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ひらめき☆ときめき サイエンス

プログラムの実施の様子
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プログラムの実施の様子

中部大学

きっずせみなあ2007
-世界の人たちと話そう-

整理番号 HT3064

実施担当代表者

小栗 成子(おぐり せいこ)

語学センター・教授

開催日

平成 19年 8月 22日(水)、23日(木)、24(金)

開催会場

中部大学語学センター

住所:愛知県春日井市松本町1200

関連URL

 http://www.chubu.ac.jp/event_reports/detail-73.html 

実施の様子

 メインテーマを「きっずせみなあ2007 世界の人たちと話そう」と題しサブテーマを「なに 着てる?」として、3日間にわたり「衣」を通じて世界の様々な文化と歴史、人々の暮らしを学習しました。小中学生23人と保護者等19人の他、留学生等の外国人3人も参加し、実際の物に触れ、調べ、発表するという「体験と共有」の場となりました。
 「衣」を扱う国際理解・異文化理解の取り組みでは民族衣装の研究が不可欠です。しかし、民族衣装を見比べることだけで文化を理解することはできません。そこで本講座では、 (1)「衣」と文化と私たち自身を認識するためのクイズ、(2)民族衣装の着用体験や研究、(3)自分のお気に入りの衣類の生産国調べ、(4)絵本の中の「衣」の発見、(5)書籍・インターネットを活用した情報収集、(6)描画ゲーム、(7)絵本読み聞かせ、 (8)ゲスト講演「オペラ舞台衣装が創造されるまで」(下斗米雪子氏)などの学習活動をしました。また、講演・講義での発見を記録するメモ、調べ活動の際の「情報カード」をはじめ、様々な学習カードを準備し各学習のプロセスを記録しました。
 本講座では実施代表者たちが研究課題としてきた「ネットワークを利用した学びの共有」のもと開発してきた教育指導の手法が随所に生かされています。参加者個人が記したカードはグループや全体で発表・共有し、学びを分かち合い深めます。また、講座後も学習を振り返ったり、さらに関心を継続・発展していけるよう、学習ファイルにまとめて各自に返却しました。それだけでなく,過去の参加者も含め個人が調べ学習をした成果はサーバー上に用意したデータベースに逐次転送されて、ネットワークによる学びの共有を実感できます。蓄積された成果はこれまでの参加者がお互いに共有することができるだけでなく,一部は講座後にwebで公開され、これからの参加者や世界とのつながりを続けます。

プログラム

1日目(8/22)

13:30-13:45   開会式、科学研究費補助金の説明
13:45-15:00   親子クイズ、インタビュー(1)「メキシコの文化と服装」
15:00-16:00   グループ研究(「きみにもできる国際交流」、「世界へのとびら」)
16:00-16:20   いろいろな国の服装(ブラジル)
16:20-16:30   まとめと宿題説明

2日目(8/23)

13:40-13:50   挨拶、復習
13:40-15:30   講演 下斗米雪子氏「オペラ衣装が創造されるまで」
15:30-15:45   オペラ衣装見学、下斗米先生と交流
15:45-16:00   プロジェクトテーマ紹介・テーマ選択
16:00-16:30   インタビュー(2)「中国少数民族の文化と服装」

3日目(8/24)

11:30-13:15   インド料理の昼食会と交流、読み聞かせ
13:20-15:30   グループ研究
15:30-16:20   成果発表会・講評
16:20-16:30   閉会式・修了証授与・感想記入

会場の様子
 異なる学年同士で学習を助け合う姿、大学生や留学生に助けられながらプロジェクトに取り組む姿、「本物」の衣装や資料に触れて経験する姿など、普段の学校での学習とは異なる協調的で広がりのあるプロジェクト型学習を楽しみました。大人(親)もそれぞれの課題をもち、学習結果を子どもたちと共有する対等の学習者として活動しました。

実施の様子_1   実施の様子_2
写真1:ブラジルの文化と服装   写真2:オペラ衣装の展示
     
実施の様子_3
写真3:グループプロジェクトに取り組む参加者たち

参加者の感想から 「オペラ衣装は、近くで見たり、さわったりしたことなどなかったので、とても楽しかったです」(小6)
「いろいろな国の制服について調べました。(中略)調べていくうちに、制服以外のことも知ることができました」(小6)
「いろんなくにのブーツを本の中からさがしたのがたのしかったです」(小2)
「いちばんおもしろかったもんだいは、せんじゅうみんぞくがけしょうをしているのはどうしてかのもんだいです」(小2)
「民族・文化・伝統どれをとっても簡単に表現することの難しいテーマなのに3日間という短期間でとても博識になった気分です」(親)
「親も一緒に、というよりも、個々で、充実した3日間を過ごす事ができました」(親)
「下斗米先生のお話はとても興味があり、また、実際に衣装を見せていただけて大変うれしく思っています」(親)