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ひらめき☆ときめき サイエンス

プログラムの実施の様子
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プログラムの実施の様子

岩手大学

動物の行動と遺伝子の関係を線虫で調べてみよう!

整理番号 HT3007

実施担当代表者

松浦 哲也(まつうら てつや)

工学部福祉システム工学科・講師

開催日

平成 19年 8月 4日(土)

開催会場

共用教育研究棟2階(福祉システム工学科学生実験室・講義室)

住所:盛岡市上田四丁目3-5

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実施の様子

1.プログラムの説明と講師・指導学生の紹介
 パワーポイントを用いて、本プログラムの説明やスケジュール、指導学生および教員の紹介を行った。その後、指導学生5名から簡単な自己紹介が行われた。

2.講演「線虫の化学感覚と加齢の影響?線虫も年をとると感覚が鈍る!?」
 続いて、プログラムの開催の目的、科研費について、線虫を研究に用いる利点、そして最近の研究成果を紹介した。あらかじめ配布した実習書に即した内容でパワーポイントを作成しており、高校1年生にも理解できるよう、可能な限り易しく解説した。
 45分程度に凝縮された内容ではあったが、遠方からの参加者も疲れを見せることなく意欲的に聞いてくれたと感じている。メモを取る高校生や教員の姿も見られ、参加者の熱心さを垣間見ることができた。また、生きた線虫の様子を実体顕微鏡や生物顕微鏡を用いてモニターに写し出し、参加者が講義に飽きることのないよう配慮した。下の写真は実験(実習)前に講義を受ける参加者の様子を示したものである。

実施の様子_写真1   実施の様子_写真2

3.実験1「線虫の取扱いと線虫の化学感覚」
 最初の実験は線虫の取り扱いに慣れてもらうことを目的に行った。野生型や変異体線虫の形態的な観察をはじめ、ピッカーを使った線虫の移動、各成長ステージの運動量を計測した。
 参加者を5つのグループに分け、各グループに1名の指導学生を配置した(写真)。各グループンでは実習書の内容にしたがって実験が行われた。比較的年齢が近いこともあり、参加者と学生は打ち解けた雰囲気の中で実験を行うことができた。

実施の様子_写真3   実施の様子_写真4   実施の様子_写真5

4.実験2「様々な加齢変異体を用いた化学感覚の違い」
 時間の都合でかなり実験内容を削らざるを得なかった。しかし、指導学生の臨機応変な対応により参加者は学生の指導の下(写真)、化学物質に対する線虫の誘引行動の観察方法を学ぶことができた。実際に揮発性物質ジアセチルに対する行動を観察した。

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5.グループディスカッション・レポート作成
 ディスカッションの時間は十分に取ることができなかったが、参加者は実験中に行われた指導学生との会話を通して、多くのことを学んだに違いない。また、引率教員の要所要所でのサポートは非常に効果的であった。下の写真はディスカッションを行いながら実験を進めている参加者の様子を示している。

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6.「未来博士号」授与式
 本学学長より未来博士号の授与が行われた。修了証書授与後には、学長より基礎研究の必要性や大切さについてのお話があり、本プログラムを締めくくるに相応しい内容であった(写真)。終了後も、指導学生と記念撮影を行うなどの交流がもたれた。反省点も数多くあったが、私を含め指導学生は多くのことを学んだに違いない。非常に有意義な時間を送ることができ全体的には良かったと思う。

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