お問い合わせ先

独立行政法人 日本学術振興会
国際事業部 研究協力第一課
〒102-0083
東京都千代田区麹町5-3-1
TEL03-3263-1826
FAX03-3234-3700
MAIL

アジア学術セミナー

実施状況(過去の実施)

平成14年度アジア学術セミナー実施報告書概要

放射光加速器及びその応用

1.セミナー名
(和文) 放射光加速器及びその応用
(英文) Synchrotron Radiation Accelerators and Their Applications
2.開催期間

平成14年10月19日~平成14年10月28日 10日間

3.開催地(会場)

Al-Balqa Applied University

4.開催責任者
所属機関・職: 高エネルギー加速器研究機構・教授
氏名: 黒川 眞一
5.相手国側開催責任者
所属機関・職: Al-Balqa Applied University・副学長
氏名: Isa Khubeis
6.参加受講者数
日本側 2名
ヨルダン側 28名
その他の国 27名
57名
7.セミナー参加者

(1) 日本側正参加者・計17

氏名 職名 所属機関 区分
黒川 眞一
若槻 荘市
安藤 正海
山本 樹
伊藤 健二
太田 俊明
雨宮 慶 幸
坂田 誠
宮原 恒昱
石川 哲也
古宮 聡
原田 健太郎
MD.Mashiur Rhaman
細山 謙二
濁川 和幸
五味田 將
福田 浩
教授
教授
教授
助教授
助教授
教授
教授
教授
教授
主任研究員
主管研究員
助手
大学院学生
教授
技術職員
係長
一般職員
高エネルギー加速器研究機構
高エネルギー加速器研究機構
高エネルギー加速器研究機構
高エネルギー加速器研究機構
高エネルギー加速器研究機構
東京大学
東京大学
名古屋大学
東京都立大学
理化学研究所
(財)高輝度光科学研究センター
高エネルギー加速器研究機構
総合研究大学院大学
高エネルギー加速器研究機構
高エネルギー加速器研究機構
高エネルギー加速器研究機構
高エネルギー加速器研究機構
組織委員
講師
講師
講師
講師
講師
講師
講師
講師
講師
講師
受講者
受講者
事務局(副議長)
事務局
事務局
事務局

