HOPEミーティング

第8回HOPEミーティング開催概要


日時:2016年3月7日(月)~11日(金)
会場:つくば国際会議場(茨城県つくば市) 他
対象分野:物理学、化学、生理学・医学(及び関連分野)
主催:独立行政法人日本学術振興会

参加者
アジア・太平洋・アフリカの18の国・地域[※]から107名の博士課程学生・若手研究者が参加しました。

[※]参加国・地域
日本、オーストラリア、バングラデシュ、中国、エジプト、インド、インドネシア、イスラエル、韓国、マレーシア、ニュージーランド、フィリピン、シンガポール、南アフリカ、台湾、タイ、ベトナム、ミャンマー(初参加)
講演・グループディスカッション・ポスターセッション
ノーベル賞受賞者等の著名研究者による講演が7回行われました。

【講演者(敬称略)】
セルジュ・アロシュ ノーベル物理学賞 2012年
中村修二 ノーベル物理学賞 2014年
ジャン=マリー・レーン ノーベル化学賞 1987年
アダ・ヨナット ノーベル化学賞 2009年
バリー・マーシャル ノーベル生理学・医学賞 2005年
グンナー・エクイスト

元スウェーデン王立科学アカデミー事務総長
ウメオ大学名誉教授
松沢哲郎 京都大学霊長類研究所教授

また、グループディスカッションでは、参加者は約30名のグループに分かれて、研究内容や研究者としてのキャリアパスなどの様々な話題について、講演者と熱い議論を交わし、密なディスカッションを行いました。
さらに、自身の研究概要を1分間で説明するフラッシュトークやポスタープレゼンテーションを通じて、参加者は自身の研究について発表する機会を得ると共に、他の参加者の研究成果を共有しました。ポスターセッションでは、互いの研究内容について活発な議論が行われていました。
参加者の活動
最終日には、約10名一組の多国籍のグループによるチームプレゼンテーションが行われました。出身国・地域の異なる参加者が互いに協力し、それぞれのチームが見せ方を工夫して、大いに盛り上がりました。
閉会式では、チームプレゼンテーション賞の表彰が行われたほか、優秀なポスターセッションを行った参加者5名へのベストポスター賞の表彰も行われました。その中でも最も優秀なポスター発表をした1名には、最優秀ポスター賞であるHOPE Awardが贈られました。
この他、参加者の活動として、茶道、華道、折り方、書道の文化体験や歌舞伎の体験型ワークショップ、東京都の文化施設の見学等を通じて、日本の伝統文化に触れ、文化的視野を広げる機会を得ました。また、つくば市の研究施設の見学も行われ、日本の最先端の科学技術に触れる機会を得ました。
HOPEダイアログ
3月8日(火)には、HOPEミーティング講演者が高校生と英語で交流する「HOPEダイアログ」が開催され、本会の実施しているサイエンス・ダイアログ事業に参加経験のある私立札幌日本大学高等学校、茨城県立竹園高等学校、千葉県立長生高等学校、私立豊島岡女子学園高等学校、山梨県立甲府第一高等学校、静岡県立韮山高等学校から計44名の生徒が集まり、講師のアダ・ヨナット博士、バリー・マーシャル博士と対話しました。
講師ごとに2部屋に分かれて行われたグループディスカッションでは、研究内容、講師の幼少時代からの人生経験、研究者になった動機等、高校生から続々と寄せられる質問に対し、講師がひとつひとつ丁寧に答えていきました。参加生徒からは、「ノーベル賞受賞者の話が近くで聴ける貴重な機会だった」「自分達の質問に耳を傾けてくれた」「他校の生徒からも刺激を受けた」といった、充実した時間だったことを窺わせる感想が多く寄せられました。