大学運営と負債−カリフォルニア大学の取組 カリフォルニア大学(UC: University of California)では、大学で将来必要となる設備・人的資本ニーズに最善の財政的戦略をとっていくために、負債のマネジメントについて見直す動きがある。 レビューは、下2つを中心に行われる。
UCの理事は「負債はUCにおいて、最も大事な資金源である。よい戦略とは、注意深く資本的ニーズと負債リスクのバランスを取ることだ。」「我々は、サイエンスがどこに向かっているかを把握し、サイエンスのスーパースターが必要とする施設設備を提供すること、あるいは、優秀な研究者を失うリスクについて考える必要がある。お役所的な弊害や、プロジェクトへのGoサインまでに無駄な時間がかかってしまうようなことが無いよう、その障壁を取り除いていく必要がある。」等と述べている。 日本の大学も、負債を抱えること自体はあり得る話である。ただ、おそらくそれはネガティブなイメージであり、このような戦略的、将来的な視点から公にそれらを語る動きは無いだろう。 もちろん、日本と米国の文化の違いに依るところも大きいが、今後の世界的にダイナミックなサイエンス、アカデミックな動きに対応するためには、負債を生じるような“投資”のあり方も議論していく必要が出てくるのかもしれない。 参考:http://www.universityofcalifornia.edu/news/2006/sep25.html (平成18年9月28日 JSPSサンフランシスコ研究連絡センター) |








