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アジア学術セミナー

実施状況(過去の実施)

平成18年度日本学術振興会セミナー実施成果報告書<国内開催>

平成19年2月13日

JASS’06: アジアの持続可能な食料需給と発展戦略セミナー

1. 委託事業・セミナー名

(和文) JASS’06: アジアの持続可能な食料需給と発展戦略セミナー
(英文) JASS’06: JSPS Asian Science Seminar on Development Strategy for Sustainable Food System

2. セミナーの目的

本セミナーはアジア諸国を対象に、持続可能な食料需給をふまえた発展戦略を構築するため、日本農業の現状とアジアの食料需給についての課題を理解することを目的としたものである。現在のアジア諸国の食料自給率は、日本と韓国を除き、適度に高い水準を維持している。しかし、今後の経済発展戦略の如何によっては、急激に低下する可能性もあり得る。アジア地域全体の食料安全保障の観点からも、急激な食料自給率の低下は好ましいことではなく、また、一旦低下した自給率を再度上昇させるのは相当に困難である。
国内産業における農業の相対的縮小は、食料自給率の低下のみならず、農地の環境保全機能をはじめとする多面的機能の喪失や農村コミュニティの崩壊をもたらす。持続可能な地域の発展という視点からも、アジア諸国の農業、農村、環境の維持が重要である。
アジア諸国において、食料自給率が低下した場合、当然ながら、食料輸入が増加する。アジア地域全体の食料安全保障の観点からも、多くのアジア諸国が、日本に続いて食料自給率を低下させていく事態は避けねばならない。本セミナーは、食料自給率が極端に低下した日本農業の現状を共有し、アジア諸国の経済発展戦略の構築において、日本の食料政策の失敗と反省を十分にふまえた農業戦略を盛り込んでもらえるよう、将来の政策立案過程に影響力を持つ、若手研究者を対象に実施するものである。

3. 開催期間

平成18年11月26日(日)~12月05日(火) 10日間

4. 開催地(会場)

神奈川県藤沢市(日本大学生物資源科学部)
フィールドワーク先:神奈川県横浜市及び山梨県道志村・鳴沢村

5. 開催体制

自然科学研究機構 国立天文台 ハワイ観測所 所長 唐牛 宏

(1)共催機関
独立行政法人日本学術振興会
日本大学生物資源科学部
(2)開催責任者 日本大学生物資源科学部・教授・大賀圭治

6. 運営体制・方法、組織委員会について

以下の4名からなる組織委員会を作り、セミナーの具体的な企画及び立案を行った。

  • 大賀圭治(開催責任者、日本大学生物資源科学部食品経済学科・教授)
  • 水野正己(日本大学生物資源科学部国際地域研究所・所長、国際地域開発学科・教授)
  • 川手督也(日本大学生物資源科学部食品経済学科・助教授)
  • 松本礼史(日本大学生物資源科学部国際地域開発学科・助教授)

また、事務部門の担当は、生物資源科学部研究事務課が行い、実務担当者は、遠藤雅資(日本大学生物資源科学部・研究事務課長補佐)とした。委託費の管理は、「日本大学における研究費等の取扱に関する内規」及び「日本大学生物資源科学部旅費支給についての申合せ」等に基づき、生物資源科学部会計課が管理を行った。

7. 日程及び議題(別添でも可)

[1] 11月26日(日) 受講生到着・入国、参加登録
[2] 11月27日(月) 受講生自己紹介、開講式、基調講演・基調報告(講義と討論)
[3] 11月28日(火) 日本とアジアの食料問題の現状と課題(講義と討論)
[4] 11月29日(水) 食料需給の動向(日本の食料自給率低下)とその要因(講義と討論)
[5] 11月30日(木) アジアと日本の農業戦略・食料戦略・発展戦略(講義と討論)
[6] 12月01日(金) 農業発展戦略と地域開発(日本大学国際地域研究所シンポジウムに参加)
[7] 12月02日(土) フィールドワーク:日本の都市農業見学(横浜市郊外)
[8] 12月03日(日) フィールドワーク:条件不利地農業・道の駅見学(山梨県道志村、鳴沢村)
[9] 12月04日(月) 総合討論と反省会、修了式
[10] 12月05日(火) 受講生帰国

