平成13年度日本学術振興会未来開拓学術研究推進事業研究成果報告書概要



研究推進分野名 高度プロセス
 
研究プロジェクト名 新炭素物質創製プロセス
 
(英文名) Developments of Novel Carbon NanoMaterials
 
研究期間 平成9年度 〜 平成13年度

プロジェクト・リーダー名 研究経費 483,588千円
氏名・所属研究機関
所属部局・職名
篠原久典 ・名古屋大学 ・大学院理学研究科 ・教授 内訳 平成 9年度105,822千円
平成10年度88,475千円
平成11年度85,028千円
平成12年度103,600千円
平成13年度100,663千円

1.研究組織

氏名 所属機関・部局・職 研究プロジェクトでの役割分担
菅井 俊樹 名古屋大学・物質科学国際研究センター・助手 新規ナノ炭素物質の評価
岡崎 俊也 名古屋大学・大学院理学研究科・助手 新規ナノ炭素物質の生成と分離
阿知波洋次 東京都立大学・大学院理学研究科・教授 研究計画の作成・総括(コアメンバー)
城丸 春夫 東京都立大学・大学院理学研究科・助教授 巨大フラーレンの高収率生成と電子物性
鈴木 信三 東京都立大学・大学院理学研究科・助手 ナノ炭素物質の高収率生成と電子物性

2.研究計画の概要

人類の福祉にかかわる優れた物質の創製と制御された生成プロセスの探索は、21世紀を向かえ、急務の課題になっている。このような時代の要請を背景に、本「新炭素物質創製プロセス」プロジェクトでは、フラーレン、金属内包フラーレンとカーボン・ナノチューブ、およびこれらの新規ハイブリッド物質(ピーポット物質)を中心とする新炭素系ナノ集合体を、サイズと個数を制御した条件下で、創製・探索する。これらの炭素ナノ集合体は、その構造、電子状態、物性などの物理化学的な基礎研究の大きなテーマであると共に、材料科学的な応用へも重要な可能性を秘めている物質である。これらの新炭素系物質は、その特異な構造を反映して、従来の炭素材料にない多様なかつ優れた化学的、電気的あるいは材料特性を有しており、これを高度な化学変換プロセスの素材として利用することは、産業・社会に与える波及効果が非常に大きいと考えられる。
 また、かご状構造をもつ安定巨大炭素分子、サイズ・形状が単一のチューブ状炭素物質等の新規炭素物質群に対し、効率的かつ高選択的作成法など、新しい化学プロセスを開拓し、機械的強度あるいは電子的・磁気的に特異的な新規性を発現する新規炭素物質系を創製することを目的とする。こうした研究はナノサイズ領域の新材料創製や、化学反応プロセスの高効率化、高精度化という、21世紀の物質科学の展開に必要不可欠な知見に対し、重要な情報をもたらすとともに、その学術的意義はきわめて高い。
 特異なナノ構造を有する新規炭素物質の創製が、材料科学などの学問分野の発展はもとより、関連の材料化学産業などに与える意義と波及効果は計り知れない。また、本プロジェクトによってナノテクノロジーのトップランナーとして、大きなブレーク・スルーがもたらされた。

3.研究目的
(1) 新規の金属内包フラーレンを合成し、その構造、物性、反応などの評価を行う。
(2) 水溶性金属内包フラーレンを新たに合成して、MRI(核磁気共鳴造影診断)の造影剤へ応用する。
特に、Gd原子を内包した水溶性金属内包フラーレンのMRI造影能を評価す、全く新規な
MRI造影剤を開発する。
(3) 金属内包フラーレンの多量合成と多量分離のシステムを開発する。
(4)フラーレンと単層カーボンナノチューブの成長シナリオを構築するために、それそれの生成過程においてどのような条件が重要な因子となっているかを明らかにする。
(5)高温雰囲気下でレーザーアブレーションを利用して、フラーレンや単層カーボンナノチューブが生成する初期過程を高速ビデオカメラにより追跡し、その特徴を明らかにする。
(6)(4)及び(5)で得られた結果を利用して、サイズが100を超えるような巨大フラーレン、及び直径分布の揃った単層カーボンナノチューブの選択的生成法確立を目指す。
(7)レーザー蒸発法によりグラファイトロッドから比較的サイズの小さな炭素クラスターを生成し、その電子状態や分子構造について負イオン光電子分光法を用いて調べる。

