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外国人著名研究者招へい担当
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外国人著名研究者招へい事業

研究活動報告

外国人著名研究者招へい事業報告書

Jean-Marie Lehn

滞在中の日程
年 月 日 訪問先名称・訪問内容
平成15年  
10月16日 来日
10月16~
18日
九州大学
21世紀COEプロジェクト:分子情報科学(代表:新海征治教授)主催の国際シンポジウムでの講演
九州大学工学研究院応用化学部門での21世紀COEプロジェクトの視察と研究室スタッフとの個別討論
10月18~
20日
立命館大学で招待講演
10月20~
21日
キラリティ国際会議(静岡)での招待講演
10月21日 離日


受入実施の状況とその成果

超分子化学の創始者であるジャンマリー・レーン教授のこれまでの研究業績、 研究思想、超分子化学分野に対する将来展望などを広く学内外の研究者へ享受することを目的として、 レーン教授の招聘期間内に合わせ、21世紀COEプロジェクト:分子情報科学の機能イノベーション(代表:新海征治教授) 主催の国際シンポジウム(平成15年10月16-17日)を企画し、本シンポジウムでの特別講演を依頼した。 本シンポジウムでは、招待講演者としてレーン教授の他に国内第一流の研究者である、国武豊喜教授(北九州大学副学長)、 長田義仁教授(北海道大学副学長、21世紀COEリーダー)、原田明教授(大阪大学21世紀COEリーダー)、 入江正浩教授(九州大学21世紀COE副リーダー)に講演をお願いした。また、九州大学21世紀COEプログラム (分子情報科学)のメンバーから6件の講演(高原淳教授、古田弘幸教授、君塚信夫教授、浜地格教授、岸田昌浩助教授、 金子賢治助教授)を行った。

また、21世紀COEプロジェクトの主要メンバー(古田弘幸教授、君塚信夫教授、浜地格教授、高原淳教授、 新海征治教授、入江正浩教授)との個別ディスカッションにより緊密な学術情報交換を行い、 九州大学における超分子化学分野およびナノテクノロジー・ナノケミストリー研究に対する的確な評価、提案を受けた。

シンポジムで講演を行うLehn教授 満員のシンポジウム会場の様子


招へい研究者の受入機関に対する寄与
(若手研究者への刺激,受入機関全体の国際化など)

ジャンマリー・レーン教授の九州大学21世紀COEプロジェクト: 分子情報科学の機能イノベーション(代表:新海征治教授)主催の国際シンポジウム(平成15年10月16-17日) での特別講演には、九州大学内外を問わず多くの研究者(200名以上)が参加し、会場(九州大学国際ホール)は超満員であった。 レーン教授は、複雑な物質・事象に挑戦する化学に関する講演を行い、一つ一つの分子に情報を担う能力があること、 それを取り出して複雑な構造や機能を構築することが出来ること、このような試みの先に拡がる化学の将来像について講演を行い、 本講演の内容は参加した多くの若手研究者に強い感銘を与えるものであった。

また、レーン教授と九州大学21世紀COEプロジェクトの主要メンバー(計6名)との個別ディスカッションでは、 レーン教授より研究に対する的確な提案を受ける一方で、九州大学における超分子化学をはじめとする化学・材料系の世界レベルでの 活発な研究活動は高い評価を受けた。