(2) 日本以外からの正参加者・計73

職名 所属機関 国名 区分
Toukan
Khubeis
Schopper
Einfeld
Winick
Alp
Hirschmugl
Hussain
Jalilhvand
Pantos
Hasnain
Rizkallah
Johansson
Baig
Jisrawi
Sayers
Ishii
Al-Kofahi
Al-Alawi
Hasan
Al-Saie
Hadiadeh Yazdi
Safa
Javad
Al-Rawas
Saffarini
Salman
Sabatin
Assaf
Assaf
Tabet
Ozbey
Ide
Arici
Yildirim
Hamdan
Alawadhi
Mansour
Ahmad
Ali
Liu
Nandedkar
Dhamgaye
Jeon
Ruttakarn
Abdel-Halim
Al-Jaghoub
Al-Jundi
Hallak
Salah
Abdullah
Ajlouni
Arafeh
Haddad
Khalili
Al-Akhras
Al-Bis
Al-Shuyyab
Khateeb
Abu-El-Halawa
Bsoul
El-Bayari
Al-Dairy
Ershaidat
Mahmood
Malkawi
Al-Taweel
Amer
Ghaith
Mer'ai
Al-Ramadean
Debabneh
Gharaibeh
Khaled
Isa
Herwig
Dieter
Herman
Esen
Carol
Zahid
Farideh
Emmanuel
Samar
Pierre
Ulf
Muhamamad
Najeh
Zehra
Takehiko
Mahmoud
Sadeq
Abdulla
Ahmed
Mohammad Hadi
Medhi
Rahighi
Ahmed
Ghassan
Salman
Fouad
Karen
Said
Nouar
Suheyla
Semra
Cengiz
Leyla
Naser
Hussain
Mohammad
Shoaib
Raheel
Tao
R.V.
Vishal
Choel-ho
Apiwatwaja
Hamzeh
Mohamoud
Jamal
Awni
Wa'el
Ma'arouf
Abdul-Wali
Diy'a
Salim
Fawaz
Mohammed
Borhan
Fawzi
Mohammed
Rajab
Ibrahim
Zouhar
Abdel-Raouf
Nidal
Sami
Hanan
Sameer
Mamun
Abdul-Salam
Mahmoud
Yahya
Munir
Mohammad
大臣
副学長
教授
教授
教授
教授
助教授
教授
助教授
教授
教授
教授
教授
教授
教授
教授
教授
教授
教授
教授
教授
教授
助教授
助教授
教授
助教授
教授
研究員
研究員
教授
助教授
教授
研究員
大学院学生
教授
教授
教授
研究員
教授
助教授
助教授
教授
助手
大学院学生
研究員
研究員
研究員
研究員
研究員
研究員
教授
大学院学生
教授
教授
研究員
研究員
研究員
研究員
研究員
研究員
研究員
研究員
研究員
研究員
教授
研究員
研究員
研究員
研究員
研究員
教授
教授
研究員
Ministry of Education
Al-Balqa' Applied Univ.
CERN
Angstromquelle Karlsruhe GmbH
SLAC
Argonne Narional Lab.
Wisconsin Univ.
LBNL
Calgary Univ.
Daresbury Lab.
Daresbury Lab.
Daresbury Lab.
Lund Univ.
Quaid-I-Azam Univ.
BilZeit Univ.
Sabanci Univ.
Suranaree Univ. of Tech.
Al-Balqa' Applied Univ.
Univ. of Bharain
Univ. of Bharain
Univ. of Bharain
Intl. Scientific Meeting Office
Isfan Univ. of Tech.
Nuclear Research Center
Sultan Qaboos Univ.
An-Najah Univ.
An-Najah Univ.
Bethlehem Univ.
Islamic Univ. of Gaza
Arafat National Scientific Center for Applied Research
King Hahd Univ. of Petroleum and Minerals
Hacettepe Univ.
Hacettepe Univ.
Hacettepe Univ.
Hacettepe Univ.
Univ. of Sharjah
Univ. of Sharjah
Univ. of Sharjah
Pakistan Inst. of Nuclear Sci. and Tech.
Quaid-I-Azam Univ.
Inst. of High Energy Physics
Center for Advanced Tech.
Center for Advanced Tech.
Sungkyungkwan Univ.
National Synchrotron Research Center
Hashemite Univ.
Hashemite Univ.
Hashemite Univ.
Hashemite Univ.
Hashemite Univ.
Jordan Univ.
Jordan Univ.
Jordan Univ.
Jordan Univ.
Jordan Univ.
Jordan Univ. of Sci. and Tech.
Jordan Univ. of Sci. and Tech.
Jordan Univ. of Sci. and Tech.
Jordan Univ. of Sci. and Tech.
Al-Bayt Univ.
Al-Bayt Univ.
Philadelphia Univ.
Yarmouk Univ.
Yarmouk Univ.
Yarmouk Univ.
Yarmouk Univ.
Mu'tah Univ.
Zarka Private Univ.
Zarka Private Univ.
Applied Sci. Univ.
Al-Balqa' Applied Univ.
Al-Balqa' Applied Univ.
Univ. of Nevada
ヨルダン
ヨルダン
スイス
ドイツ
米国
米国
米国
米国
カナダ
英国
英国
英国
スウェーデン
パキスタン
パレスチナ
トルコ
タイ
ヨルダン
バーレーン
バーレーン
バーレーン
イラン
イラン
イラン
オマーン
パレスチナ
パレスチナ
パレスチナ
パレスチナ
パレスチナ
サウジアラビア
トルコ
トルコ
トルコ
トルコ
アラブ首長国連合
アラブ首長国連合
アラブ首長国連合
パキスタン
パキスタン
中国
インド
インド
韓国
タイ
ヨルダン
ヨルダン
ヨルダン
ヨルダン
ヨルダン
ヨルダン
ヨルダン
ヨルダン
ヨルダン
ヨルダン
ヨルダン
ヨルダン
ヨルダン
ヨルダン
ヨルダン
ヨルダン
ヨルダン
ヨルダン
ヨルダン
ヨルダン
ヨルダン
ヨルダン
ヨルダン
ヨルダン
ヨルダン
ヨルダン
ヨルダン
ヨルダン
組織委員
組織委員
組織委員
講師
講師
講師
講師
講師
講師
講師
講師
講師
講師
講師
講師
講師
講師
講師
受講者
受講者
受講者
受講者
受講者
受講者
受講者
受講者
受講者
受講者
受講者
受講者
受講者
受講者
受講者
受講者
受講者
受講者
受講者
受講者
受講者
受講者
受講者
受講者
受講者
受講者
受講者
受講者
受講者
受講者
受講者
受講者
受講者
受講者
受講者
受講者
受講者
受講者
受講者
受講者
受講者
受講者
受講者
受講者
受講者
受講者
受講者
受講者
受講者
受講者
受講者
受講者
受講者
受講者
受講者
8.日程及び議題

