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留学生就職支援ファンドの発表(スコットランド)


 2008年8月13日、スコットランド政府は、卒業後もスコットランドに留まり就職を希望する留学生を支援するための総額約23万ポンドのファンド「フレッシュタレントチャレンジファンド」を発表した。


 Linda Fabiani欧州・外務・文化閣外大臣は、スコットランド経済に寄与し、労働市場に価値ある才能を確保する9大学16プログラムに対するファンドを決定し、以下のコメントを出した。
 「世界中の有能な大学生を惹きつけることは、豊かなスコットランドの将来のために必要な施策であるが、同時に、スコットランドで学ぶ才能ある留学生に卒業後もスコットランド内に留まってもらうことも重要である。このプログラムは、留学生が卒業後もスコットランドに留まるために必要なサポートを与えるものである。」
 「2005年以降、フレッシュタレント制(Fresh Talent: Working in Scotland Scheme, 下記参照)の下で、8200人の留学生が引き続きスコットランドに留まることを選択してきた。今回のファンドは、これまでのこうした流れをさらに推進するものとなる。卒業後就職するこれらの留学生は、スコットランドの持続的な経済成長に大いに貢献することになろう。」


採択大学、プログラム及び配分額(一部)

  • University of Glasgow 学生への職業斡旋 (£68,564)
  • University of Dundee 起業マインド推進事業 (£34,000)
  • Napier University 国際協力プログラム(技術習得、職業経験とメンタリング)(£17,000)
  • University of Stirling 留学生のためのインターンシップ事業 (£14,600)


(参考)

  • 「フレッシュタレントチャレンジファンド」は、スコットランドの高等教育機関が留学生の就職支援を推進するための競争的資金である。この枠組みでは、高等教育機関が産業界とも協力して、留学生がスコットランドの労働市場にアクセスする方策を展開させていくことも促している。
  • 2008年6月30日から、従来のフレッシュタレント制度(スコットランド留学生就業スキーム)は、新移民・入国管理制度の下で、Tier 1(Post-Study)に移行することになった。スキーム要領は以前と変わらず、留学生に英国内で2年間までの就労を認めるものである。(参照:P.31 新移民・入国管理制度に伴う留学生ビザ「Tier 4」の導入)
  • スコットランドを除く英国において、フレッシュタレント制度に相当する制度は、IGS(International Graduate Scheme)であり、同様に留学生の卒業後の就労を認めていた。このIGSも、2008年6月30日からはTier 1(Post-Study)に発展的に組み込まれている。



【関連URL】
Funding to retain international talent(スコットランド政府サイト)
フレッシュタレント制とTier 1(Post-Study)(スコットランド就業・ビジネス関連サイト)


(JSPSロンドン研究連絡センター発行Newsletter No.18(平成20年10月発行)掲載)