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JGFoS開催へ向けてのプレスリリース |
平成17年1月25日 第1回日独先端科学(JGFoS)シンポジウム開催2005年1月28日~30日、ドイツ・マインツ市(ドリント・ホテル)において、第1回日独先端科学(Japanese-German Frontiers of Science, JGFoS)シンポジウムが開催される。このシンポジウムは、日独首脳による日独学術交流強化に関する合意(2003年8月18日)を背景に誕生した。分野横断的な議論を通じた新たな学問領域の開拓と広い視野を持つ次世代リーダーの育成を目的とするもので、日独の新進気鋭の若手研究者60名が、化学、地球科学、数学、医学、物理学及び社会科学の6分野の先端研究をめぐり、専門領域をこえて特定のテーマについて議論を交わす。第2回は2005年11月3日~5日に「日本におけるドイツ年」の記念行事として湘南国際村で開催される。 【概要】 2003年8月18日、小泉首相とシュレーダー連邦首相による日独首脳会談において、次世代のための日独学術交流強化が合意された。この合意では、学術交流強化の重点の一つとして、若手研究者の交流促進を挙げており、これに基づき日本学術振興会とアレクサンダー・フォン・フンボルト財団(Alexander von Humboldt Foundation)は日独先端科学(JGFoS)シンポジウムの実施を決定した。 先端科学(Frontiers of Science, FoS)シンポジウムの形式は、米国科学アカデミー(U.S. National Academy of Sciences, NAS)が構想し、1989年に開始したものである。シンポジウムは、各分野の先端研究について専門家と専門外の若手研究者が特定のテーマについて議論するという独自の形式をとっており、分野間の境界を超えた議論をするとともに、将来の学問を展望し、新たな学問分野の開拓を目指す。また細分化された研究分野を超えて、広い視野をもつリーダーの育成を目的としている。 日本学術振興会は、従来からこのような形のシンポジウムを米国科学アカデミーと実施しているが、今回、アレクサンダー・フォン・フンボルト財団と協力して初めてドイツと開始するものである。 日独先端科学(JGFoS)シンポジウムは、化学、地球科学、数学、医学、物理学及び社会科学の6分野・6セッションで構成され、45歳以下の日独の新進気鋭の若手研究者60名が参加し、3日間の合宿形式で議論を行う。 第1回日独先端科学シンポジウムのトピックスは以下の通りである。
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