sci. 15 ??? 651-659 1998

全著者名 論文名
Miwa, N., Kobayashi, M., Takamatsu, K. and Kawamura, S. Purification and molecular cloning of a novel calcium-binding protein, p26olf, in the frog olfactory epithelium
学術雑誌名 ページ 発行年
Biochem. Biophys. Res. Commun. 251 ??? 860-867 1998

全著者名 論文名
Tanaka, T., Miwa, N., Kawamura, S., Sohma, H., Nitta, K. and Matsushima, N. Molecular modeling of single polypeptide chain of calcium-binding protein p26olf from dimeric S100B(ββ)
学術雑誌名 ページ 発行年
Protein Eng. 12 ??? 395-405 1999

全著者名 論文名
Tachibanaki, S., Nanda, K., Sasaki, K., Ozaki, K. and Kawamura, S. Amino acid residues of S-modulin responsible for interaction with rhodopsin kinase
学術雑誌名 ページ 発行年
J. Biol. Chem. 275 ??? 3313-3319 2000

全著者名 論文名
Miwa, N., Uebi, T. and Kawamura S. Characterization of p26olf, a novel calcium-binding protein in the frog olfactory epithelium
学術雑誌名 ページ 発行年
J. Biol. Chem. 275 ??? 27245-27249 2000

全著者名 論文名
Kawamura, S. Inhibition of rhodopsin kinase by S-modulins: purification,reconstitution, and assays
学術雑誌名 ページ 発行年
Methods Enzymol. 316 ??? 3-20 2000

全著者名 論文名
Miwa, N., Shinmyou, Y. and Kawamura, S. Calcium-binding of p26olf, an S100-like protein in the frog olfactory epithelium
学術雑誌名 ページ 発行年
Eur. J. Biochem 268 ??? 6029-6036 2001

全著者名 論文名
Tachibanaki, S., Tsushima, S. and Kawamura, S. Low amplification and fast visual pigment phosphorylation as mechanisms characterizing cone photoresponses
学術雑誌名 ページ 発行年
Proc. Natl. Acad. Sci. USA. 98 ??? 14044-14049 2001

全著者名 論文名
Kawai, F., Kurahashi, T. and Kaneko, A. Nonselective suppression of voltage-gated currents by odorants in the newt olfactory receptor cell.
学術雑誌名 ページ 発行年
J. Gen. Physiol. 109 ??? 265-272 1997

全著者名 論文名
Kashiwagi, S., Suematsu, M., Wakabayashi, Y., Kawada, N., Tachibana, M., Koizumi, A., Inoue, M., Ishimura, Y. and Kaneko, A. Electrophysiological characterization of cultured hepatic stellate cells in rats.
学術雑誌名 ページ 発行年
Am. J. Physiol. GI 35 ??? G742-G750 1997

全著者名 論文名
Kawai, F., Kurahashi, T. and Kaneko, A. Quantitative analysis of Na+ and Ca2+ current contributions on spike initiation in the newt olfactory receptor cell
学術雑誌名 ページ 発行年
Jpn. J. Physiol. 47 ??? 367-376 1997

全著者名 論文名
Watanabe, S.-I., Tanizaki, M. and Kaneko, A. Two types of the stretch-activated channel of the rabbit corneal epithelium cell
学術雑誌名 ページ 発行年
Exp. Eye Res. 64 ??? 1027-1035 1997

全著者名 論文名
Kaneda, M., Aoki, K., Mochizuki, M and Kaneko, A. Modulation of GABAC response by Ca2+ and other divalent cations in horizontal cells of the catfish retina
学術雑誌名 ページ 発行年
J. Gen. Physiol. 110 ??? 741-747 1997

全著者名 論文名
Wakazono, Y., Kurahashi, T., Nakahira, K., Nagata, I., Takayama, C., Inoue, Y., Kaneko, A. and Ikenaka, K. Immunocytochemical and electrophysiological characterization of cerebellar granule cells in microexplant cultures
学術雑誌名 ページ 発行年
Neurosci. Res. 29 ??? 291-302 1997

全著者名 論文名
De la Villa, P., Vaquero, C. F. and Kaneko, A. Two types of calcium currents of the mouse bipolar cells recorded in the retinal slice preparation
学術雑誌名 ページ 発行年
Eur. J. Neurosci. 10 ??? 317-323 1998

全著者名 論文名
Satoh, H., Aoki, K., Watanabe, S.-I. and Kaneko, A. L-type calcium channels in the axon terminal of mouse bipolar cells
学術雑誌名 ページ 発行年
NeuroReport 9 ??? 2161-2165 1998