8. 参加者について

(1) 参加者数

  講師数 受講者数 合計
日本からの参加者数 17 14 31
(うち、本事業経費による参加者[注] 16 14 30
外国からの参加者数 8 23 31
(うち、本事業経費による参加者[注] 7 23 30
合計
25 37 62
(うち、本事業経費による参加者[注] 23 37 60

[注]オブザーバーとして参加する者は、本事業経費による参加者とはなりえません

(2) 講師について

1) 講師の選出方法
海外から招へいする講師については、日本大学学術交流協定提携校及び、開催責任者の大賀が継続的に参加している、太平洋経済協力会議(PECC:Pacific Economic Cooperation Council)・食料システム委員会のネットワークを活用して、講義を依頼した。
国内他大学等から招へいする講師については、関連学会(日本農業経済学会、日本国際地域開発学会、日本フードシステム学会)のネットワークを活用し、協力を依頼した。
生物資源科学部の教員については、食品経済学科、国際地域開発学科、大学院生物資源経済学専攻の担当教員を中心に協力を依頼した。

2) 講師リスト
講師としての正参加者・計 25名

職名 所属機関 所属国名1) 備考2)
(日本側講師)          
佐々木 惠彦 教授
日本大学総合科学研究所
日本 *
大賀 圭治 教授
日本大学生物資源科学部
日本 *
下渡 敏治 教授
日本大学生物資源科学部
日本 *
盛田 清秀 教授
日本大学生物資源科学部
日本 *
半澤 和夫 教授
日本大学生物資源科学部
日本 *
水野 正己 教授
日本大学生物資源科学部
日本 *
小林 信一 教授
日本大学生物資源科学部
日本 *
川手 督也 助教授
日本大学生物資源科学部
日本 *
井上 雅也 助教授
日本大学生物資源科学部
日本 *
早川 助教授
日本大学生物資源科学部
日本 *
北野 助教授
日本大学生物資源科学部
日本 *
松本 礼史 助教授
日本大学生物資源科学部
日本 *
中川 光弘 教授
茨城大学農学部
日本 *
鈴木 宣弘 教授
東京大学大学院農学生命科学研究科
日本 *
高橋 梯二 元所長
FAO日本事務所
日本 *
米倉 教授
東北大学大学院農学研究科
日本 *
辻井 教授
石川県立大学生物資源環境学部
日本  
(外国側講師)          
Isvilanonda Somporn Associate Prof.
Kasetsart University
Thailand *
Sirisupluxana Prapinwadee Associate Prof.
Kasetsart University
Thailand *
Suphanchaimat Nongluck Associate Prof.
Khon Kaen University
Thailand *
Hu Dinghuan Professor Chinese Academy of Agricultural Sciences China *
Shamsudin Mad Nasir Professor/Dean
University Putra Malaysia
Malaysia *
Chang ChingCheng Research Fellow The Institute of Economics, Academia Sinica Taiwan *
Catelo Salvador Professor/Dean University of the Philippines Los Baños Philippines *
Saragih Bungaran Professor
Bogor Agricultural Institute
Indonesia  

  1. 参加者が所属する機関の所在国を記入して下さい
  2. 本セミナー経費にて参加される方については、備考欄に「*」を記入して下さい。オブザーバーとして参加される方については、同「オブザーバー」と記入して下さい。(この場合、本事業経費対象外となりますのでご留意下さい。)