4.研究成果の概要
4−1 研究計画、目的に対する成果
主な研究成果を箇条書きにする(番号は、研究目的欄の番号に対応する)。
(1)新規の金属カーバイド内包フラーレンの生成、単離と構造決定: 世界に先駆けて、金属カーバイドを内包した金属内包フラーレン, (Sc2C2)@C84, の合成、単離と構造決定に世界に先駆けて成功した。この結果は、Angewandte Chemie International Edition に掲載されるとともに、掲載号の表紙を飾った。また、一般にも国内外の新聞その他で大きく報道され、世界的に極めて高い評価を得た。この研究によってフラーレン科学がさらに大きく発展するであろう。
(2)水溶性フラーレン/金属内包フラーレンの合成と MRI 造影剤への応用:フラーレンは通常、水には全く溶けない。トルエンや二硫化炭素などの非水溶媒にのみ溶解する。水溶性のフラーレン/金属内包フラーレンの合成を試み、これに成功した。具体的には、幾つかの方法でフラロール化を行った。特に、C84 などの高次フラーレンもフラロール化によって、多量に水に溶けることを発見した。さらに、金属内包フラーレンもフラロール化によって、1cc当たりの純水に30mg も溶解することがわかった。特に、水溶性ガドリニウム (Gd) 内包フラーレンは、非常に優れたMRI (Magnetic Resonance Imaging) 造影剤になることを発見した。
(3)現有の大型嫌気下回収直流アーク放電装置を改良して、金属内包フラーレンの多量合成を可能にした。また、大型分取用の高速液体クロマトグラフィーを開発し、多量分離・精製を可能にした。
(4)高温雰囲気下でのレーザーアブレーションによるフラーレンを生成では、生成場の雰囲気温度が高くなるほどサイズの大きなフラーレン類の生成効率が増加することが分かった。また生成したススを更に再昇華させることにより、サイズが200を超えるようなかご状構造を持つ炭素クラスターが存在することを示す実験結果を得た。一方単層カーボンナノチューブの生成においては、生成場の雰囲気温度が単層カーボンナノチューブの直径分布に大きな影響を与えることが分かった。
(5)フラーレンや単層カーボンナノチューブが生成する条件では、レーザーアブレーションの後400〜1ミリ秒の間に、黒体輻射が増加する現象が確認された。この実験事実に基づいて、フラーレンや単層ナノチューブが生成する場合には、この時間領域で小さな炭素クラスターからフラーレンのかご状構造が生成する際に発熱過程が起きていると結論した。
(6)サイズの大きなフラーレン(高次フラーレン)として、C96のサイズのものまで高速液体クロマトグラフィーを用いて分離精製することが可能になり、13C核磁気共鳴法によりそれぞれの構造異性体の対称性を決定することができた。
(7)グラファイトロッドをレーザー蒸発してサイズの小さな炭素クラスターを生成する際、直鎖状炭素クラスターと環状炭素クラスターの構造異性体存在比が生成条件(具体的には蒸発用レーザーの強度)に よって変化することが、負イオン光電子分光実験により初めて明らかにされた。この結果を、高温雰囲気下でレーザーアブレーションを利用してフラーレンや単層カーボンナノチューブを生成する実験と比較して議論した。

4−2 研究計画、目的外の成果
研究計画、目的外で大きな成果は、以下の2つである。
(1)フラーレン/ナノチューブのハイブリッド物質の創製:本プロジェクトの大きな研究成果は、金属内包フラーレン内包の単層カーボンナノチューブ(通称、ピーポット)という新規のハイブリッド物質を世界に先駆けて創製したことである。われわれは、高い効率でこのハイブリッド物質を合成する方法を見い出した。この方法を用いると、C60以外にも色々なサイズの高次フラーレンや種々の金属を内包した金属内包フラーレンを内包した単層カーボンナノチューブを合成することができる。この結果は、ScienceとNature 誌に掲載され、カーボンナノチューブの全く新しいハイブリッド物質として、世界的に非常に高い評価を得た。また、これらピーポットはナノエレクトロニクスの素材として極めて優れた性能を示すことがわかり、実用面でも大きな注目を浴びている。
(2)タングステン・モリブデンのナノカプセルの創製:高温希ガス雰囲気中でレーザーアブレーションを利用して、フラーレンや単層カーボンナノチューブを生成するのと同じ条件で、タングステンやモリブ デンの二硫化物を出発物質としてレーザーアブレーションを行ったところ、直径が数十ナノメートルの中空構造を持ったナノカプセルが生成した。またこれらの粒子の形状は、生成の雰囲気温度の違いにより変化する事も分かった。グラファイトを出発物質とした場合にもナノカプセル構造が生成することが知られているが、硫化タングステンや硫化モリブデンも黒鉛と似た構造をとっており、その性質の類似性や相違点に興味が持たれる。

