平成10年度開始分 研究評価委員会「中間評価」報告書
 

1.序文

 未来開拓学術研究推進事業の研究評価委員会は3年目を迎え、前年度に引き続き研究推進委員会と産学協力研究委員会並びに研究プロジェクトについて中間評価を行った。今回の評価対象は、13研究推進委員会と4産学協力研究委員会並びに平成10年度に新たにスタートした26研究プロジェクトである。

 平成12年6月8日に本年度最初の評価運営委員会(通算第4回)を開き、前年度の評価プロセスの見直しを含めて中間評価に必要な基本事項を審議した。前年度に引き続き理工系、生命科学系、産学協力系の3つの評価部会を設けるとともに、本年度は新たに複合系評価部会を設け(昨年度の評価においては、理工系及び生命科学系評価部会委員の数名で作業グループを構成し実施。)、中間評価を実施した。各評価部会の評価対象の分担は附属資料1に、またそれぞれの評価部会の主査及び委員は附属資料4に示されている。実際の評価に当たっては、各研究推進委員会又は産学協力研究委員会について、担当する評価委員及び中心となる幹事を決め、またそれぞれの研究分野の専門家に評価協力者として協力をお願いした。

 平成12年6月初めから10月初めにかけて、各評価部会は、附属資料3に示すようにそれぞれ3回の会合を開き、また必要に応じて個別研究プロジェクトについてのヒアリングや現地調査を実施して、理工系、生命科学系、複合系及び産学協力系の4評価部会の報告書をまとめた。そのプロセスは前年度とほぼ同じである。

 平成12年11月14日に開かれた第5回評価運営委員会において、理工系、生命科学系、複合系及び産学協力系評価部会の評価結果について、それぞれの主査から報告され了承された。さらに、これら各系評価部会の評価結果を評価運営委員会委員長を中心として各評価部会の主査が協力してまとめ、研究評価委員会として本報告書が作成された

 本報告書の構成は、前年度と同様に『1.序文』、『2.研究推進委員会及び産学協力研究委員会の活動等について』、『3.研究プロジェクトの評価と今後の取扱いについて』、『4.事業全体について』及び『附属資料』から構成されている。

 前年度の評価報告書に対する研究推進委員会や産学協力研究委員会等の対応については、委員会の構成や自己評価の在り方に対する適切な対応等高く評価する意見が評価委員の間で多かった。本年度についても、本報告書の内容が真摯に受けとめられ、未来開拓学術研究推進事業の趣旨に沿った順調な発展と目的の達成に貢献することを願ってやまない。また、今回実施した評価のプロセスや結果についても関係各方面から忌憚のないご意見やご批判をお願いしたい。そうした“評価に対する評価”を通して改善を重ねることにより、我が国の社会的、文化的風土に適した適正な評価制度が確立されるものと考える。


平成9年度開始分
中間報告書 目次
1.序 文
  2.研究推進委員会及び産学協力研究委員会の活動等について
    3.研究プロジェクトの評価と今後の取扱いについて
  4.事業全体について
日本学術振興会 未来開拓学術研究推進事業