(3) 受講者について

1) 受講者の募集・選考方法
日本大学大学院生物資源科学研究科生物資源経済学専攻に所属する大学院生(博士後期課程)については、大学院カリキュラムの特別研究の一環として参加を依頼した。また、学内関連学科に所属する若手教員に呼びかけ、数名の参加を得た。 国内他大学に所属する大学院生については、関連学会(日本農業経済学会、日本国際地域開発学会、日本フードシステム学会)のネットワークを活用し、参加者を募集した。
海外からの参加者については、日本大学学術交流協定提携校及び、太平洋経済協力会議(PECC:Pacific Economic Cooperation Council)・食料システム委員会のネットワークを中心に、海外から招へいする講師の推薦もふまえて、受講生を募集した。

2) 受講者リスト
受講者としての正参加者・計 37名

職名 所属機関 所属国名1) 備考2)
(日本側受講生)          
田崎 義浩 博士後期課程研究生
日本大学大学院生物資源科学研究科
日本 *
立花 広記 博士後期課程研究生
日本大学大学院生物資源科学研究科
日本 *
佩吟 博士後期課程研究生
日本大学大学院生物資源科学研究科
日本 *
博士後期課程院生
日本大学大学院生物資源科学研究科
日本 *
礒田 みゆき 助教授
日本大学生物資源科学部
日本 *
高橋 助教授
日本大学生物資源科学部
日本 *
宮部 和幸 助教授
日本大学生物資源科学部
日本 *
倉内 伸幸 助教授
日本大学生物資源科学部
日本 *
ロイ キンシュック 助教授
日本大学生物資源科学部
日本 *
竹下 広宣

専任講師

日本大学生物資源科学部
日本 *
古橋 研究員
東京大学大学院農学生命科学研究科
日本 *
中山 里美 コンサルタント
FAO
日本 *
博士後期課程院生
東京海洋大学大学院海洋科学技術研究科
日本 *
草野 栄一 博士後期課程院生
東京農工大学大学院連合農学研究科
日本 *
(外国側受講生)          
Napasintuwong Orachos

Lecturer

Kasetsart University
Thailand *
Amnutkittikul Phonthep

Ph.D. student

Kasetsart University
Thailand *
Songsrirote Nitiphong

Ph.D. student

Kasetsart University
Thailand *
Kawasaki Jintana

Lecturer

Khon Kaen University
Thailand *
Gawborisut Somsamorn

Lecturer

Khon Kaen University
Thailand *
Zhu Juan

Researcher

Chinese Academy of Agricultural Sciences
China *
Wang Xiaoyan

Researcher

Chinese Academy of Agricultural Sciences
China *
Wang Suxia

Ph.D. Student

Chinese Academy of Agricultural Sciences
China *
Yang Weimin

Assistant Professor

Inner Mongolia University
China *
Bello Rolando Assistant Professor
University of the Philippines Los Baños
Philippines *

Manilay

Alessandro

Assistant Professor
University of the Philippines Los Baños
Philippines *

Batoon

Sharon

Research Specialist
Philippine Council for Agriculture Resources Research and Development
Philippines *

Selamat

Jinap

Professor
University Putra Malaysia
Malaysia *

Sanny

Maimunah

Assistant Lecturer
University Putra Malaysia
Malaysia *

Darham

Suryani

Ph.D. Student
University Putra Malaysia
Malaysia *

Dabukke

Frans

Researcher

Indonesian Center for Agriculture Social Economic and Policy Studies Ministry of Agriculture Indonesia

Indonesia *

Syawal

Rinna

Researcher
Agency for Food Security, Ministry of Agriculture Indonesia
Indonesia *

Asmara

Alla

Lecturer
Bogor Agricultural Institute
Indonesia *

Zon

Fadli

Researcher
The Indonesian Farmers Union
Indonesia *

Chen

Yi-Chieh

Ph.D. Student
National Taiwan University
Taiwan *

Lee

Shu-Yuan

Assistant Professor
Chihlee Institute of Technology
Taiwan *

Ahn

Se Young

Ph.D. Student

Chonbuk National University
Korea *
Kim Wonhee Ph.D. Student
Seoul National University
Korea *
  1. 参加者が所属する機関の所在国を記入して下さい。
  2. 本セミナー経費にて参加される方については、備考欄に「*」を記入して下さい。