4−3 研究成果の展望
本プロジェクトでは、フラーレン、金属内包フラーレンおよび種々のタイプのカーボンナノチューブなどのナノ炭素物質の研究において、多くの学問的・学術的に極めて重要な結果が得られた。また、これらの新規物質を素材として電子・電気分野や医学・薬学分野での応用・実用分野を切り開くことにも成功した。
特に、水溶性金属内包フラーレンが大変に優れたMRI造影剤になるとの発見は、21世紀の新しい
MRI造影剤のプロトタイプの創製として極めて重要な意味をもつ。さらに、新規の金属内包フラーレンの創製や、金属内包フラーレンを内包した単層カーボンナノチューブ(ピーポット)の創製は、単に新規ナノ炭素物質の開発だけではなく、これらの新規物質を用いた、電気・電子デバイスの開発を促進するという、大きなブレークスルーをもたらした。
また、かご状構造を持ったフラーレンや単層カーボンナノチューブの生成過程に対して本研究計画を通して多くの実験的知見が得られた結果、その生成や成長を制御することは今では原理的には不可能事ではなくなった。特に単層カーボンナノチューブに対しては、フラーレンの生成過程と類似した条件で“前駆体”が生成し、その後アニーリング効果によって単層カーボンナノチューブが伸長していくこと、また金属微粒子の存在は単層カーボンナノチューブの生成に必要ではあるものの、必ずしも生成の初期段階から必要とされてはいないことが本研究計画を実施することにより初めて明らかにされた。これらの結果は、将来的に単層カーボンナノチューブの生成や成長を制御して新奇な物性を持つ物質を開発していく上で、重要な指針となると思われる。
本研究計画の開始時点と比べると、「ナノテクノロジー」というキーワードは、研究者の世界のみならず産業界にも周知のものとなったが、その中心としてフラーレンや単層カーボンナノチューブを利用した物質開発への強い期待があることは間違いない。事実、本プロジェクトによりフラーレン、金属内包フラーレン、カーボンナノチューブや種々のピーポット物質は既に、ナノテクノロジーのトップランナーとして走りだしている。新聞や各種のプレスで報道される、ナノテクノロジーの多くは本プロジェクトに関することである。本プロジェクトを開始した5年前には、現在のナノテクノロジーの隆盛はなかったが、すでにわれわれは、先見の明をもってフラーレン・ナノチューブ研究を本プロジェクトのメインテーマに選んだのであった。
今後は本プロジェクトの研究成果と業績をもとに、フラーレンとカーボンナノチューブに関する多くの応用・開発へ向けての研究が強く推進されていくものと思われる。

4−4 本事業の趣旨に鑑み、果たした役割
人類の福祉に関わる、優れた物質の創製と制御された生成プロセスの探索は、21世紀に入り急務の課題となっている。本プロジェクトではそのような時代の要請を背景として、フラーレン、金属内包フラーレンとカーボンナノチューブを中心とする新規の炭素ナノ集合体を、サイズと個数を制御した条件下で、創製・探索および応用することを目的とした。
 その中で、フラーレン、金属内包フラーレンや単層カーボンナノチューブの生成過程の探索を行う研究計画を実施した結果、フラーレンや単層カーボンナノチューブの効率的かつ高選択的作成法を見出すことが出来た。この成果は、機械的強度あるいは電子的・磁気的に特異的な新規性を発現する新奇炭素物質系を創製する上で重要な指針を与えたばかりではなく、高温、高密度といった特殊な化学反応場で進行する高度な自己秩序化など、まだ良く理解されていない化学反応の未開拓領域に光を当てたという点においても意義深いものと考えられる。こうした特異なナノ構造を有する新規炭素物質の創製が、材料科学などの学問分野の発展はもとより、関連の材料科学産業などに与える意義と波及効果は計り知れない。
特に本研究で世界に先駆けて創製・開発された、水溶性の金属内包フラーレンはまったく新しいMRIの造影剤として医学・薬学分野で大きな注目を浴びている。また、本プロジェクトで開発された各種のカーボンナノチューブ関連物質は電子放出源やナノエレクトロニクスの優れた基本材料として、現在、世界の注目を浴びている。特に後者は、シリコン半導体にかわる21世紀の半導体として、今後世界の電気・電子・半導体産業を担っていくのは間違いない。
 以上のように、本プロジェクトの成果・業績が起爆剤となって、現在の世界のナノテクノロジーをリードしていると、われわれは自負している。

