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ひらめき☆ときめき サイエンス

プログラムの実施の様子
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プログラムの実施の様子

九州大学

福岡県西方沖地震に学ぶ
-地震とは?地震動とは?災害とは?-

整理番号 HT284

実施担当代表者

川瀬 博(かわせ ひろし)

人間環境学研究院 教授

開催日

平成 18年 9月 23日(土)

開催会場

九州大学工学部建築学科建築1番教室

住所:福岡市東区箱崎6-10-1

実施の様子

  1. 地震・地震動の解説(講義)
    はじめに、地震はなぜ起こるのか、なぜ地面が揺れるのか、そしてその結果として建物はなぜ壊れるのかについて、2005年の福岡県西方沖地震および1995年の兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)を題材に、エネルギー蓄積のメカニズムとゆれの生成メカニズムをわかりやすく解説した。建物の被害についても豊富な被害実例の写真を用いてどのようなパターンで被害が発生するかを説明した。
  2. 構造物被害の解説(講義)
    つぎに、構造物が地震に抵抗するメカニズムとその強さ、および限界を超えた場合にどのように壊れるかについて、作成した建物模型と世界最大の大型震動台における実大実験のビデオを使ってわかりやすく解説した。
  3. 実験・観測
    実験・観測では2人1組に分かれ、それぞれのチームに1台のポータブル地震計を渡して、はじめに、地震計の近傍で人間がジャンプすることによって生じる地盤の振動を観測した。次に地震計と人間を手押し車の上に乗せて、手押し車を前後に揺さぶることによって大振幅を生み出してそのゆれを計測した。
    データ収集・変換を補助者らがする間に、地震動の特徴を表す尺度、最大加速度や最大速度、計測震度について解説した。
    観測した波形はパソコンに吸い上げ、解析ソフトで波形を表示し、2つの実験結果の違いを観察した。またそれぞれの波形の計測震度を求めて比較した。その結果、人間のジャンプによって生じる地盤の揺れは振幅が小さく、震度でいえば1程度にしかならないこと、手押し車の上で観測した揺れは震度6強に達しており、震度6強では立っていられないほどの揺れになることを実感することができた。
  4. クッキータイム・フリートーク
    途中で休憩を取り地震に関する経験や知りたいこと、不思議に思っていることについてフリートーク・Q&Aを行った。
  5. 「未来博士号」授与式
    最後に未来博士号を授与して講習を終了した。
 
講義風景 人工地震発生風景 手押し車の振動計測風景
講義風景
人工地震発生風景
手押し車の振動計測風景