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本プログラムでは,中学生を対象に参加者を募り,科学研究補助金によるディーゼルエンジンの要素技術に関する研究成果の紹介を中心として,機械システム工学科ではどのような研究が行われ,どのような成果が期待でき,社会にどのように貢献しているかを紹介しました.また,学科と(社)日本機械学会学生会で毎年開催している「『メカライフの世界』展」,および長崎大学の学園祭と同日に開催することにより,参加者により多くの「機械」に触れてもらい,大学院生が主体となって中学生により近い視点から大学での生活や研究を紹介させてもらいました.担当の大学院生の情熱が伝わったようで,和気あいあいとした楽しいプログラムとなりました.以下,プログラムの1日を紹介します.(タイムテーブルは著者の記憶によるものなので実際とは若干の違いがあります.)
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| 図1 石田教授の講演 |
9:30 受付開始 あいにくの雨でしたが,準備万端で参加者の到着を待ちました.場所は,学生が日頃講義を受講している12番講義室です.
10:00 開会 風邪による欠席者がありましたが,保護者の参加もあり,予定通りの人数(18名)に(独)日本学術振興会からの参加者2名を加え,計20名の参加者でプログラムを開始しました.
10:05 (独)日本学術振興会から参加されたサトウタツヤ先生から,科学研究補助金の分かりやすい説明がありました.
10:10 石田教授(生産科学研究科長)の開会の挨拶とエンジンに関する研究の紹介がありました. 予定を大幅に延長しての熱演でした.
11:15 大学院生による研究室紹介 大学院生が企画,脚本,演出,撮影,編集を担当した研究室紹介VTRを見ました. 大学の研究室とそこで研究する学生の様子,人柄がよくわかる,ユーモアあふれるユニークなVTRに参加者も大喜び(大ウケ?)でした.
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| 図2 学生による研究室紹介VTRの鑑賞 |
11:45 研究室見学 大学院生の案内で,VTRで見た研究室と研究の様子を実際に見学してもらいました.楽しいVTRを見た後なので,興味をもって見学してもらえたようです.
12:15 昼食 研究室を案内した大学院生と一緒に,お弁当を食べてもらいました.初対面の者同士での食事なので,教員は重い雰囲気にならないかと心配していたのですが,大学院生と中学生は楽しそうにおしゃべりしながら昼食を楽しんでいました.このときに,大学や研究に関する質問などもありました.
13:00 学園祭と「『メカライフの世界』展」の見学 学園祭と「『メカライフの世界』展」を予定していましたが,あいにくの雨でしたので主に「『メカライフの世界』展」を見学してもらいました.大学院生の案内で,体験学習もしてもらいました.
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| 図4 エンジンの分解・組立の様子 |
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| 図5 研究者のショートプレゼン |
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| 図6 未来博士号の授与 |
14:00 エンジンの分解・組立て 本プログラムのメインテーマであるエンジンに,実際に触れてもらい,大学院生の指導のもとで分解し,組み立て,燃料とオイルを入れて起動してもらいました.エンジンに触るのは初めてという中学生がほとんどでしたが,どのエンジンもちゃんと起動させることが出来ました.さすがは,興味を持って集まったエンジニア(サイエンティスト)の卵たちです.
15:30 研究者によるショートプレゼンとフリートーク エネルギー系の2教授による研究内容のショートプレゼンテーションです.かなり専門性の高い内容や,最先端の研究の紹介があったので,中学生には難しかったようです.「大学では難しいことをやっているんだなあ」と感心されてしまいました.
16:10 修了証書授与式 参加者全員(保護者を除く)に「未来博士号」が授与されました.丸1日のお勉強,お疲れ様でした.
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