5.キーワード

(1)フラーレン、(2)金属内包フラーレン、(3)炭素クラスター
(4)カーボンナノチューブ、(5)ハイブリッド・ナノチューブ、(6)気相化学蒸着(CCVD)法
(7)レーザー・ファーネス法、(8)MRI造影剤、(9)生成機構

6.研究成果発表状況

A.学術雑誌論文(Journal Papers)
全著者名 論文名
G.S.Forman, N.Tagmatarchis and H.Shinohara Novel Synthesis and Characterization of Five Isomers of (C70)2 Fullerene Dimers
学術雑誌名 ページ 発行年
J.Am.Chem.Soc. 124 ??? 178-179 2002

全著者名 論文名
N.Tagmatarchis, G.S.Forman, A.Taninaka and H.Shinohara Cross-Fullerene Dimers [(C60)(C70)]: Solid-State Synthesis, Characterization and Mechanism
学術雑誌名 ページ 発行年
SynLett. 2 ??? 235-238 2002

全著者名 論文名
J.Lee, H.Kim, S.-J.Kahng, Y.-W.Son, J.Ihm, H.Kato, Z.W.Wang, T.Okazaki,H.Shinohara and Y.Kuk Bandgap Modulation of Carbon Nanotubes by Encapsulated Metallofullerenes
学術雑誌名 ページ 発行年
Nature 415 ??? 1005-1008 2002

全著者名 論文名
Takeshi Kodama, Norio Ozawa, Yoko Miyake, Koichi Sakaguchi, Hiroyuki Nisikawa, Isao Ikemoto, Koichi Kikuchi, and Yohji Achiba Structural study of three isomers of Tm@C82 by 13C NMR spectroscopy
学術雑誌名 ページ 発行年
J. Am. Chem. Soc. 124 7 1452-1455 2002

全著者名 論文名
X. Liu, T. Pichler, M. Knupfer, M. S. Golden, J. Fink, H. Kataura, Y. Achiba, K. Hirahara, and S. Iijima Filling factors, structural, and electronic properties of C60 molecules in single-wall carbon nanotubes
学術雑誌名 ページ 発行年
Phys. Rev. B 65 4 045419/1-045419/6 2002

全著者名 論文名
H. Kataura, Y. Maniwa, M. Abe, A. Fujiwara, T. Kodama, K. Kikuchi, H. Inamori, Y. Misaka, S. Suzuki, and Y. Achiba Optical properties of fullerene and non-fullerene peapods
学術雑誌名 ページ 発行年
Appl. Phys. A 74 ??? 349-354 2002

全著者名 論文名
C.R.Wang, T.Kai, T.Tomiyama, T.Yoshida, Y.Kobayashi, E.Nishibori, M.Takata,M.Sakata and H.Shinohara A Scandium Carbide Endohedral Metallofullerene: (Sc2C2)@C84
学術雑誌名 ページ 発行年
Angew.Chem.Int.Ed.Engl. 40 ??? 397 - 399 2001

全著者名 論文名
E.Nishibori, M.Takata, M.Sakata, A.Taninaka and H.Shinohara Pentagonal-Dodecahedral La2 Charge Density in [80-Ih]Fullerene: La2@C80
学術雑誌名 ページ 発行年
Angew.Chem.Int.Ed.Engl. 40 ??? 2998-2999 2001

全著者名 論文名
T.Okazaki, K.Suenaga, K.Hirahara, S.Bandow, S.Iijima and H.Shinohara Real Time Reaction Dynamics in Carbon Nanotubes
学術雑誌名 ページ 発行年
J.Am.Chem.Soc. 123 ??? 9673-9674 2001

全著者名 論文名
T. Pichler, H. Kuzmany, H. Kataura, and Y. Achiba Metallic polymers of C60 inside single-walled carbon nanotubes
学術雑誌名 ページ 発行年
Phys Rev. Lett. 87 26 267401/1-267401/4 2001

