平成19(2007)年11月21日〜23日
第3回持続可能なエネルギーと環境フォーラムを開催しました。
平成19年11月21日からの3日間にわたり、京都大学、タイ国エネルギー環境合同大学院大学(JGSEE)、アセアン大学ネットワーク(AUN)、ラジャマンガラ工科大学(RMUTT)、(独)日本学術振興会、文部科学省が共催して、「第3回持続可能なエネルギーと環境フォーラム(SEE Forum)」がタイ国のパタヤにおいて開催されました。
このフォーラムはアジア太平洋地域に共通する地球温暖化とエネルギー安全保障問題という重要課題に対し、共通の目標”New Energy Initiatives”を設定し、アジア各国の産学官が連携協力して地域に適合した新エネルギーを開発し、協力して問題に対処することを目的として結成された、アジアにおける科学技術コミュニティーのネットワークです。
今回はAUNの既存のネットワークを活かして加盟10ヶ国21大学からエネルギー環境関連分野での代表者のほか、日本、ASEAN10ヶ国、その他アジアを中心として180人を超える参加者があり、15ヶ国から100件程度の発表が行われました。また、12ヶ国のカントリーレポート及び20大学・研究機関から新エネルギーに関するプロポーザルが提案され、”New Energy Initiatives”に関する活発な意見交換が行われました。このようにネットワークが飛躍的に拡大したほか、ASEAN10ヶ国、日本、インドの12ヶ国の新エネルギーイニシアティブに関するロードマップを共有することができました。さらに、バイオマス、太陽エネルギー、クリーンコール技術などでのネットワーキングが提案され、具体的なプラットフォーム形成に向けて一歩前進したほか、若手研究者を多く実行委員に据えたことからJGSEEを拠点とする恒常的なネットワーク強化のメカニズム構築に成功しました。
各ディスカッションでは新エネルギーイニシアティブに向けた研究、教育、ネットワーク、財務の協力プラットフォーム骨子が策定されたほか、各参加者の合意を盛り込んだ2008年度SEEフォーラムアクションプラン骨子(最終版)が策定されました。SEEフォーラムの参加者はこのアクションプランに基づき、2008年5月に京都において京都大学及び文部科学省の共同開催で実施されるASEAN COST+3: New Energy Forum for Sustainable Environment、また、12月にインドのニューデリーで開催される第4回SEEフォーラムに向けて準備を進めていく予定です。