(理工領域-13)
知的で動的なインターネットワーキング
(研究推進委員長: 青山 友紀 東京大学大学院情報理工学系研究科教授)
インターネットの進展によって優れた情報共有手段が利用できるようになったが、21世紀の高度情報社会の情報インフラとなるにはまだ極めて不十分であり、インターネットの機能、性能、経済性を改善する「次世代インターネット(NGI)」の実現を目指す研究・開発が産学官において活発に行われている。この
NGI の枠組みではネットワークに接続される機器は基本的には PC であり、その間の情報の流通性能向上が主体であるが、さらにその次の時代には、PC
に加えて自動車、家電製品、ウエアーラブル機器、室内・屋外の各種センサーなどあらゆる機器にネットワーキング機能が搭載され、それらの情報機器から様々なサービスを享受できる高度な情報インフラの構築が望まれる。本研究分野はこのように
NGI のさらに次の時代のネットワーク技術を対象にするものである。この領域ではまだいくつかの要素技術の萌芽が見られる段階であり、ネットワーク全体を対象にした総合的なプロジェクトはまだ世界的にも存在しない。そこでここでは知的で動的な機能をベースとする新しいネットワークコンセプトの確立、そのコンセプトに基づく新ネットワークアーキテクチャや新ネットワークサービスの機能の創出、それを実現する革新的メカニズムやプロトコルの考案、それらを実証するネットワークテストベッドの構築、というネットワーク全体を対象として統合的に研究を推進する。
(平成11年度開始)
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