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外国人著名研究者招へい担当
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外国人著名研究者招へい事業

研究活動報告

外国人著名研究者招へい事業報告書

Louis J. Ignarro

滞在中の日程
年 月 日 訪問先名称・訪問内容
平成15年
5月21日
ロサンゼルス発
22日 来日(成田空港)-東京へ  東京宿泊
23日 筑波大学大学院医学系研究科訪問
24日 東京医科歯科大学大学院訪問
25日 東京―名古屋へ移動  名古屋宿泊
名古屋大学大学院医学系研究科(老年科学)研究討論
26日 名古屋大学大学院医学系研究科(老年科学)
研究科長と面談
研究発表討論会(鶴友会館)
27日 名古屋―名古屋空港―熊本空港―熊本と移動  熊本宿泊
Kumamoto Medical Bioscience Symposium にて特別講演
28日 Kumamoto Medical Bioscience Symposium 出席
29日 第3回日本NO学術集会  特別講演
30日 熊本―熊本空港―羽田空港―成田空港―ロサンゼルスへ
同日  ロサンゼルス着
6月2日 ロサンゼルス発
3日 来日(成田空港)-新千歳空港―札幌  札幌宿泊
4日 日本ME学会特別講演
北海道大学大学院医学系研究科訪問
北海道脳神経外科医会、医師会認定学術講演会
5日 札幌―新千歳空港―名古屋空港―名古屋へ移動
名古屋大学大学院医学系研究科(老年科学)研究発表討論会
(鶴友会館)  名古屋宿泊
6日 名古屋大学大学院医学系研究科(老年科学)研究討議
7日 名古屋大学大学院医学系研究科(老年科学)研究討議
8日 名古屋―東京へ移動  東京宿泊
9日 筑波大学大学院医学系研究科訪問
10日 東京医科歯科大学大学院訪問
11日 東京―成田空港―ロサンゼルスへ


受入実施の状況とその成果

Ignarro教授には、学術振興会著名外国人研究者招聘事業にて、今年度は4月に続く来日である。 Ignarro教授は5月21日にロサンゼルスを発たれ、22日夕刻に成田空港に到着され、東京に移動後宿泊された。23日には筑波大学を、24日は東京医科歯科大学を訪問された。25日に東京駅より新幹線にて名古屋駅に移動された。

26日は名古屋大学を訪問いただき、研究発表討論会として、名古屋大学大学院医学系研究科発育加齢医学講座老年科学、血管内分泌研究室の研究員が研究の進行状況についてround table discussion方式で報告した。活発な議論が行われた。途中、研究科長室を訪問し、杉浦研究科長と歓談された。再びdiscussion に戻られ、夕刻まで熱心な討論が続いた。

27日は熊本に移動されて、Kumamoto Medical Bioscience Symposium研究会において、特別講演をされた。28日も同研究会に出席されて活発に討議に加われた。

29日はやはり熊本で開催されたNO学術集会にて特別講演をされた。30日は熊本から羽田空港へ移動された。予定していた学術振興会訪問が延期になったため、成田空港に移動された当日のロサンゼルス空港行きの便が利用可能であったため、一日早く移動された。ロサンゼルスでは6月1日NIHの研究費申請に関するhearingに出席された。

6月2日にはロサンゼルスを発たれ、3日夕刻に成田空港に到着され、同日夜の便で札幌に移動した

4日は新設の札幌国際会議場での最初の学会となった日本ME学会で特別講演をされた。

午後は市内に移動され、北海道大学に立ち寄られた後、市内のホテルでの医師会共催の脳神経外科医研究会にて特別招請講演をされた。

5日は早朝、名古屋に移動され、名古屋大学を訪問いただき研究発表討論会として、名古屋大学大学院医学系研究科発育加齢医学講座老年科学、血管内分泌研究室の研究員と今年度から来年の次回訪問までの研究計画について検討を行った。一酸化窒素補充療法の動物でのさらなる検討が必要とのことで、家ウサギを用いた動脈硬化モデル、ラットを用いた2型糖尿病モデル動物での検討を行うこととなった。UCLAと米国の製薬会社が産学共同研究として進行しつつある抗動脈硬化療法の日本での発展性についても議論が行われた。活発な議論が行われた。

6日は名古屋大学を訪問いただき、前日の研究計画について受け入れ研究室の林と議論された。7日も休日であったが、名古屋大学を訪問いただき、教室員に投稿予定の論文についてsuggestionをいただいた。吉田画伯と再会された。

8日は名古屋から新幹線にて東京へ移動された。

9日は筑波大学を訪問された。10日は東京医科歯科大学を訪問された。11日には、成田空港に移動し、ロサンゼルスに向けて発たれた。

招へい研究者の受入機関に対する寄与
(若手研究者への刺激、受入機関全体の国際化など)

今回は、4月についでの来日であり、名古屋大学大学院医学系研究科においても、研究科長との面談を始め、2回の研究発表討論会等、若手研究者への刺激は大きかった。研究に関しては、動脈硬化症のみならず、世界一の高齢社会に突入している本邦の現状を考慮し加齢モデル動物での動脈硬化治療法を検討することとした。今回は、第3回日本NO学会学術会議、日本ME学会をはじめとする各地での、いろいろな科の医師に対する特別講演を精力的にこなしていただき、受け入れ機関のみならず本邦の当該領域の研究者に大きな刺激になったことがもう一つの成果と考えられた。また、NOが幅広い領域において関心をもたれ精力的に研究されていることが理解された。