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ひらめき☆ときめき サイエンス

プログラムの実施の様子
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プログラムの実施の様子

立命館大学

錯覚とファンタジーを科学する

整理番号 HT3081

実施担当代表者

北岡 明佳(きたおか あきよし)

文学部・教授

開催日

平成 19年 8月 2日(木)

開催会場

立命館大学 衣笠キャンパス

住所:京都市北区等持院北町56-1

関連URL

 http://www.psy.ritsumei.ac.jp/~akitaoka/hirameki2007.html 

実施の様子

 本企画は、参加者15名(学生14名・他校教員1名)、付き添いの父兄7名の参加を得て開催した。主催者側としては教員3名と・院生6名・学部学生4名が参加した。運営には職員4名があたった。

 午前10時から、簡単なオリエンテーションをおこなった。
 午前中の実習として、アートセラピーの解説と実習を行った。アートセラピーは絵、音楽、ダンスなどの非言語的なものを主とした表現媒体を用いること、上手なものや芸術的なものを表現することが目的ではなく、表現を通して自分の内面に向き合うことが重要であることを説明した。解説の後に、「夢」という言葉からわき上がってくるイメージを利き腕とは逆の手を用いて描くという実習を行った。

実施の様子_1   実施の様子_2

 昼食時には、社会と心理学の接点の一つとして「法と心理学」に関するランチタイムレクチャーを行った。このレクチャーの中心は目撃証言があいまいだということであった。このレクチャーに先立ち、企画開始時(主催者の挨拶時)に二人の見知らぬ男女が部屋に入ってくるというちょっとした仕掛けをしておいた。そして、2時間後にその二人の顔を覚えているかどうかを実際に参加者に尋ねる実験を行った。その結果、見知らぬ二人を見た参加者たちは、顔より髪型に注目しており、髪型が同じ人を2時間前に見た人だと勘違いしやすく、しかも確信をもっていた、ということが実際のデータによって示された。

実施の様子_3

 昼食後は創思館にある「傾く床の部屋」や、啓明館にある心理学専攻実験室(臨床心理学の箱庭実施室や脳波測定室)の見学を行った。

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 午後の実習として、錯視の講演と、錯視デザインの実習を行なった。錯視には、幾何学的錯視(形の錯視)・明るさの錯視・色の錯視・動きの錯視があり、錯視の仲間にはだまし絵がある、ということを、順次わかりやすい図形を供覧しながら講演した。錯視デザインの実習としては、下記の「何もしなくても動いて見える錯視」の基本図形から、ワープロソフト上でデザインを作るという実習を行なった。

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    (参加者が作成した錯視図)

この後、クッキータイムとして歓談をする時間を設け、「未来博士号」授与式を行った。

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昼食時・クッキータイムを通じて、教員・院生が常に参加者と話をする環境を作るように心がけた。

アンケートなどを見る限り、多くの方に満足していただけたと思われる。