全著者名 論文名
Tsunenari, T. and Kaneko, A. Noise analysis of the quinine-induced current in frog taste receptor cells.
学術雑誌名 ページ 発行年
Ann. NY Acad. Sci. 855 ??? 148-149 1998

全著者名 論文名
Kawai, F., Kurahashi, T. and Kaneko, A. Adrenaline enhances odorant contrast by modulating signal encoding in olfactory receptor cells
学術雑誌名 ページ 発行年
Nature Neurosci. 2 ??? 133-138 1999

全著者名 論文名
Kawai, F., Kurahashi, T. and Kaneko, A. Adrenaline enhances odorant contrast by modulating signal encoding in olfactory receptor cells.
学術雑誌名 ページ 発行年
Nature Neurosci 2 ??? 133-138. 1999

全著者名 論文名
Tsunenari, T., Kurahashi, T. and Kaneko, A. Activation by bitter substances of a cationic channel in membrane patches excised from the bullfrog taste receptor cell
学術雑誌名 ページ 発行年
J. Physiol. 519: ??? 397-404 1999

全著者名 論文名
Kaneko, A., Takeuchi, H., Kurahashi, T. and Tsunenari, T. A novel mechanism of bitter taste transduction
学術雑誌名 ページ 発行年
Korean J. Physiol. Pharmacol. 3 ??? 455-459 1999

全著者名 論文名
Kaneda, M., Andrasfalvy, B. and Kaneko, A. Modulation by Zn2+ of GABA responses in bipolar cells of the mouse retina
学術雑誌名 ページ 発行年
Visual Neurosci. 17 ??? 273-281 1999

全著者名 論文名
Kaneko, A. Retinal mechanism of the lateral inhibition and directional selectivity: An old question asked again now.
学術雑誌名 ページ 発行年
FAOPS Newsletter 8 ??? 3-5 1999

全著者名 論文名
Watanabe, S.-I., Satoh, H., Koizumi, A., Takayanagi, T. and Kaneko, A. Tetrodotoxin-sensitive persistent current boosts the depolarization of amacrine cells in goldfish
学術雑誌名 ページ 発行年
Neurosci Lett. 278 ??? 97-100 2000

全著者名 論文名
Kaneda, M., Andrasfalvy, B. and Kaneko, A. Modulation by Zn2+ of GABA responses in bipolar cells of the mouse retina
学術雑誌名 ページ 発行年
Visual Neurosci. 17 ??? 273-281 2000

全著者名 論文名
Watanabe, S.-I., Koizumi, A., Matsunaga, S., Stocker, J. W. and Kaneko, A. GABA-mediated inhibition between amacrine cells in the goldfish retina
学術雑誌名 ページ 発行年
J. Neurophysiol. 84 ??? 1826-1834 2000

全著者名 論文名
Tsunenari, T. and Kaneko, A. Effect of extracellular Ca2+ on the quinine-activated current of bullfrog taste receptor cells
学術雑誌名 ページ 発行年
J. Physiol. 530 ??? 235-241 ???

全著者名 論文名
Tsuganezawa, H., Kobayashi, K., Iyori, M., Araki, T., Koizumi, A., Watanabe, S.-I., Kaneko, A., Fukao, T., Monkawa, T., Yoshida1, T., Kim, D. K., Kanai, Y., Endou, H., Hayashi M. and Saruta, T. A new member of the HCO3- transporter superfamily is an apical anion exchanger of β-intercalated cells in the kidney
学術雑誌名 ページ 発行年
J. Biol. Chem. 276 ??? 8180-8189 2001

全著者名 論文名
Koizumi, A., Watanabe, S.-I. and Kaneko, A. Persistent Na+ current and Ca2+ current boost graded depolarization of rat retinal amacrine cells in culture
学術雑誌名 ページ 発行年
J. Neurophysiol. 86 ??? 1006 - 1016 2001

全著者名 論文名
Satoh, H., Kaneda, M. and Kaneko, A. Intracellular chloride concentration is higher in rod bipolar cells than in cone bipolar cells of the mouse retina
学術雑誌名 ページ 発行年
Neurosci. Lett. 310 ??? 161-164 2001

全著者名 論文名
Takeuchi, H., Tsunenari, T., Kurahashi, T. and Kaneko, A Physiology of morphologically identified cells of the bullfrog fungiform papilla
学術雑誌名 ページ 発行年
NeuroReport 12 ??? 2957-2962 2001

