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Institute of International Education(IIE: 国際教育研究所)が米国への留学生受入れ状況を公表


○ IIE(Institute of International Education:国際教育研究所)は2006年11月13日、2005〜6年(2005 Fall-2006 Spring)の米国への留学生受入れ状況についてとりまとめた「Open Doors 2006」の概要を公表した。


○ IIEは1919年に創設された、国際教育交流を推進する非営利機関であり、国際教育に従事する教員・スタッフ等の支援機関であるNAFSA(Association of International Educators)創設を推進したほか、フルブライト・プログラムの大学院交流事業等、米国と諸外国との教育交流プログラム等で実績のある機関である。
また、米国への留学生受入れ状況を1949年から毎年継続して調査し、本稿で紹介する「Open Doors 2006」としてとりまとめて公表している。なお本調査は、約3,000のアクレディテーション団体から認証された高等教育機関を対象として実施された。


○ IIEによると、2005〜6年に米国高等教育機関に在籍した留学生は 564,766人で、前年(565,039人)と比べてほぼ横ばいとなった。また、7年連続で50万人を超えており、2002〜3年の586,323人をピークに、翌年以降は2.4%減、1.3%減と推移し、今回は0.05%減とほぼ横ばいとなった。
 また、2005〜6年に新たに入学した留学生は 142,923人であり、前年(2004〜5年)の 131,945人と比較して8.3%の増となった。


○ 米国への留学生が最も多い出身国はインド(76,503人。対前年比4.9%減。)であり、2位以下を大きく引き離しており、次いで中国(62,582人。同0.1%増)、韓国(58,847人。同10.3%増)、日本(38,712人。同8.3%減)、カナダ(28,202人。同0.2%増)と続いた。韓国、6位の台湾(7.6%)、7位のメキシコ(6.6%)の増加率が高く、また上位の出身国では、日本の減少率が8.3%減と最大となっている。


○ 留学生受入数が最も多い大学は、University of Southern California(7年連続で1位。6,881人在籍。)であり、次いでColumbia University(5,575人)、Purdue University(5,540人)、New York University(5,502人)、University of Texas at Austin(5,395人)と続いた。また、142の大学に1,000人以上の留学生が在籍している。


○ また、留学生の専攻分野別の構成比を上位順に示すと、ビジネス・マネジメント(17.9%)、工学(15.7%)、物理・ライフサイエンス(8.9%)、社会科学(8.2%)、数学・コンピュータ(8.1%)の順となっている。


○ IIEは、米国に滞在さうる留学生は米国経済に対し、授業料・生活費の支出等を通じて約135億ドルの経済効果をもたらすとしている。また、米国商務省によると、米国における高等教育は同国で5番目に大きなサービス貿易事業となっている、とのことである。


参考: IIE「Open Doors 2006」ホームページ

(平成18年11月17日 JSPSワシントン研究連絡センター)