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研究評価委員会「中間評価」報告書
未来開拓学術研究推進事業研究評価委員会
- 序 文
未来開拓学術研究推進事業に採択され推進されている研究委員会(分野)ならびに研究プロジェクトのうち、平成8年の創設当初に採択された34研究委員会(17研究推進委員会及び17産学協力研究委員会)及び117研究プロジェクトについては、3年目を迎えた本年度に中間評価を行うことになった。そのため、未来開拓学術研究推進事業研究評価委員会が設けられ、その中に理工系、生命科学系、産学協力系の3系列の評価部会を置いて中間評価を進めることとなった。
平成10年7月2日に評価運営会合を開き、中間評価要項をはじめ中間評価に必要な基本的事項を審議し、3系列部会の構成、評価対象の分担を付属資料に示すよう決定した。
評価運営会合において決定した基本方針に基づいて理工系、生命科学系、産学協力系評価部会はそれぞれ分担する評価対象について書類審査とヒアリングを中心に具体的な評価作業を進めた。すなわち対象となる研究委員会(分野)毎に中心となって評価に当たる幹事、分担評価委員、評価協力者を決め、これらの評価担当者が、評価対象となる各研究委員会(分野)および研究プロジェクトリーダーから提出された委員会活動状況等報告書及び研究状況等報告書に基づいて書類審査を行った。その結果提出された疑問点やコメントを中心に各研究委員会委員長並びに評価部会の判断によりプロジェクトリーダーからヒアリングを行った。
上に述べた書類審査、ヒアリングの結果に基づいて各幹事が担当する研究委員会(分野)および所属する研究プロジェクトの活動について担当委員会(分野)評価報告書(案)を作成した。これらの報告書(案)について、理工系、生命科学系、産学協力系評価部会においてそれぞれ審議し、修正等を行い、担当委員会(分野)評価報告書を各部会としてまとめた。さらに、これらの報告書を基に各部会の主査が中心になってそれぞれの部会評価報告書をまとめ、平成10年12月24日に開かれた評価運営委員会でその内容を各主査から報告し、了承された。これら3系列評価部会の各評価報告書の主な内容をまとめて、研究評価委員会全体としての本報告書が作成された。
本報告書は、主として評価の対象とそのプロセスを述べた“1.序文”の他に、“2.研究推進委員会及び産学協力研究委員会の活動等について”、“3.プロジェクトの評価と今後の取扱いについて”、“4.事業全体について”及び“付属資料”から構成されており、現在までの研究委員会の活動情況や成果に対する評価を示しているばかりでなく、各研究プロジェクトの今後の取扱いについても具体的に指摘している。また研究分野や研究プロジェクトの選び方、研究委員会の委員構成や自己評価の進め方をはじめ事業全体の推進方策についてもいくつかの問題点が提起されている。その中には厳しい内容も含まれているが、本事業の今後の進め方について有益な示唆を与えるものと考える。本報告書が事業委員会をはじめ関係諸方面で有効適切に活用され、未来開拓学術研究推進事業のさらなる発展に貢献することを期待する。
今回は本事業にとって初めての外部評価であり、しかも限られた短い時間の中で作成された本報告書については、誤解等に基づく誤りなきを期しがたい。そうした点についてご指摘をいただき、率直な意見交換や討論の場を持つことができれば、今後の評価方法の改善にも役立つであろう。率直な討論とそれに基づく試行錯誤を通して、わが国の社会的、文化的風土に適した有効適切な評価方法を確立することも、本事業にとって重要な課題ではないかと考える。
多くの困難にも拘わらず本報告書をまとめることができたのは、評価委員、評価協力者の使命感に基づく献身的な努力と研究委員会、研究プロジェクトの方々の熱心な御協力による所が大きい。
心からお礼を申し上げたい。
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