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ひらめき☆ときめき サイエンス

プログラムの実施の様子
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プログラムの実施の様子

筑波大学

『ゲノムの秘密』を解き明かせ!

整理番号 HT210

実施担当代表者

柳澤 純(やなぎさわ じゅん)

生命環境科学研究科・教授

開催日

平成 18年 7月 22日(土)

開催会場

筑波大学総合研究棟A 1階 110講義室

住所:茨城県つくば市天王台1-1-1

実施の様子

 本プログラムは、県内外から高校生20名及び保護者4名参加で実施された。このプログラムのテーマは、生命の暗号であるゲノムDNAの情報をもとに、さまざまな生命体がどのように形成されるかを、講演や実験を通して高校生に理解してもらうことであった。

 オリエンテーションに引き続いて、午前中は3名の教授によるゲノム科学の最先端の講義が行われた。まず、柳澤純教授が、筑波大学生物資源学群のガイダンスを行い、高校までの勉強と大学での学問の違いを説明した後に、DNAに関する基礎的な説明を行った。引き続き、深水昭吉教授が、モデル生物である線虫を使った、老化や寿命に関する最新の研究成果の講義を行った。さらに、馬場忠教授により、一つの受精卵が、どのように分化して複雑な生命体が形成されるのか、生命誕生の仕組みに関する興味深い講義が行なわれた。それぞれ、参加生徒との活発な質疑応答が行うことができた。休憩時間にも講師である先生方へ質問にくる生徒がたくさんおり、ゲノム科学に関する関心の高さを感じた。


熱心に講義を行う、柳沢・深水・馬場教授熱心に講義を行う、柳沢・深水・馬場教授熱心に講義を行う、柳沢・深水・馬場教授
熱心に講義を行う、柳沢・深水・馬場教授
 
真剣に講義を聞く高校生 食事をしながら若手研究者と交流
真剣に講義を聞く高校生 食事をしながら若手研究者と交流

 昼食時には、高校生が実際に研究に携わっている若手のポスドク・大学院生と一緒に会話をする時間をもうけた。参加生徒は、自然科学に対する関心が強く、活発なディスカッションが行われ、大学での研究生活についてのおおまかなイメージをつかめてもらえたと思う。

 午後からは、三つのグループに分かれて、グループごとに柳澤研・深水研・馬場研のうち二つの研究室で、実際に研究を体験してもらった。柳澤研では培養細胞の観察やDNAの精製等の実習が、深水研ではモデル生物である線虫の観察が、馬場研ではマウスを用いた人工授精の実験が行われた。実際に研究を行っている若手研究者とディスカッションを行いながら実験をすることにより、大学での研究の一端にふれてもらうことができたと考える。

 総じて、今回出席をした高校生の科学に対する好奇心と、大学での研究の実態を知ろうとする意欲を感じることができた。このような企画が今後も継続されて、より多くの若者に科学に携わるきっかけとなることを期待したい。