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アジア科学技術コミュニティ形成戦略
 

活動報告

 

平成19(2007)年12月15日

日中韓伝統技術(繊維分野)ワークショップを開催しました。

(独)日本学術振興会は信州大学繊維学部、及び文部科学省との共催で、平成19年12月15日(土)に「日中韓の伝統技術(繊維分野)に関するワークショップ」を開催いたしました。このワークショップは2007年1月12日に韓国にて開かれた「第1回日中韓科学技術協力担当大臣会合」での共同声明を受けて開催されました。

繊維文化は中国から韓国を経由して日本に伝えられ、これら日中韓を中心とした東アジア文化圏で「絹」「紙」として各国の生活スタイルに応じて発展し、技術が磨かれてきました。実際に、3ヶ国は繊維分野の先端技術に関して世界トップレベルの技術を有し、高い開発力を保っています。しかし、大量生産・大量消費型の技術が導入され、これまでの伝統的な技術が損なわれてきている他、特に日本では繊維産業が伸び悩んでおり、産業資材用複合織物などの新たな需要に対する対応が求められています。また一方では中国・韓国での生産に係るエネルギー・環境対策に日本の繊維技術の貢献が期待されています。

このような状況の中、本ワークショップでは、各国の繊維科学分野の第一線の研究者を招き、互いの現状と利点について理解を深め、今後の技術革新の方向性と共同研究プロジェクトについて議論を行いました。今後はバイオテクノロジーとナノテクノロジーの観点にたったバイオマス資源を利用した繊維技術に焦点を当てた共同研究プロジェクトへの合意のもと、東アジアの持続可能な社会の確立に向けて、一層の協力が行われる予定です。


<開催日> 2007年12月15日(土)
<開催場所> 上田東急イン
(長野県上田市天神4-24-1)