9. 本セミナーで得られた成果

(1) 学術的な観点からの成果について
我が国の食料自給率は40%を下回り、食料安全保障の面から、危機的状況にあるといえる。また、中山間地域に代表される耕作放棄地の存在は、農地の多面的機能を失わせ、国土の環境保全の面からも大いに問題を抱えている。一方、アジアNIEs、ASEAN、中国等のアジア諸国は、急速な経済発展を遂げている。経済成長は、工業化、サービス経済化を促進し、食料自給率の低下をもたらすと考えられる。
我が国の戦後の経済発展過程は、工業化、サービス経済化とライフスタイル、食生活の変化が並行して進行し、食料自給率の低下をもたらした。今後、アジア諸国が同様の経済発展を遂げた場合、現在の日本と同様の状態に陥る可能性がある。アジア地域の食料安全保障、アジアの国土環境保全の観点から、日本の轍を踏まないような発展戦略が求められる。
受講者はセミナー期間中、毎日4人のアジアの国々から招聘された講師から講義を受け、アジアの国々の食料および農業の現状と将来予測について学んだ。その結果、受講者は自国およびアジア諸国の食料および農業の現状を再認識し、持続可能な食料需給と発展戦略には、アジア諸国の情報交換と協力が不可欠であることが明確化した。さらに毎日の講義の後で、受講者はミーティングを開き、その日の講義についての意見交換し、知識を深めた。
アジア諸国の発展戦略構築に貢献する人材が、我が国の食料需給の現状と、自給率低下の弊害を学ぶことは、アジア各国の食料政策・発展戦略をより望ましいものに誘導していくことにつながる。また、このことは、開発経済学、農業経済学、食料政策学といった学術分野での貢献に留まらず、日本の食料安全保障にも寄与する。以上の諸点が、本セミナーの学術的な観点からの成果である。

(2) 国際交流及び若手研究者育成の観点からの成果について
アジア各国の発展戦略構築に影響力を持つと考えられる若手研究者層に、自国の経済及び農業発展戦略への教訓として、我が国農政の現状を正しく知ってもらえたことが成果の一つである。特に、食料安全保障面からの食料自給率の維持や、環境保全面からの農地、農村コミュニティの維持など、食料自給率低下の負の側面を正しく理解してもらえたと考えられる。
受講者は、セミナーの後半に日本農業の現状を観察するために、2泊3日の見学旅行に出かけ、横浜の首都圏近郊農家と山梨県の道の駅を訪問した。この見学旅行は、受講者間の親睦を深めるという効果をもたらし、その結果として、受講者のネットワーク網が組織され、今後の研究におけるお互いの協力が約束された。
セミナー修了者は、自国の食料需給に危機感を持って対応し、自国の発展戦略を構築すると考えられる。また、日本人受講者は、本セミナーで得た知見を活かし、アジア諸国の発展戦略構築に貢献できる人材となることが期待される。

■アンケート結果[PDF]

Date Feb 13th, 2007

Report for JSPS Asian Science Seminar FY2006    <Summary>

1. Title of Seminar

JASS'05-Subaru Asia Youth School on Synergic Observation with Large to Small Telescopes at the Frontier of Progress in Astronomy

2. Purpose of Seminar

   The purpose of this seminar is to understand the current state of Japanese agriculture and examine the challenges of food supply and demand of Asian countries as they relate to building a development strategy on the basis of a sustainable food system. The present food self-sufficiency ratios of Asian countries have been sustained at high levels, except for Japan and Korea. However, it is possible that the food self-sufficiency ratio may sharply fall due to future economic development strategies. Such a sharp rate of decline would be unfavorable from the viewpoint of Asian food security and raising the ratio again would be very difficult.
   The relative decrease of agriculture in domestic industry has caused multiple functions of farmland to decline. This has led to the collapse of farm village communities as well as a decline in the self-sufficiency ratio. From the viewpoint of sustainable local development, it is important to preserve agriculture, farm villages, and the environment in Asia.
   The natural result of increasing food imports occurs if the food self-sufficiency ratio decreases. We must avoid this situation in many Asian countries besides Japan. This seminar is for young researchers who will exert influence on future policy planning in their native Asian countries. We hope they will incorporate the lessons learned from Japan's failed agriculture policy into their strategies for building their nations’ economic development.

