HOPEミーティング

第9回HOPEミーティング開催概要


日時:2017年2月27日(月)~3月2日(木)
会場:東京国際フォーラム(東京) 他
対象分野:物理学、化学、生理学・医学及び関連分野
主催:独立行政法人日本学術振興会

参加者
アジア・太平洋・アフリカの22か国・地域[※]から110名の博士課程学生・若手研究者が参加しました。

[※]参加国・地域
日本、オーストラリア、バングラデシュ、中国、エジプト、インド、インドネシア、イスラエル、ケニア、韓国、
マレーシア、モンゴル、ミャンマー、ネパール(初参加)、ニュージーランド、フィリピン、シンガポール、
南アフリカ、台湾、タイ、トルコ、ベトナム
講演・グループディスカッション・ポスターセッション
ノーベル賞受賞者5名を含む、6名の著名研究者による講演がありました。講演時間は各回50分、質疑応答の時間は25分設けられました。

【講演者(敬称略)】
小林 誠 ノーベル物理学賞 2008年
クラウス・フォン・クリッツィング ノーベル物理学賞 1985年
梶田 隆章 ノーベル物理学賞 2015年
野依 良治 ノーベル化学賞  2001年
ジャン=ピエール・ソバージュ ノーベル化学賞  2016年
エドバルト・I・モーセル ノーベル生理学・医学賞 2014年
グンナー・エクイスト 元スウェーデン王立科学アカデミー事務総長
ウメオ大学名誉教授


<クリッツィング教授>

<梶田教授>
また、ノーベル賞受賞者及び著名研究者によるグループディスカッションが、2月27日、28日、3月1日に開催されました。
グループディスカッションでは、参加者20~30人を1グループとして、講演者1名と対話する形式で行われ、時間は45分です。
各講演者のモデレーターが司会進行を行いました。参加者は、打ち解けた雰囲気の中、自身の研究内容や今後のキャリアなど、興味のあるテーマについて、講演者と熱い議論を交わしました。

<ソバージュ教授>

<小林教授>
さらに、参加者は、フラッシュトークやポスターセッションにおいて、自身の研究内容について発表すると共に、他の参加者の研究成果を共有しました。

●フラッシュトーク
自身の研究概要を1分間で説明するフラッシュトークは2月27日に開催されました。
●ポスターセッション
HOPEミーティングの期間中、参加者によって準備された自身の研究内容を紹介するポスターがメイン会場のホワイエに展示されました。ポスターセッションは、2月27日、28日、3月1日に合計3回開催され、各参加者は、割り当てられた日程でポスターの前に立ち、研究内容の発表を行いました。優秀なポスター発表を行った参加者5名には、「ベストポスター賞」が授与され、さらに、ベストポスター賞受賞者のうち、1名に運営委員長賞(HOPE賞)が授与されました。
参加者の活動
参加者110名は、全11チームの多国籍チームに編成され、会議最終日にチームごとの発表を行いました。出身国・地域の異なる参加者が互いに協力し、それぞれのチームが見せ方を工夫して、大いに盛り上がりました。閉会式では、小林誠HOPEミーティング運営委員長より、2つのチームにそれぞれチームプレゼンテーション賞が贈られました。
また、参加者は、日本唯一の自然科学の総合研究所である理化学研究所(和光市)を訪問し、113番目の元素である「ニホニウム」を発見した加速器の見学をするなど、日本の最先端の科学技術に触れる機会を得ました。
この他、参加者の活動として、茶道、書道の文化体験や和楽器の演奏会、東京都浅草の見学等を通じて、日本の伝統文化に触れ、文化的視野を広げる機会を得ました。
ノーベル・プライズ・ダイアログ東京2017への参加
2月26日には、ノーベル賞受賞者等の有識者と一般の方との対話を目的とした「ノーベル・プライズ・ダイアログ・東京2017」にHOPEミーティングの参加者全員が出席しました。「知の未来」をテーマとした講演やパネルディスカッションに耳を傾けると共に、質疑の際には、HOPEミーティング参加者は積極的に質問を投げかけていました。 当日夜には、高円宮妃殿下のご臨席のもと、ノーベル・プライズ・ダイアログ・東京2017と第9回HOPEミーティングの合同レセプションが開かれました。