全著者名 論文名
R. Sen, H. Kataura, S. Suzuki, and Y. Achiba Growth of single-walled carbon nanotubes from the condensed phase
学術雑誌名 ページ 発行年
Chem. Phys. Lett. 349 5,6 383-388 2001

全著者名 論文名
S. Suzuki, H. Yamaguchi, T. Ishigaki, R. Sen, H. Kataura, W. Kraetschmer, and Y. Achiba Time evolution of emissionbycarbon nanoparticles generated with a laser furnace technique
学術雑誌名 ページ 発行年
Eur. J. Phys. D 16 1-3 369-372 2001

全著者名 論文名
K.Suenaga, M.Tence, C.Mory, C.Colliex, H.Kato, T.Okazaki, H.Shinohara,K.Hirahara, S.Bandow and S.Iijima Element-Selective Single Atom Imaging
学術雑誌名 ページ 発行年
Science 290 ??? 2280-2281 2000

全著者名 論文名
C.R.Wang, T.Kai, T.Tomiyama, T.Yoshida, Y.Kobayashi, E.Nishibori, M.Takata,M.Sakata and H.Shinohara C66 Fullerene Encaging a Scandium Dimer
学術雑誌名 ページ 発行年
Nature 408 ??? 426-427 2000

全著者名 論文名
K.Hirahara, K.Suenaga, S.Bandow, H.Kato, T.Okazaki, H.Shinohara and S.Iijima One-Dimensional Metallofullerene Crystal Generated inside Single-Walled Carbon Nanotubes
学術雑誌名 ページ 発行年
Phys.Rev.Lett. 85 ??? 5384-5387 2000

全著者名 論文名
R. Sen, Y. Ohtsuka, T. Ishigaki, D. Kasuya, S. Suzuki, H. Kataura, and Y. Achiba Time period for the growth of single wall carbon nanotubes in the laser ablation process: evidence from gas dynamic and time resolved imaging
学術雑誌名 ページ 発行年
Chem. Phys. Lett. 332 5,6 467-473 2000

全著者名 論文名
A. Fujiwara, K. ishii, H. Suematsu, H. Kataura, Y. Maniwa, S. Suzuki, and Y. Achiba Gas adsorption in the Inside and outside of single-walled carbon nanotubes
学術雑誌名 ページ 発行年
Chem. Phys. Lett. 336 3,4 205-211 2000

全著者名 論文名
T. Ishigaki, S. Suzuki, H. Kataura, W. Kraetschmer, and Y. Achiba Characterization of fullerenes and carbonna noparticles generated with a laser-furnace technique
学術雑誌名 ページ 発行年
Appl. Phys. A 70 2 121-124 2000

全著者名 論文名
M.Takata, E.Nishibori, M.Sakata, M.Inakuma, E.Yamamoto and H.Shinohara Trigangle Scandium Cluster Imprisoned in a Fullerene Cage
学術雑誌名 ページ 発行年
Phys.Rev.Lett. 83 ??? 2214 - 2216 1999

全著者名 論文名
T.Kimura, T.Sugai and H.Shinohara Surface-Induced Fragmentation of Higher Fullerenes and Endohedral Metallofullerenes
学術雑誌名 ページ 発行年
J.Chem.Phys. 110 ??? 9681 - 9687 1999

全著者名 論文名
N.Tagmatarchis, A.G.Avent, K.Prassides, T.J.S.Dennis and H.Shinohara Separation, Isolation and Characterization of Two Minor Isomers of the [84]Fullerene, C84
学術雑誌名 ページ 発行年
Chem.Commun. ??? ??? 1023 - 1024 1999

全著者名 論文名
M. Kohno, S. Suzuki, H. shiromaru, and Y. Achiba Characterization of the lowest triplet states of linear C2n+1 by anion
学術雑誌名 ページ 発行年
J. Chem. Phys. 110 8 3781-3784 1999

全著者名 論文名
K.M. Allen, T.J.S.Dennis, M.J.Rosseinsky and H.Shinohara Isomer Specific Intercalation Chemistry: Potassium Insertion into D2 and D2d Isomers of C84
学術雑誌名 ページ 発行年
J.Am.Chem.Soc. 118 ??? 6681 - 6689 1998

全著者名 論文名
T.S.M.Wan, H.W. Zhang, T.Nakane, Z.Xu, M.Inakuma, H.Shinohara, K.Kobayashi and S.Nagase Production, Isolation and Electronic Properties of Missing Fullerenes: Ca@C72 and Ca@C74
学術雑誌名 ページ 発行年
J.Am.Chem.Soc. 120 ??? 6806 - 6807 1998