全著者名 論文名
Yamada, Y., Koizumi, A., Iwasaki, E., Watanabe, S.-I. and Kaneko, A. Propagation of action potentials from the soma to the individual dendrites of cultured rat amacrine cells is independently regulated by local GABA input
学術雑誌名 ページ 発行年
J. Neurophysiol. (in press) ??? ??? ??? 2002

B.国際会議発表論文(International Conferences)
全著者名 論文名
Kawamura, S. Molecular mechanism of S-modulin action and possible involvement of a novel Ca2+-binding protein in olfactory adaptation (Invited)
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
HFSP Joint Meeting Venice ??? ??? 1997

全著者名 論文名
Kawamura, S. and Nanda, K. Functional site of S-modulin revealed by S-modulin partial polypeptides.(Invited)
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
8th International Conference on Retinal Proteins. Awaji Island ??? p37 1998

全著者名 論文名
Ozaki, K., Katanosaka, K., Satoh, A., Kawamura, S. and Tokunaga, F. Retinal degeneration in Drosophila.(Invited)
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
8th International Conference on Retinal Proteins Awaji Island ??? p40 1998

全著者名 論文名
Kawamura, S. Molecular mechanism of S-modulin action (Invited)
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
21st Taniguchi Symposia on Visual Science Tokyo ??? ??? 1998

全著者名 論文名
Kawamura, S. Calcium-dependent regulation of rhodopsin phosphorylation.(Invited)
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
Novartis Foundation Symposium on RHODOPSIN AND PHOTO-TRANSDUCTION Kyoto ??? ??? 1998

全著者名 論文名
Kawamura, S., Tachibanaki, S., Nanda, K. and Imaoka, T. Functional site of S-modulin.
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
FASEB Summer Research Conference on The BIOLOGY AND CHEMISTRY OF VISION Copper Mountain (Ari M-25 ??? 1999

全著者名 論文名
Tachibanaki, S., Nanda, K., Sasaki, K., Ozaki, K. and Kawamura S. Mapping of functional site of S-modulin.
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
11th International Symposium on Calcium-Binding Proteins and Calcium Function in Health and Diseases Kisarazu VI-7 ??? 1999

全著者名 論文名
Miwa, N. and Kawamura, S. Ca-binding, subcellular localization and possible target proteins of p26olf, an S100-like protein in frog olfactory epithelium
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
Sixth European Symposium on Calcium Binding Proteins in Normal and Transformed cells Paris ??? p65 2000

全著者名 論文名
Tachibanaki, S., Tsushima, S. and Kawamura, S. Phototransduction in cones.
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
FASEB Summer Research Conference on The BIOLOGY AND CHEMISTRY OF VISION Tucson (USA) II-10 ??? 2001

全著者名 論文名
Tachibanaki, S., Tsushima, S. and Kawamura, S. Efficiencies of phototransduction cascade reactions in cones (Invited)
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
Phototransduction Dunkisland (Australi ??? p6 2001

全著者名 論文名
Kaneko A, Kawai F and Kurahashi T Contribution of Ca2+ and Na+ currents in spike generation in the newt olfactory receptor cells
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
The 33th International Congress of Physiological Sciences St. Petersburg ??? ??? 1997

全著者名 論文名
Kaneda M, Aoki K, Mochizuki M and Kaneko A GABAC receptor modulation by extracellular Ca2+
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
The 33rd International Congress of Physiological Sciences St. Petersburg ??? ??? 1997

全著者名 論文名
Watanabe S-I, Matsunaga S and Kaneko A Quantum-like spontaneous GABA release and the GABA receptor in the goldfish retinal amacrine cell
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
The 33th International Congress of Physiological Sciences St. Petersburg ??? ??? 1997

全著者名 論文名
Aoki K, Nakahara Y, Yamada S and Eto K Role of polysyalic acid in olfactory neuron pathfinding
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
The 33th International Congress of Physiological Sciences St. Petersburg ??? ??? 1997

全著者名 論文名
Tsunenari T and Kaneko A Noise analysis of the quinine-induced current in frog taste receptor cells
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
International Symposium on Olfaction and Taste XII and AchemS XIX San Diego ??? ??? 1997

全著者名 論文名
Kaneko A Role of L-glutamate for formation of ON- and OFF-responses in the retina
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
The 2nd Biennial Meeting of Chinese Society for Neuroscience Xi'an ??? ??? 1997

全著者名 論文名
Kaneko A Formation of ON- and OFF-signals: a review
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
20th Taniguchi Foundation International Symposia on Visual Science Katata ??? ??? 1997

