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夏休み最後の土曜日に小学生4名、中学生13名、高校生8名、保護者5名を実際の分子生物学実験ひらめき☆ときめきサイエンス「踊るDNA」に参加して頂きました。
「踊るDNA」体験プログラムは、本学常任理事(副総長)堀口健治教授の挨拶ではじまりました。次いで、研究成果の社会還元・普及事業推進委員の横山広美准教授からひらめき☆ときめきサイエンスについての説明を頂きました。
実験は4名ずつの8班構成で、班毎に若手研究者や大学院生が指導の先生としてお手伝い致しました。最初に、DNAって何だろう?ということで、身近な食品である鳥のレバーから取り出したDNAをガラス棒でひっぱりあげてもらいました。クモの糸のようなDNAが自分の目の前で実際に見えたことで、DNAが机上の空論ではないということを分かってもらえたようでした。
実際にDNAを観察・解析するために、電気泳動のためのアガロースゲルの作製とDNAの酵素処理に取り掛かりました。使用する酵素は班毎に異なり、DNAの切断箇所がそれぞれ異なります。最後にその結果をみんなで合わせることによって、ひとつのプラスミドマップを作り上げることが本日の"ミッション"です。 この"ミッション"を遂行するために必要な1マイクロリットル(100万分の1リットル)を先生方の指導のもと、みなさん上手に量りとっていました。
お昼は先生方と参加者が一緒の机で談話をしながら食事をとり、親睦を深めました。食事の後には「研究者誕生物語」と題して、研究者になったきっかけ、研究者になるにはどうしたらいいのか、研究者ってなに?ということを3人の先生方(坂根勲先生、野村幸子先生、横内裕子先生)がお話しました。
午後は、酵素で切断したサンプルを電気泳動して、トランスイルミネーターでDNAのバンドを観察、結果からグラフを書いて考察を行いました。
最後に実験のまとめとして、班毎に得られたプラスミド断片の解析結果を発表してみんなでひとつのプラスミドマップを完成させました。参加者はみな研究者さながらに、班の先生と真剣に議論して結論を導き出していました。
加えて、電気泳動の待ち時間には本体験プログラムが「踊るDNA」たる所以のビデオやDNAからタンパク質がどのように作られるか、という講義を行いました。また、研究ノートの書き方の指導を行うなど、実験作業だけではなく色々な体験をしていただけるようなプログラムを心がけました。
プログラムの最後に、本学研究推進部長の中島啓幾教授から「未来博士号」を授与しました。今度は是非「博士号」をとりにきてくださいね!
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