3. Period

From November 26th, 2006 through December 5th, 2006 (10days)

4. Venue

Nihon University College of Bioresource Sciences (NUBS)
Kameino 1866, Fujisawa city, Kanagawa 252-8510, JAPAN
Field Study Site: Yokohama City, Doshi Village, Narusawa Village

5. Organization

(1) Cosponsors

Japan Society for the Promotion of Science(JSPS)
Nihon University College of Bioresource Sciences (NUBS)

(2) Organizer

Name in full (in English)          Keiji Ohga
Affiliation and position (in English)       Professor, Department of Food Economics,
College of Bioresource Sciences, Nihon University

6. Program: Agenda, topics, related activities (e.g., reception, excursion)

Day Date/Time Venue Theme Lecturer
1
Nov. 26 (Sun.)
Arrival and Registration
2
Nov. 27 (Mon.)
Opening, Introduction, Keynote Speech and Keynote Reports
1
P
Guidance
2
Main
Opening Ceremony
The Conservation of Biosphere Necessary for the Sustainable Production of Food
Satohiko Sasaki (Former Dean of NUBS, Nihon University, Japan)
3
Med2
State of Rural Asia: from the Viewpoint of Sustainable Food System Mitsuhiro Nakagawa (Ibaraki University, Japan)
4
Malaysian Food Sector: Issues and Development Strategies Under Globalization Mad Nasir Shamsudin (University Putra Malaysia, Malaysia)
Evening
Welcome party hosted by the organizer of the seminar
3
Nov. 28 (Tue.)
Food Problems in Asian Countries
1
Med2
EPA / FTA and Food Trade Nobuhiro Suzuki (the University of Tokyo, Japan)
2
Food Security in Asian Countries Teiji Takahashi (Former Chairman of FAO Liaison Office in Japan, Japan)
3
The Impact of Trade Liberalization on Production, Consumption and Trade of Thai Rice Prapinwadee Sirisupluxana (Kasetsart University, Thailand)
4
The Philippine Agriculture-Food-Environment Link Under Trade Liberalization: Policy Issues and Directions Towards Sustainable Food System Salvador P. Catelo (University of the Philippines Los Baños, the Philippines)
4
Nov. 29 (Wed.)
Transformation of Food Consumption in Asia and its Cause
1
Med2
Changing Japanese Dietary Patterns and the Development of the Livestock Industry Shin'ichi Kobayashi (Nihon University, Japan)
2
Asian Agriculture in Globalism Keiji Ohga (Nihon University, Japan)
3
Rice Consumption in Thailand: the Slakening Demand Somporn Isvilanonda (Kasetsart University, Thailand)
4
Transformation of Food Consumption as Taiwan Enters the 21st Century: Causes and Challenges Ching-Cheng Chang (The Institute of Economics, Academia Sinica, Taiwan)
5
Nov. 30 (Thu.)
Agricultural Development Strategy for Sustainable Food Supply
1
Med2
Mobilizing Community: Participation and Local Institutional Development Shu Kitano (Nihon University, Japan)
2
Diversified Farming System for Sustainable Food Supply in Northeast Thailand Nongluck Suphanchaimat (Khon Kaen University, Thailand)
3
The Emergence of Supermarkets with Chinese Characteristics: Challenges and Opportunities for China’s Agricultural Development Dinghuan Hu (Chinese Academy of Agricultural Sciences, China)
4
Alternative Development Strategy in Asian Agriculture: Utilizing Secondary Crops for Development and Poverty Alleviation under Globalization Hitoshi Yonekura (Tohoku University, Japan)
6
Dec. 1 (Fri.)
Symposium on Agricultural and Rural Future in Asia
10:30-17:00
Main
Strategy for the Sustainable Agricultural Development in Asia: Indonesian Experience Bungaran Saragih (Former Minister of Agriculture, Bogor Agricultural Institute, Indonesia)
Commentator:Dinghuan Hu (Chinese Academy of Agricultural Sciences, China)
Nongluck Suphanchaimat (Khon Kaen University, Thailand)
Comments based on Japan's Experience Hiroshi Tsujii (Ishikawa Prefectural University, Japan)
Evening
Dinner reception hosted by Regional Research Institute of Agricultural Production (RRIAP), NUBS
7
Dec. 2 (Sat.)
Field Study Tour (1)
9:30-10:30
33
Guidance of the Tour
Visit to JA Yokohama (Japan Agricultural Cooperative, Yokohama)
8
Dec. 3 (Sun.)
Field Study Tour (2)
Visit to "MICHINOEKI (Roadside Station)" in Doshi village and Narusawa village
Evening
Farewell party hosted by the organizer of the seminar
9
Dec. 4 (Mon.)
Closing Ceremony
13:00-15:00
Med1
Closing Ceremony
10
Dec. 5 (Tue.)
Departure

