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国際事業部人物交流課
外国人著名研究者招へい担当
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Alan J. Heeger
滞在中の日程
受入実施の状況とその成果 招へい事業の実施に際しては,2000年(平成13年)ノーベル化学賞を共同受賞した3名の研究者(白川英樹筑波大学名誉教授,アランJ.ヒーガー米国カリホルニア大学教授,アランG.マクダイアミド米国ペンシルベニア大学教授)が一堂に会するよう執り行うことが期待されていた。しかし,受賞直後の3名の研究者は多忙を極めており,スケジュールを調整すること自体が至難の業であった。 一方,筑波大学においては平成13年末より,白川名誉教授のノーベル賞受賞を記念して「白川センター」と呼ぶべき新しい研究センターの設立に取りかかっていた。そのため,概算要求や文部科学省との交渉を含めたセンターの設立準備に時間を費やさざる得なく,外国人著名研究者の受入れ機関として十分な準備ができない状況が2年間にわたり続くことになった。幸い平成15年4月より,「白川センター」は「学際物質科学研究センター」として設立されることが決定した。そこで,このセンターの開所式・記念講演会を開催し,これにあわせて本事業の外国人著名研究者でもあるヒーガー教授とマクダイアミド教授を日本に招へいすることとした。 11月11日の学際物質科学研究センター主催の記念講演会では,ヒーガー教授(演題「"Gene Sensors" Detection of Specific Targeted Sequences on DNA」),及びマクダイアミド教授(演題「Electronic Polymers New Materials for the 21th Century」による特別講演が行われ,それぞれ導電性高分子の生物分野への基礎研究の展開,及び導電性高分子の電子材料分野に向けた応用展開について,最新の研究結果と展望が発表された。 外国人著名研究者の招へい事業の支援により開催された「学際物質科学研究センターの開所式・記念講演会」では,研究学園都市の官民の研究所のみならず日本全国から参加した研究者との研究交流や,学内の大学院,学生との研究討議も積極的に行われた。さらに,記念講演会には地元高校生も多数参加し,講演後はノーベル受賞者との交流も行われ,若い世代の理科教育にも貢献できた。 招へい研究者の受入機関に対する寄与 (若手研究者への刺激,受入機関全体の国際化など) 11月11日の学際物質科学研究センターの記念講演会でのヒーガー教授の演題は,「"Gene Sensors" Detection of Specific Targeted Sequences on DNA」)であった。これは,導電性高分子の生物学への展開を内容とするものである。ヒーガー教授自身は物理学が専門であるが,物理学に留まらず,新たに導電性高分子を生物分野に応用しようという果敢な取り組みを本講演で発表した。同教授の飽くなき探求心と研究姿勢は,講演会に出席した若手研究者を含む学内外のすべての研究者に,深い感銘を与えた。また,物質科学の学際的研究を志向する本研究センターにとっても,今後の研究指針に強いインパクトを与えるものであった。 また,本学の国際化をより一層進める観点から,学際物質科学研究センターと,ヒーガー教授が所長を務めるカリホルニア大学サンタバーバラ校物理学科の高分子・有機固体研究所(Institute of Polymers and Organic Solids)との共同研究および研究交流を促進することが話し合われた。今後,若手教官や院生の相互交流をはじめとして具体化する予定である。
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