全著者名 論文名
T.J.S. Dennis and H. Shinohara Production, Isolation and Characterization of Group 2 Metal-Containing Endohedral Metallofullerenes(Invited)
学術雑誌名 ページ 発行年
Appl.Phys.A 66 ??? 243 - 247 1998

全著者名 論文名
M. Ohara, M. Suwa, T. Ishigaki, H. Shiromaru, Y. Achiba, and W. Kraetschmer Resonance-enhanced multiphoton electron detachment (REMPED) spectra of C10- and C11-
学術雑誌名 ページ 発行年
J. Chem. Phys. 109 4 1329-1333 1998

全著者名 論文名
H. Kataura, A. Kimura Y. Phtsuka, S. Suzuki, Y. Maniwa, H. Tanaka, and Y. Achiba Formation of thin single-wall carbon nanotubes by laser vaporization of Rh/Pd-graphite composite rod
学術雑誌名 ページ 発行年
Jpn. J. Appl. Phys. Part2 37 5B L616-L618 1998

全著者名 論文名
M. Kohno, S. Suzuki, H. Shiromaru, T. Moriwaki, and Y. Achiba Ultraviolet photoelectron spectroscopy on the linear conformer of negatively charged carbon clusters (Cn- 10(n(16)
学術雑誌名 ページ 発行年
Chem. Phys. Lett. 282 3,4 330-334 1998

B.国際会議発表論文(International Conferences)
全著者名 論文名
N.Tagmatarchis and H.Shinohara Photosensitized Oxygenation of Alkenes in the Presence of Bisazafullerene (C59N)2 and Hydroazafullerene C59HN
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
Nanonetwork Materials ??? ??? 413-416 2001

全著者名 論文名
W.Planck, T.Pichler, S.Baes-Fischlmair, M.Krause, H.Kuzmany, N.Tagmatarchis and H.Shinohara Transition of the Heterofullerene (C59N)X to the Monomeric Phase Nanonetwork Materials(Invited)
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
Electronic Properties of Molecular Nanostructures- Proceedings of the 15th International Winterschool AIP Conference Proceedings Vol.591 ??? 417-420 2001

全著者名 論文名
E.Nishibori, M.Takata, C-R.Wang, M.Inakuma and H.Shinohara Structure of IPR-Violated Fullerenes, Sc2@C66(Invited)
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
Nanonetwork Materials ??? ??? 461-464 2001

全著者名 論文名
Nikos Tagmatarchis and Hisanori Shinohara Photosensitized Oxygenation of Alkenes in the Presence of Heterofullerenes and Endohedral Metallofullerenes
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
Fullerenes for the New Millennium, Fullerenes (Invited) Vol.11 ??? 216 - 222 2001

全著者名 論文名
Toshiya Okazaki, Takashi Inoue, Zhongwen Wang, Hisanori Shinohara, Kazutomo Suenaga, Kaori Hirahara, Shunji Bandow, Sumio Iijima,Yongfu Lian and Zhennan G Endohedral Metallofullerenes in Carbon Nanotubes(Invited)
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
Fullerenes for the New Millennium, Fullerenes Vol.11 ??? 349 - 353 2001

全著者名 論文名
W.Plank, T.Pichler, S.Baes-Fischlmair, M.Krause, H.Kuzmany, Nikos Tagmatarchis, H.Shinohara Thermal Stability of the Heterofullerene (C59N)X for X=C59N,H(Invited)
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
Electronic Properties of Molecular Nanostructures- Proceedings of the 15th International Winterschool,AIP Conference Proceedings Vol.591 ??? 16-19 2001

全著者名 論文名
Nikos Tagmatarchis, Grant Forman and H.Shinohara Hetero- and Homo-[70] Fullerene Dimers: (C69N)2 and (C70)2
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
Electronic Properties of Molecular Nanostructures Proceedings of the 15th International Winterschool, AIP Conference Proceedings Vol.591 ??? 29 - 32 2001

全著者名 論文名
M.Okai, T.Muneyoshi, T.Yaguchi, S.Sasaki and H.Shinohara Growth Mechanism of Carbon Nanotubes Grown by Microwave-Plasma-Enhanced Chemical Vapor Deposition
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
Electronic Properties of Molecular Nanostructures Proceedings of the 15th International Winterschool,AIP Conference Proceedings Vol.591 ??? 187-190 2001