7. Lecturers and Participants

1) Number of Persons

  Lecturers Participants Total
Japan side 17 14 31
(Number who participated under program funding) 16 14 30
Other persons 8 23 31
(Number who participated under program funding) 7 23 30
Total 25 37 62
(Number who participated under program funding) 23 37 60

2) List

A: Lecturers
Name in full Position /Affiliation/ Institution(Country of affiliated institution) Remarks
-Japan side    
Mitsuhiro Nakagawa Professor, College of Agriculture, Ibaraki University *
Nobuhiro Suzuki Professor, Graduate School of Agricultural and Life Sciences, the University of Tokyo *
Teiji Takahashi Former Chairman of FAO Liaison Office in Japan *
Hitoshi Yonekura Professor, Graduate School of Agricultural Science, Tohoku University *
Hiroshi Tsujii Professor, Ishikawa Prefectural University (Commentator of RRIAP Symposium)  
Satohiko Sasaki Professor (Former Dean of NUBS), Advanced Research Institute, Nihon University *
Shin'ichi Kobayashi Professor, Department of Animal Science and Resources, NUBS *
Keiji Ohga Professor, Department of Food Economics, NUBS *
Shu Kitano Associate Professor, Department of International Development Studies, NUBS *
Toshiharu Shimowatari Professor, Department of Food Economics, NUBS *
Kiyohide Morita Professor, Department of Food Economics, NUBS *
Kazuo Hanzawa Professor, Department of International Development Studies, NUBS *
Masami Mizuno Director, Regional Research Institute of Agricultural Production(RRIAP) / Professor, Department of International Development Studies, NUBS *
Tokuya Kawate Associate Professor, Department of Food Economics, NUBS *
Masaya Inoue Associate Professor, Department of International Development Studies, NUBS *
Osamu Hayakawa Associate Professor, Department of International Development Studies, NUBS *
Reishi Matsumoto Associate Professor, Department of International Development Studies, NUBS *
-Other Persons    
Dinghuan Hu Professor, Institute of Agricultural Economics and Development, Chinese Academy of Agricultural Sciences, China *
Bungaran Saragih Professor (Former Minister of Agriculture), Department of Economics, Faculty of Economics and Management, Bogor Agricultural Institute (Lecturer of RRIAP Symposium), Indonesia  
Mad Nasir Shamsudin Professor / Dean, Faculty of Environmental Studies, University Putra Malaysia, Malaysia *
Salvador P. Catelo Professor / Dean, College of Economics and Management, University of the Philippines Los Baños, the Philippines *
Ching-Cheng Chang Research Fellow, The Institute of Economics, Academia Sinica, Taiwan *
Somporn Isvilanonda Associate Professor, Department of Agricultural and Resource Economics, Faculty of Economics, Kasetsart University, Thailand *
Prapinwadee Sirisupluxana Associate Professor, Department of Agricultural and Resource Economics, Faculty of Economics, Kasetsart University, Thailand *
Nongluck Suphanchaimat Associate Professor, Department Agricultural Economics, Faculty of Agriculture, Khon Kaen University, Thailand *

Place a check [ * ] in the Remark Column for those who participated using JSPS's seminar funding.