全著者名 論文名
Watanabe S-I GABAergic transmission between amacrine cells
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
20th Taniguchi Foundation International Symposia on Visual Science Katata ??? ??? 1997

全著者名 論文名
Kaneda M Signal processing of the mammalian inner retina
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
20th Taniguchi Foundation International Symposia on Visual Science Katata ??? ??? 1997

全著者名 論文名
Satoh H, Aoki K, Watanabe S-I and Kaneko A Localization of calcium currents of the mouse rod bipolar cell
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
The 1998 FASEB Summer Research Conference on Retinal Neurobiology and Visual Processing. Saxtons River ??? ??? 1998

全著者名 論文名
Kaneda M, Aoki K, Mochizuki M and Kaneko A GABAC receptor modulation by extracellular divalent cations
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
The 68th ARVO Meeting Fort Lauderdale ??? ??? 1998

全著者名 論文名
Kaneko A, Satoh H, Aoki K and Watanabe S-I The L-type calcium channel of the mouse bipolar cell
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
FAOPS Brisbane ??? ??? 1998

全著者名 論文名
Kaneko A Bitter taste-gated channel
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
The Susumu Hagiwara Memorial Symposium Los Angels ??? ??? 1999

全著者名 論文名
Akagi T, Kaneda M, Ishii K, Suzuki W and Hashikawa T Localization of Zinc in the rat retina
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
The 29th Annual Meeting of the Society for Neuroscience Miami ??? ??? 1999

全著者名 論文名
Koizumi A, Watanabe S-I and Kaneko A Contribution of Na+ and Ca2+ currents to depolarizing voltage responses of cultured amacrine cells.
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
FASEB 2000 Summer Research Conference "Retinal Neurobiology and Visual Processing" Denver ??? ??? 2000

全著者名 論文名
Koizumi A, Yamada Y, Watanabe S-I and Kaneko A Propagation of action potentials in the dendrite of amacrine cells in culture
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
The 30th Annual Meeting of the Society for Neuroscience New Orleans ??? ??? 2000

全著者名 論文名
Kaneda M, Akagi T, Ishii K and Hashikawa T Immunohistochemical identification of zinc- containing neurones in the rat retina.
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
The 30th Annual Meeting of the Society for Neuroscience New Orleans ??? ??? 2000

全著者名 論文名
Aoki K, Kimura T, Kawamura K and Kaneko A Histological change in the mouse olfactory epithelium during the course of the menstrual cycle.
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
The 30th Annual Meeting of the Society for Neuroscience New Orleans ??? ??? 2000

全著者名 論文名
Kaneko Akimichi Propagation of action potentials in the dendrite of amacrine cells and its modulation by GABA.
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
The 34th International Congress of Physiological Sciences Sydney ??? ??? 2001

全著者名 論文名
Koizumi Amane, Kaneko Akimichi Voltage-gated ionic currents regulate the spread of electrical signals into the dendrites of retinal amacrine cells: dual whole cell patch clamp recordings and simulation study.
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
The 34th International Congress of Physiological Sciences Christchurch ??? ??? 2001

全著者名 論文名
Kaneda M, Ishii K, Akagi T, Kaneko A and Hashikawa T Distribution of P2-purinergic receptors in the mouse retina.
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
The 31th Annual Meeting of the Society for Neuroscience San Diego ??? ??? 2001

全著者名 論文名
Koizumi A, Hayashida T, Kiuchi T, Takayanagi T, Yamada Y, Yagi T and Kaneko A Nonlinear spread of graded potential in the dendrite of retinal amacrine cells
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
The 31th Annual Meeting of the Society for Neuroscience San Diego ??? ??? 2001

C.著書(Books)
全著者名 書名
Kawamura, S. The Retinal Basis of Vision (ed. by Toyoda, J.)
出版者名 出版場所 ISBN番号 ページ 発行年
Elsevier Science B.V. Amsterdam ISBN0-444-50181-9 53-63 1999

全著者名 書名
Kawamura, S. Rhodopsin and Phototransduction
出版者名 出版場所 ISBN番号 ページ 発行年
John Wieley and Sons Ltd. England ISBN0-471-98827-8 208-224 1999

全著者名 書名
Kaneko, A. The Retinal Basis of Vision (Ed. Toyoda, J.)
出版者名 出版場所 ISBN番号 ページ 発行年
Elsevier Science Amsterdam ISBN0-444-50181-9 103-114 1999


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