全著者名 論文名
K.Suenaga, K.Hirahara, S.Bandow, S.Iijima, T.Okazaki, H.Kato and H.Shinohara Core-Level Spectroscopy on the Valence State of Encaged Metal in Metallofullerene-Peapods(Invited)
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
Electronic Properties of Molecular Nanostructures Proceedings of the 15th International Winterschool,AIP Conference Proceedings Vol.591 ??? 256-260 2001

全著者名 論文名
R. Sen, S. Suzuki, T. Tamaki, and Y. Achiba Growth of single-walled carbon nanotubes in a condensed phase(Invited)
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
MRS fall meeting Boston, MA Z3.3 491 2001

全著者名 論文名
S. Suzuki, R. Sen, T. Tamaki, and Y. Achiba Preparation of single-walled carbon nanotubes by simultaneous laser ablation of two kinds of target
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
MRS fall meeting Boston, MA Z3.3 491 2001

全著者名 論文名
H. Kataura, T. Kodama, K. Kikuchi, K. Hirahara, S. Iijima, S. Suzuki, W. Kraetschmer, and Y. Achiba Optical peapods of fullerene-peapods
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
International symposium on nanonetwork materials: fullerenes, nanotubes and related materials (ISNM2001) Kamakura 2D01 95 2001

全著者名 論文名
Y. Achiba, S. Suzuki, R. Sen, and H. Kataura Growth of fullerenes and single wall nanotubes revealed by time resolved spectroscopy(invited)
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
International symposium on nanonetwork materials: fullerenes, nanotubes and related materials (ISNM2001) Kamakura 2B00 83 2001

全著者名 論文名
S. Suzuki, H. Yamaguchi, R. Sen, H. Kataura, W. Kraetschemr, and Y. Achiba Time and space evolution of carbon species generated with a laser furnace technique
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
International symposium on nanonetwork materials: fullerenes, nanotubes and related materials (ISNM2001) Kamakura 1P51 65 2001

全著者名 論文名
T.Schwieger, H.Peisert, M.Knupfer, M.S.Golden, J.Fink, T.Pichler, H.Kato and H.Shinohara Photoemission Spectroscopy of Gd@C82
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
Electronic Properties of Novel Materials-Molecular Nanostrucures,Proceedings of the 14th International Winterschool,AIP Conference Proceedings Vol.544 ??? 142-145 2000

全著者名 論文名
Marenne, P.Rudolf, M.R.Hunt, J.Schiessling, L.Kjeldgaard, P.Bruehwiler,M.S.Golden, T.Pichler, M.Inakuma and H.Shinohara Sc@C84 /Au(110): A synchrotron Radiation Study
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
Electronic Properties of Novel Materials-Molecular Nanostrucures,Proceedings of the 14th International Winterschool,AIP Conference Proceedings Vol.544 ??? 146-149 2000

全著者名 論文名
M.Krause, M.Hulman, H.Kuzmany, P.Georgi, L.Dunsch, M.Inakuma, T.J.S.Dennis and H.Shinohara Bonding and Dynamics of Diatomic Metal Encapsulates in Carbon Cages(Invited)
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
Electronic Properties of Novel Materials-Molecular Nanostrucures Proceedings of the 14th International Winterschool,AIP Conference Proceedings Vol.544 ??? 150-154 2000

全著者名 論文名
Shingo Okubo, Tatsuhisa Kato, Masayasu Inakuma and H.Shinohara Spin Dynamics of ESR-Active Lanthanum Endohedral Fullerenes
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
Fullerenes: Recent Advances in the Chemistry and Physics of Fullerenes and Related Materials Vol.10 ??? 291 - 297 2000

全著者名 論文名
Chun-Ru Wang, Tsutomu Kai, Tetsuo Tomiyama, Takuya Yoshida, Yuji Kobayashi,Eiiji Nishibori, Masaki Takata, Makoto Sakata and H.Shinohara C66 Fullerene Encaging Sc2 Dimer(Invited)
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
Fullerenes: Recent Advances in the Chemistry and Physics of Fullerenes and Related Materials Vol.10 ??? 336 - 341 2000

全著者名 論文名
Eiiji Nishibori, Masaki Takata, Makoto Sakata, M.Inakuma, E.Yamamoto and H.Shinohara Metal Cluster Encapsulated in a Fullerene Cage(Invited)
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
Fullerenes: Recent Advances in the Chemistry and Physics of Fullerenes and Related Materials Vol.10 ??? 367 - 372 2000