B: Participants
Name in full Position /Affiliation/ Institution(Country of affiliated institution) Remarks
-Japan side    
Gen Furuhashi Research Fellow, Graduate School of Agricultural and Life Sciences, the University of Tokyo *
Satomi Nakayama Consultant, FAO *
Yan Wang Ph.D. Student, Graduate School of Marine Science and Technology, Tokyo University of Marine Science and Technology *
Eiichi Kusano Ph.D. Student, United Graduate School of Agricultural Science, Tokyo University of Agriculture and Technology *
Miyuki Isoda Associate Professor, Department of Food Economics, NUBS *
Iwao Takahashi Associate Professor, Department of Food Economics, NUBS *
Kazuyuki Miyabe Associate Professor, Department of Food Economics, NUBS *
Hironobu Takeshita Lecturer, Department of Food Economics, NUBS *
Nobuyuki Kurauchi Associate Professor, Department of International Development Studies, NUBS *
Kingshuk Roy Associate Professor, Department of International Development Studies, NUBS *
Yoshihiro Tasaki Post Doctoral Student, Graduate School of Bioresource Sciences, Nihon University *
Hiroki Tachibana Post Doctoral Student, Graduate School of Bioresource Sciences, Nihon University *
Kun Liu Ph.D. Student, Graduate School of Bioresource Sciences, Nihon University *
Pei-Yin Tsai Research Student (Ph.D. Course), Graduate School of Bioresource Sciences, Nihon University *
-Other Persons    
Juan Zhu Researcher, Institute of Agricultural Economics and Development, Chinese Academy of Agricultural Sciences, China *
Xiaoyan Wang Researcher, Institute of Agricultural Economics and Development, Chinese Academy of Agricultural Sciences, China *
Suxia Wang Ph.D. Student, Institute of Agricultural Economics and Development, Chinese Academy of Agricultural Sciences, China *
Weimin Yang Assistant Professor, Economics and Management School, Inner Mongolia University, China *
Frans B. M. Dabukke Researcher, Indonesian Center for Agriculture Social Economics and Policy Studies, Ministry of Agriculture Indonesia, Indonesia *
Rinna Syawal Researcher, Agency for Food Security, Ministry of Agriculture Indonesia, Indonesia *
Alla Asmara Lecturer, Department of Economics and Management, Bogor Agricultural Institute, Indonesia *
Fadli Zon Researcher, The Indonesian Farmers Union, Indonesia *
Ahn Se Young Researcher / Ph.D. Student , Region Agriculture Research Institute / Chonbuk National University, Korea *
Kim Wonhee Ph.D. Student, College of Agriculture and Life Science, Seoul National University, Korea *
Jinap Selamat Professor, Faculty of Food Science and Technology, University Putra Malaysia, Malaysia *
Maimunah Sanny Tutor (Assistant Lecturer), Faculty of Food Science and Technology, University Putra Malaysia, Malaysia *
Suryani Darham Ph.D. Student, Department of Agribusiness and Information System, Faculty of Agriculture, University Putra Malaysia, Malaysia *
Rolando T. Bello Assistant Professor, College of Public Affairs, University of the Philippines Los Baños, the Philippines *
Alessandro A. Manilay Assistant Professor, Department of Agricultural Economics, College of Economics and Management, University of the Philippines Los Baños, the Philippines *
Sharon P. Batoon Science Research Specialist, Socio-Economics Research Division, Philippine Council for Agriculture, Forestry and Natural Resources Research and Development, the Philippines *
Yi-Chieh Chen Ph.D. Student / Assistant Research Fellow, Department of Agricultural Economics, National Taiwan University / Taiwan WTO Center, Chung-Hua Institution for Economic Research, Taiwan *
Shu-Yuan Lee Assistant Professor, Department of International Trade, Chihlee Institute of Technology, Taiwan *
Orachos Napasintuwong Lecturer, Department of Agricultural and Resource Economics, Faculty of Economics, Kasetsart University, Thailand *
Phonthep Amnutkittikul Ph.D. student, Department Agricultural and Resource Economics, Faculty of Economics, Kasetsart University, Thailand *
Nitiphong Songsrirote Ph.D. student, Department of Agricultural and Resource Economics, Faculty of Economics, Kasetsart University, Thailand *
Jintana Kawasaki Lecturer, Department of Agricultural Economics, Faculty of Agriculture, Khon Kaen University, Thailand *
Gawborisut Somsamorn Lecturer, Department of Fisheries, Faculty of Agriculture, Khon Kaen University, Thailand *

