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科学研究費助成事業

日本学術振興会からのお知らせ
BACK 科学研究費補助金に係る研究活動の不正について

科学研究費補助金に係る研究活動の不正について

   本会は、「研究活動の不正行為及び研究資金の不正使用等への対応に関する規程」(平成18年本会規程19号。以下「規程」という。)に基づき検討を行った結果、科学研究費補助金に係る研究活動の不正を行った以下の研究者に対し、措置を講ずることとしました。

Ⅰ.森 直樹 (琉球大学教授)
      富田 真理子(琉球大学准教授)
      澤田 茂樹(元琉球大学特命助教)
Ⅱ.八尋 克郎(琵琶湖博物館総括学芸員)
Ⅲ.賈 智(元外国人特別研究員/受入機関 北海道大学)
Ⅳ.Prasenjit Mahato(元九州大学学術研究員)
Ⅴ.方 斌(元金沢星稜大学准教授)


  • 措置の対象者
    ①森 直樹 教授(琉球大学大学院医学研究科)

    ②富田 真理子 准教授(琉球大学大学院医学研究科)

    ③澤田 茂樹 元特命助教(琉球大学大学院医学研究科)


  • 措置の内容
    ① 森 直樹 教授
    平成29年度から平成35年度の7年間、本会の所管する全ての競争的資金等への応募・申請を制限する。

    ② 富田 真理子 准教授
    平成29年度から平成32年度の4年間、本会の所管する全ての競争的資金等への応募・申請を制限する。

    ③ 澤田 茂樹 元特命助教
    平成29年度から平成31年度の3年間、本会の所管する全ての競争的資金等への応募・申請を制限する。


  • 不正行為が行われた競争的資金及び交付額

    研究種目:基盤研究(C)
    研究課題名:ヒトT細胞白血病ウイルスI型TaxによるTGF-βシグナル伝達の抑制
    交付額:平成12年度~平成13年度  2,800千円

    研究種目:基盤研究(C)
    研究課題名:PI3K-Akt経路の活性化による成人T細胞白血病発症の分子機構
    交付額:平成14年度~平成15年度  3,200千円

    研究種目:基盤研究(C)
    研究課題名:HTLV-1の発がん機構とWntシグナル伝達経路との関連
    交付額:平成16年度~平成17年度  3,600千円

    研究種目:基盤研究(C)
    研究課題名:カベオリンによるHTLV-Iの発がん分子機構
    交付額:平成19年度~平成20年度  4,550千円

    研究種目:基盤研究(C)
    研究課題名:ATF3による成人T細胞白血病細胞運命制御
    交付額:平成21年度~平成22年度  3,380千円

    研究種目:基盤研究(C)
    研究課題名:HTLV-I感染によるM期チェックポイント異常とATL治療への応用
    交付額:平成19年度~平成20年度  4,550千円

    研究種目:基盤研究(C)
    研究課題名:成人T細胞白血病におけるマイクロRNAmiR-146aおよびmiR-155の役割
    交付額:平成21年度~平成22年度  3,640千円


  • 不正行為の内容
    森直樹教授は、責任著者である40編の論文についてねつ造、改ざんがあり、うち13編の筆頭著者であり、不正行為が認定された論文の研究グループのリーダー及び研究指導員として常態的に不正行為を指示・指導していたと認定された。
    富田真理子准教授は、ねつ造、改ざんが認定された論文のうち10編の筆頭著者であり、うち9編の論文の不正への関与が認定された。
    澤田茂樹元特命助教は、ねつ造が認定された論文のうち1編の筆頭著者であり、森教授からの指示を受けて不正行為を行っていたと認定された。


  • 研究機関が行った調査結果
    別添のとおり



別添 研究機関が行った調査結果(概要)[PDF]