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ひらめき☆ときめき サイエンス

プログラムの実施の様子
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プログラムの実施の様子

宮崎大学

クローン植物は人類に恩恵をもたらすか?!

整理番号 HT290

実施担当代表者

陳 蘭庄(ちん らんそう)

フロンティア科学実験総合センター・助手

開催日

平成 18年 7月 28日(金)

開催会場

宮崎大学フロンティア科学実験総合センター遺伝資源分野
(旧遺伝子実験施設)

住所:宮崎県宮崎市学園木花台西1丁目1番

実施の様子

 平成18年7月28日に「平成18年度 ひらめき☆ときめき サイエンス~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI(研究成果の社会還元・普及事業)」を開催しました。この「クローン植物は人類に恩恵をもたらすか?!」というプログラムでは、まず、遺伝資源分野長藪谷  勤教授が、「皆さん、若いうちに科学の奥深さ、面白さの醍醐味をエンジョイしてください」と挨拶があって、続いて実施担当が「形質転換体を用いたアポミクシス候補遺伝子の機能解析」という研究内容を紹介したあと、1日のスケジュールを詳しく話しあった。その後、すぐに一種のクローン(アポミクシス)植物であるギニアグラス(牧草)から、本研究室で単離したアポミクシス候補遺伝子―ASG-1が遺伝子導入されたイネの葉を使って液体窒素による破砕でDNA抽出実験を行った。抽出したDNAを使ってPCRという機器でASG-1だけを増やした。液体窒素やPCR機器などはみんなにとって初体験なのでなかり興奮した様子でした。PCR反応の間に、施設見学とノマルスキー微分顕微鏡による胚嚢観察を行った。卵細胞や助細胞などを立体的にしかも実物で見たことは初めてのせいか、驚きか、大満足か、息を呑んで「なるほど」と納得した様子でした。PCR反応産物を電気泳動装置に入れてゲルの中で流したあと、紫色の発光色素で染色してUV(紫外線)照射でASG-1の断片がバンドの形で現れてそれを撮影した。実験が見事に成功したので、バンドを写した写真をほしい、俺も、私も。1日がかりでずっと緊張の中で来られたが、「フロンティア科学者号」をもらって記念撮影に臨んだとき、初々しい顔に勝ち取った喜びとやればできるという自信あふれる表情が現れた。本当に科学の醍醐味を堪能してもらえたなあと、実施担当側もほっとしました。

遺伝資源分野長挨拶 実施担当者の講演
遺伝資源分野長挨拶 実施担当者の講演
   
DNA抽出実験_1 DNA抽出実験_2
イネの葉の重さを100mgはかる 液体窒素で乳鉢を冷やす(ステージみたい)
   
DNA抽出実験_3 DNA抽出実験_4
イネの葉を冷やした乳鉢内ですりつぶす いろいろな試薬を加えてDNAを抽出する
   
DNA抽出実験_5 DNA抽出実験_6
微分干渉顕微鏡による胚嚢観察 PCRの反応産物を電気泳動する
   
DNA抽出実験_7 DNA抽出実験_8
中学生も電気泳動実験に挑戦 成功したデータがもらえて嬉しい
   
「フロンティア科学者号」 記念集合写真
「フロンティア科学者号」をもらった 最後に記念集合写真に臨む。さあ、ちーず!