Place a check [*] in the Remark Column for those who will participate using JSPS's seminar funding.

8. Please describe the achievements of the seminar.

Accomplishments on the Academic Viewpoint

The Japanese food self-sufficiency ratio is under 40%. This means that Japan faces a food crisis from the aspect of food security. In addition, the abandonment of ground cultivation, especially in intermediate and mountainous areas, has resulted in the loss of manifold functions of farmland. This causes big problems regarding environmental land preservation.
On the other hand, Asian countries such as the Asian NIEs (Hong Kong, Singapore, Korea, and Taiwan), the members of ASEAN, and China have all experienced rapid economic development. Economic growth promotes industrialization and the service industry, but also brings about decline in the food self-sufficiency ratio.
The economic development during the Japanese postwar period similarly promoted industrialization and service industry. It changed Japanese life-styles and food customs, and brought about derogation of its food self-sufficiency ratio as the result. Now, other Asian countries experiencing rapid economic development are at risk of developing similar conditions. They need new development strategies so that they do not make the same mistakes as Japan regarding food security and environmental safeguards.
The seminar participants took notes every day from four lecturers who were invited from Asian countries. From the lectures, they learned a lot about Asian countries’ food and agricultural problems, and future prospects. They were aware of the present food and agriculture situations of their own and other Asian countries, and clearly understood that the development strategy for sustainable food systems requires information exchanges and cooperation between Asian countries. In addition, at the end of each day, they had meetings to exchange their opinions about the lectures and share their knowledge.
This generation of researchers, who will contribute to the construction of development strategies in Asia, must study the present situation of Japanese supply and demand. They must understand the negative effect of degradation of Japan’s self-sufficiency ratio, and use this understanding in shaping more desirable food policies and development strategies in Asian countries. The study also contributes to literature about Japanese food subsistence security, and is not limited to the fields of development economics, agricultural economics, and food policies.

International A.C. and result from the viewpoint of young researcher upbringing

We want young researchers who will exert influence on the development strategies of Asian nations to understand the Japanese food and agriculture policy, so that they may put that knowledge to use in shaping their countries’ economy and agricultural strategies. One of the objects of this seminar is to understand the negative effect of the food self-sufficiency ratio decline. Such effects lead to the increased need to emphasize the safety side of food self-sufficiency, maintain environmental safeguards, and preserve farm village communities. In the latter half of the seminar, the participants went on a 3-day tour to visit a farmhouse in YOKOHAMA-city and MICHINOEKI in YAMANASHI-KEN to observe the present situation of Japanese agriculture. This tour had the positive effect of deepening the friendship between participants. They organized networks and promised to cooperate with each other in future investigations. Each participant has a responsibility to build his or her country's development strategy with a sense of impending yet preventable crisis. We hope that the participants make use of the knowledge gained from this seminar, and that these talented people will contribute positively to the development strategies of Asian countries.

•Result of the Questionnaire for the Seminar Participants [PDF]