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ひらめき☆ときめき サイエンス

プログラムの実施の様子
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プログラムの実施の様子

熊本大学

衝撃エネルギーでできる新しい物質・材料

整理番号 HT287

実施担当代表者

外本 和幸(ほかもと かずゆき)

衝撃・極限環境研究センター・助教授

開催日

平成 18年 11月 5日(日)

開催会場

熊本大学衝撃・極限環境研究センター

住所:熊本市黒髪2-39-1

実施の様子

 好天のもと、主に熊本市内から、遠くは八代市から、中・高校生と引率の方々32名の参加を得て、首記のテーマでの事業を実施しました。
 午前中は、挨拶、スケジュール紹介に引き続いて、講師による講義が行われ、衝撃・極限環境研究センターの紹介や、高速の反応現象、衝撃エネルギーを利用した特殊な材料創製や加工の技術についての解説が行われました。主催者の研究室では、よそでは実施が難しい非常に特殊な研究をしていますので、研究の内容の詳細を理解することは難しかったようですが、特に藤田先生(熊本大学名誉教授、現在、崇城大学教授)の講義では、実際の材料の加工をどのようにするかについての選択問題に、学生さんたちが頭をひねって考える場面もあり、みんなで考えながら、授業が進められました。
 昼食では、熊本大学の紹介ビデオが流されたり、個別に講演の話題について各種の質問などがあったり、和気藹々とした雰囲気でプログラムが進行しました。

 
藤田昌大先生
写真1 講演のようす(講師の藤田昌大先生)

 午後からは2つのグループに分かれて、5つの実験

  1. テルミット反応実験
  2. 黒色火薬の燃焼速度測定実験
  3. ドートリッシュ法による爆轟速度測定実験
  4. 爆発圧着実験
  5. 爆発成形実験

を体験してもらいました。実験のたびに響く爆発音に、学生さんたちは非常に驚いたようすでしたが、そのときの現象の計測実験や各種の加工の実験は、普通の実験室では体験できない「衝撃的」で貴重な経験になったようです。 
 5つの実験を体験したのに引き続き、最大1億コマ毎秒の撮影能力を持つ、高速度カメラの設備を見学してもらいました。その後、教室に戻って、最近撮られた高速度ビデオによる衝撃波の伝播挙動の撮影画像などをいくつか見てもらいましたが、こちらも普段は見ることのできない特殊な画像に、学生さんたちは目を白黒させていました。
 この後のクッキータイムでは、4つのグループに分かれて、外国人1名を含む若い研究者とのフリートーキングが行われました。ここでは、若い先生を囲んで多くの質問があり、どのグループでも活発に討論が行われていたようでした。グループ毎に和やかな雰囲気が感じられ、時間が許すならばいつまででも話が続いていそうでした。
最後に小野副学長から、「未来博士号」を“未来の研究者の卵たち”に授与してもらいました。最後のご挨拶では、小野先生からの「皆さん、今日は楽しかったですか?」との質問に、「ハーイ!」と元気な答えも多数聞かれ、喜んで帰られた学生さんが多かったように感じられました。

 
爆轟速度測定実験の説明風景
爆発成形実験のようす
写真2 爆轟速度測定実験の説明風景
 写真3 爆発成形実験のようす
   
グループ討論のようす
未来博士号授与式
写真4 グループ討論のようす
 写真5 未来博士号授与式