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国際事業部人物交流課
外国人著名研究者招へい担当
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| Dr. Serge Daan
滞在中の日程
受入実施の状況とその成果 本年度、Daan教授は7月24日に来日し、8月6日に離日するまでの14日間の滞在期間中、3つの連続する国際会議に出席、特別講演やシンポジウム講演を行うだけでなく、特にIUPSの会議では座長としてシンポジウムをもり立てた。さらに討論者としては、長い研究経験と、フィールド研究から数理モデルまで幅広い専門的知識と深い洞察力で、重要な質問や示唆に富んだコメントを発して会議貢献すると共に、参加者に多く知識を伝え、感銘を与えた。また、大阪大学および北海道大学においては、グローニンゲン大学・学部長として、大学間の教育・研究における国際協力について、具体的な話し合いを行った。本年度は、国際会議の合間をぬって、大阪大学、京都大学、奈良佐保短期大学、奈良女子大学、北海道大学の5つの大学を訪問し、若手研究者や院生・学部学生の指導に当たった。さらに、名誉教授として積極的に研究を続けている2名の旧友を訪ね、リズム研究の将来や、後輩の指導について、示唆を与えた。 1)国際会議における成果: 2)大学間国際交流における成果 3)大学訪問と学生指導・研究協力
招へい研究者の受入機関に対する寄与 Daan博士は、北海道大学学術交流会館において開催された生物リズムに関する国際シンポジウムにおいて特別講演を行い、夜行性動物がフィールドにおいては、しばしば昼行性となることから、行動の夜行性・昼行性は、餌が豊富で捕食者のいない実験室環境では、固定したものであるが、動物は自然界では、餌・捕食者・自然環境(環境温や天候など)に応じ柔軟に活動時間帯を変更することを詳細なデータから示し、実験室におけるデータがすべてではないこと、研究には、常に洞察力と観察力が必要であることを示して大学院生や若手研究者に大きな刺激を与えた。北大におけるシンポジウムは、一会場での会議であり、参加者が個別に話し合う機会を持ちやすいため、また、北海道大学医学研究科とグローニンゲン大学との国際交流を進める方針を確認し、双方で具体的な計画を立てていくことを双方の学部長レベルで約束することにより、国際化に大きく貢献した。 その他 昨年度に引き続きDaan教授の招聘が可能となり、多大な支援をいただいた日本学術振興会に、Daan教授共々、深謝いたします。毎年行われる様々な会議への著名研究者の招聘は、旅費・滞在費の捻出に苦労し、本務である教育・研究以外に多大な時間と労力の負担となっている。本プログラムは単年度ではなく、連続して著名研究者の招聘支援を可能としており、ビジネスクラスでの招待で、交通費やホテル代に悩まされることなくDaan教授には十分に力を発揮していただくことが可能であった。
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