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ひらめき☆ときめき サイエンス

プログラムの実施の様子
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プログラムの実施の様子

東北大学

小さな脳の不思議:身近な昆虫の行動のしくみを探る

整理番号 HT205

実施担当代表者

水波 誠(みずなみ まこと)

大学院生命科学研究科・助教授

開催日

平成 18年 8月 26日(土)

開催会場

東北大学理学部生物学科共通講義室および学生実習室

住所:仙台市青葉区荒巻字青葉6-3

実施の様子

 本プログラムでは、見近な動物である昆虫を材料として、脳のはたらきの不思議について考えることを狙いとしたものです。
 当日は、会場となる東北大学理学部生物学科の共通講義室に、24名の中学生、高校生、高等専門学校の学生が集合しました。なかには横浜市、つくば市、新潟市からの参加者もいました。また日本学術振興会の本プログラムの責任者であるノーベル化学賞受賞者白川英樹先生(筑波大学名誉教授)が視察に来らたこともあり、参加者の保護者、東北大学の関係者、日本学術振興会の担当者など、10名以上の見学者がありました。
 プログラムは飯島敏夫生命科学研究科長の挨拶で幕をあけました。続いて白川英樹先生のご挨拶があり、小金澤雅之助手による1日の説明のあと、講演に移りました。
 講演では水波誠が、昆虫の学習・記憶の研究が、ヒトなどほ乳類の学習・記憶のしくみの理解にも貢献していることを、最新の研究成果に触れながら解説しました。
 続いて学生実習室に移動し、実習に移りました。実習では、「ハエの味覚識別」、「ミツバチの匂い学習」、「コオロギの脳の解剖」の3つの課題のうち2つの課題に取り組み、実験を通して昆虫の脳の働きについて体験しました。実習は、水波誠および小金澤雅之の監督のもと、9名の大学院生が実習を指導しました。
 生徒達は熱心に実習にとりくみ、多くの質問を実習指導員にぶつけていました。あまり易しくはない内容の実習もあったにも関わらず、多くの生徒は、満足のいく実験結果をだすことが出来ました。
 修了式では、白川英樹先生から参加者に「未来博士号」を授与され、参加者達は白川先生と嬉しそうに握手を交わしていました。
 後に回収した生徒のアンケートからは「非常に面白かった」、「機会があればまた参加したい」との感想が多く、有意義な一日となったようでした。
講演と実習の様子は、当日夕方の仙台放送のニュース番組でも放映されました。

ハエの味覚の実習
ハエの味覚の実習。ノーベル賞受賞者白川英樹先生が見守る。
コオロギの脳の解剖の実習
コオロギの脳の解剖の実習。大学院生の指導員の説明に熱心に聞き入る。