平成14年10月19日(土)
場所:リージェンシー・パレス・ホテル(アンマン)
概要:開会式及び日本側主催レセプション
平成14年10月20日(日)~10月23日(水)
場所:アルバルカ大学(アンマン)
議題の概要: 放射光加速器及び同加速器を用いた放射光科学に関する講義を行った。
講義の一覧 (1)電子蓄積リングの基礎
(2)放射光
(3)SESAME放射光加速器施設
(4)挿入光源
(5)回折
(6)散乱
(7)赤外線ビームライン
(8)極端紫外光ビームライン
(9)X線ビームライン
(10)分光学(固体表面)
(11)分光学(ガス)
(12)測定器
(13)XAFS理論及びデータ解析
(14)XAFSの応用
(15)考古学
(16)物質科学のための回折
(17)イメージング(X線血管造影)
(18)環境科学
(19)超高分解能X線散乱
(20)マイクロ分光学
(21)SESAMEプロジェクトの概要
(22)小角散乱
(23)産業応用
(24)解析(X線蛍光)
(25)イメージング(新しいX線イメージング)
(26)生物学のための回折
(27)物質科学(Hard Material)
(28)物質科学(Soft Material)
(29)生物学への応用
(30)構造分子生物学
(31)軟X線放射光の将来の可能性

平成14年10月24日(木)~10月25日(金)
場所:Kingsway Hotel(ワディムーサ)
議題の概要:”ジョルダンにおけるSESAMEプロジェクトに対するアプローチ”及び”シャム放射光施設における経験”と題したセミナーを行った。
セミナー一覧
(1)Jordanian Approach to SESAME
アルバルカ大学教授 Mahmoud Al-Kofahi
(2)Experience of Siam Light Source
スラナリー工科大学教授 石井武比古

平成14年10月26日(土)~10月28日(月)
場所:アルバルカ大学
議題の概要:放射光加速器及び同加速器を用いた放射光科学に関する講義を行った。
講義の一覧
(1)SESAMEプロジェクトの概要
(2)小角散乱
(3)産業応用
(4)解析(X線蛍光) (5)イメージング(新しいX線イメージング)
(6)生物学のための回折
(7)物質科学(Hard Material)
(8)物質科学(Soft Material)
(9)生物学への応用
(10)構造分子生物学
(11)軟X線放射光の将来の可能性

9.学問的成果

今回のアジア学術セミナーのテーマは、「放射光加速器とその応用」であった。中東地域の最初の国際研究機関として、来年早々、発足する運びであるSESAMEに対する日本の貢献の一環として行ったものである。受講者の主体は中東地域の科学者であった。

中東地域には、SESAMEの中核となる装置である放射光加速器が存在せず、放射光科学に関する体系的なセミナーはこれまで行われたことがなかった。このため、このセミナーにおいては、放射光加速器の基礎から始まり、放射光の発生原理、放射光用ビームライン、そして、放射光の応用までの、放射光科学の全分野を網羅し、SESAMEにおいてどのような研究ができるかを示すことに力点をおいたカリキュラムを組んだ。

日本を始め、米国、ヨーロッパ、また、欧米で活躍中の中東地域出身者からなる講師陣は、十分な準備に基づく内容のある講義を行った。また、安全上の理由で参加できなかった、イスラエル人講師による2つの講義は、講師から送っていただいたPowerPointによる講義を、東京大学の太田俊明教授が適切な注釈を挿入しながらプロジェクターによって表示して行ったことは特記すべきである。

中東地域の研究者は、放射光科学という、これまで中東地域ではあまりなじみのなかった分野へ参入すべく非常に積極的にセミナーに参加した。各講義の後には質問が続出し、時間を超過するのが常であった。

セミナーにおいては、SESAMEにおいてどのようなビームラインを作るべきか、また、どのような実験が可能かについてのパネルディスカッションが行われ、参加者による活発な議論が行われた。また、受講者による15分の発表が7人によって行われた。受講者の発表はすべて非常にレベルの高い内容であった。パネルディスカッション及び受講者による発表とも、中東地域の科学者のSESAMEに対する強い意気込みを示すものであった。

講義の内容はこのセミナーのホームページに既に掲載されており、講義録の作成の準備も進行中である。講義録完成の暁には、放射光科学分野の代表的な教科書となると考えている。

10.関連行事

平成14年10月19日(土)レセプション(日本側主催)
平成14年10月22日(火)エクスカーション(SESAMEサイト及び死海)
平成14年10月25日(金)エクスカーション(ペトラ)
平成14年10月27日(日)レセプション(ヨルダン側主催)