全著者名 論文名
T.Pichler, Z.Hu, T.Schwieger, H.Peisert, S.Legner, M.Knupfer, M.S.Golden, P.Kuran,P.Georgi, L.Dunsch, J.Fink, L.Kjeldgaard, P.Bruehwiler, Ch.Jung, R.Follath, H.Kato and H.Shinohara The Electronic Structure of Rare Earth Metallofullerenes from High Energy Spectroscopy(Invited)
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
Fullerenes: Recent Advances in the Chemistry and Physics of Fullerenes and Related Materials Vol.10 ??? 373 - 377 2000

全著者名 論文名
S. Suzuki, H. Yamaguchi, T. Ishigaki, R. Sen, H. Kataura, W. Kraetschmer, and Y. Achiba Time evolution of emission by carbon nanoparticles generated with a laser furnace technique
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
10th international symposium on small particles and inorganic clusters (ISSPIC 10) Atlanta, GA 12.7 12.7 2000

全著者名 論文名
Y. Achiba Growth and structure of single-wall carbon nanotubes and giant fullerenes
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
2000 International chemical congress of pacific basin society (PACIFICHEM2000) Honolulu, Hawaii PHYS 0010 PHYS 0010 2000

全著者名 論文名
S. Suzuki, T. Ishigaki, Y. Ohtsuka, R. Sen, H. Kataura, Y. Achiba, and W. Kraetschmer In situ observation of emission from carbon nanoparticles: correlation with the formation process of fullerenes and carbon nanotubes
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
2000 International chemical congress of pacific basin society (PACIFICHEM2000) Honolulu, Hawaii PHYS 0479 PHYS 0479 2000

全著者名 論文名
R. Sen, A. Govindaraj, S. Suzuki, H. kataura, and Y. Achiba Encapsulated and hollow onions of WS2 and MoS2
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
2000 International chemical congress of pacific basin society (PACIFICHEM2000) Honolulu, Hawaii PHYS 0480 PHYS 0480 2000

全著者名 論文名
H. Kataura, Y. Maniwa, T. Kodama, K. Kikuchi, K. Suenaga, S. Iijima, S. Suzuki, an Y. Achiba Optical properties of single-walled nanotubes encapsulating specific fullerenes
会議名 開催場所 論文番号 ページ 発行年
2000 International chemical congress of pacific basin society (PACIFICHEM2000) Honolulu, Hawaii PHYS 1085 PHYS 1085 2000

C.著書(Books)
全著者名 書名
篠原久典 微粒子工学体系 第II巻 応用技術
出版者名 出版場所 ISBN番号 ページ 発行年
フジ・テクノシステム 東京 ??? ???-??? 2002

全著者名 書名
Hisanori Shinohara Handbook of Ultrafine Particles Vol.II
出版者名 出版場所 ISBN番号 ページ 発行年
Fuji Techno System Tokyo ??? ???-??? 2002

全著者名 書名
阿知波洋次 カーボンナノチューブ ナノデバイスへの挑戦(田中一義編)
出版者名 出版場所 ISBN番号 ページ 発行年
化学同人 京都 ISBN4-7598-0732-2 53-66 2001

全著者名 書名
Yohji Achiba Carbon Nanotube Devices
出版者名 出版場所 ISBN番号 ページ 発行年
Kagaku-Dojin Kyoto ISBN4-7598-0732-2 53-66 2001

全著者名 書名
Hisanori Shinohara Endohedral Metallofullerenes
出版者名 出版場所 ISBN番号 ページ 発行年
Production, Separation, and Structural Properties Fullerenes: Chemistry, Physics, and Technology,Wiley New York ??? 357 - 393 2000

全著者名 書名
Hisanori Shinohara Mesoscopic Materials and Clusters
出版者名 出版場所 ISBN番号 ページ 発行年
Springer New York ??? 397 - 406 1999

全著者名 書名
篠原 久典 フラーレンの化学 No.43(日本化学会編)
出版者名 出版場所 ISBN番号 ページ 発行年
学会出版センター 東京 ??? ???-??? 1999

全著者名 書名
Hisanori Shinohara Chemistry of Fullerenes (Japan Chemical Society)
出版者名 出版場所 ISBN番号 ページ 発行年
Gakkai Shuppan Center Tokyo ??? ???-??? 1999


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