The Times Good University Guide 2009
The Times Good University Guide 2009が6月に出版された。このガイドは、The Times誌が独自の分析手法で1993年から毎年一回発刊している英国内大学のリーグ・テーブル(ランキング)である。6月19日付けThe Times誌にその概要が掲載されたので、一部を紹介する。
The Times Good University Guide統計算出方法
- 統計算出の指標を (1)学生満足度、(2)研究の質、(3)入学水準、(4)教職員一人当たりの学生数、(5)学生サービス及び施設への支出、(6)学位取得卒業率、(7)卒業時成績、(8)卒業後の就職等率 の8指標とし、(9)学生満足度及び(2)研究の質に1.5ポイント、その他の分野には等しく1ポイントの傾斜が付与された上での総得点順となっている。
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高等教育統計局(Higher Education Statistics Agency, HESA)にデータの開示をしないよう要望した大学、フルタイム学生に対応していない機関(Open University等)、博士課程が主な課程である大学、私立大学等はこのガイドに含まれていない。
- 今年度の統計手法の一番大きな変更は、NSS(National Student Survey)のデータが取り入れられた点である。
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- 授業料値上げが予想される中、学生はより明確なキャリア・パスを示す大学を選択する傾向が強まっている。(2009年の授業料の上限は、£3,145(約66万円)から引き上げられる可能性が指摘されている。)
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一方、いくつかの伝統的学科は志願者を惹きつけるのに苦心している。
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Oxfordは7年連続で総合1位となり、総合2位のCambridgeとの差を広げた。
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一方、総合2位のCambridgeは、本ガイドの61学科中、37学科でトップを取っている。(Oxfordは5学科。)
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Cambridgeは研究の質、入学水準、卒業後の就職等率において、良好な成績を上げている。
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Oxfordの首位は、学生サービス及び施設への支出、教職員レベル等によるところが大きい。
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昨年度から大きく順位を上げた大学は、York(16位から9位)、Leicester(21位から14位)、Lancaster(27位から19位)等である。
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スコットランドの首位はSt Andrews(総合5位)、ウェールズの首位はCardiff(総合29位)である。
【The Times Good University Guide 2009 URL】
http://extras.timesonline.co.uk/tol_gug/gooduniversityguide.php
(JSPSロンドン研究連絡センター発行Newsletter No.17(平成20年7月発行)掲載)