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ひらめき☆ときめき サイエンス

プログラムの実施の様子
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プログラムの実施の様子

北海道大学

北海道の魚たち -北の海の研究最前線-

整理番号 HT202

実施担当代表者

宗原 弘幸 (むねはら ひろゆき)

北方生物圏フィールド科学センター・助教授

開催日

平成 18年 9月 30日(土)

開催会場

北海道大学水産学部水産資料館,北方生物圏フィールド科学センター臼尻水産実験所

住所:函館市港町3-1-1,函館市臼尻町152

関連URL

 http://www.hokudai.ac.jp/fsc/usujiri/usujiri.html 
 http://www.hokudai.ac.jp/bureau/news/jihou/jihou0610/mokuji.htm 

実施の様子

 北海道の魚たち -北の海の研究最前線-

 9月30日(土)に北海道大学水産学部水産資料館と北方生物圏フィールド科学センター臼尻水産実験所を会場に「北海道の魚たち  ?北の海の研究最前線-」を開催しました。9月は水温が最も高い季節とは言え、夏も過ぎて海のそばの水産実験所に参加者が集まるか心配しましたが、函館市内を中心に、青森県や大阪からの親子参加など、計27人が海の生物科学を楽しみました。

 水産資料館の見学とミニレクチャーの後、バスの中で昼食を取りながら、臼尻水産実験所に行きました。途中で、サケの遡上観察をして、実験所では「魚の生態から知る、環境改変と地球温暖化」をテーマに、スノーケリングによる魚類の行動観察、新型ソリネットによる標本採集と種査定、DNAによる交雑卵の母種判定の3つのコースに参加者は分かれ、大学院生に教えてもらいながら、それぞれの課題に取り組みました。

09:00~09:30   受付(北大水産学部内 水産資料館)
09:30~10:00 挨拶、オリエンテーション
10:00~10:50 講演(「サケの生態研究最前線」於、水産資料館)
10:50~11:20 資料館見学
11:20~13:00 バスで臼尻実験所へ移動(車内で昼食)
途中、大船川でサケ遡上観察(12:30頃到着予定)
  コース分け
 

水中観察コース

DNA実験コース

標本採集コース

13:00~13:30 準備 準備 準備後、出港
13:30~15:00 観察
「なわばりに近づこう!」
実験開始(DNA抽出)
「この子の母親は誰かな?」
採集
「稚魚を探せ!名前は何?」
15:00~15:30 後片づけ 実験(遺伝子増幅) 帰港
15:30~16:30 他のコースに合流 実験(電気泳動) 標本の種査定
16:30~17:00   講演(北海道の魚たちの未来予測)
17:00~17:30   大学院生とのフリートークとアンケート書き
17:30~17:50   修了式(「未来博士号」授与)
17:50~   バスで函館へ

ニタリクジラの骨格標本を前にミニレクチャー 卵のDNAから母親の種類を調べる実験
ニタリクジラの骨格標本を前にミニレクチャー 卵のDNAから母親の種類を調べる実験。 大学院生の丁寧な指導でピペットの扱いも次第に手慣れたきた高校生
大学院生お手製の簡易水中図鑑を片手にスノーケリング 参加者が船に乗って採集してきた標本の種査定
大学院生お手製の簡易水中図鑑を片手にスノーケリング。 魚の繁殖なわばりを発見できたかな? 参加者が船に乗って採集してきた標本の種査定。
何でも知っている大学院生に参加者はびっくり!

 荒天の場合も想定し、室内実験と水中ビデオ観察中心のプログラムも考えていましたが、午後の実習時間には早朝まで続いた前夜からの雷雨も上がり、晴天無風の中、無事やり遂げました。プログラム終了後に実施したアンケーには、知識が豊富で手際よく進行する院生の指導ぶりに感心する回答が多数あり、本プログラムの成果を感じました。また協力にあたった院生にとっても自らの指導力を磨き、教育者・研究者としての資質を試す良い機会となったようで、双方にとってとても有意義な時間を過ごせました。