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本講座では、携帯電話(PHS)を例に電波で通話する仕組みを簡単に説明し、携帯電話機の居場所を調べる位置情報検出について解説しました。居場所がわかれば、近くの鉄塔(基地局)から電波を出して携帯電話を呼び出すことができる仕組みを学んだ後、同じ原理を利用した「ワイヤレススタンプラリー」や「無線宝探しゲーム」に挑戦してもらいました。さらに、ワイヤレスIPフォンを使い、携帯電話と同じ様に通話ができることを体験してもらい、「伝言ゲーム」にも挑戦してもらいました。
<当日の会場> ○開会式、修了式、討論及び服部准教授の講義:薬学研究科薬友会館3階 水野ホール ○実習:薬学研究科 3階実習室、病態生化学研究室および共同利用研究施設3階 生体計測室 ○ランチョンセミナー: 薬学研究科 2階第2講義室
<当日スケジュール> 9:00 受付開始 9:15 主催者挨拶 名古屋市立大学代表 今川 正良 副学長
9:30 講義「脳はどのようにつくられ、機能するか」 服部 光治 准教授 人間の脳の機能はどのようにして制御されているか、それに遺伝子はどのように関わるのか、その破綻によりどのような病態が発症するのか、そして、薬物はそれらをどのように影響するのかについて概説しました。
10:00 オリエンテーション、実習グループ分け 10:30 実習(午前の部) 脳の発生に異常がある遺伝子変異マウス「リーラーマウス」の行動を観察したあと、実際に脳の解剖を行い、その巨視的な違いを観察しました。次いで、脳の薄切片を「蛍光染色法」により染色し、顕微鏡で微細構造を観察する。また別のグループでは、正常マウスと遺伝子変異マウスのDNAを用いて、遺伝子増幅法(PCR)の反応をセットしました。さらに、プラスチックシャーレ上で培養したマウス神経細胞(正常なもの、および遺伝子過剰発現により形態が変化したもの)を観察しました。
神経細胞は様々な物質を介して、互いに情報をやりとりしています。実習では、そのような物質のひとつであるヒスタミンを神経細胞に与えることによって、神経細胞がシグナルを受け取り、活性化する様子を、細胞内のカルシウム濃度上昇を指標に蛍光顕微鏡で観察しました。
12:30 昼食、フリートーク ランチョンセミナー 「動物の『アタマの良さ』を計る」田中 正彦 准教授 どのような実験を行うことによって動物の脳の機能を評価しているのかについて解説し、動物でも人でも「アタマの良さ」にはいろいろな種類があることを理解してもらいました。
13:30 実習(午後の部) マウス脳の薄切片を「蛍光染色法」により染色し、蛍光顕微鏡を用いて微細構造を観察しました。また、遺伝子増幅法によって得たDNA断片を、アガロースゲル電気泳動により分離して、遺伝子の違いを実感しました。さらに別のグループは、遺伝子改変によって一部の神経細胞だけが緑色に光るようになったマウスを解剖氏、蛍光実体顕微鏡を用いて観察しました。
マウス小脳の薄切片を用いて各種神経細胞、グリア細胞、シナプスを染色し観察するとともに、遺伝子異常マウスの小脳や行動にどのような異常があるかを観察しました。
15:30 フリートーク(講義、実習の感想、意見交換)
16:15 修了式、修了証(未来博士号)授与式
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| <修了証授与> |
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<水上薬学部長挨拶> |
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<参加者全員の記念写真撮影> |
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