日本-欧州先端科学セミナー

日本側参加者による参加報告書(抜粋)

坂田 道生(筑波大学・人間総合科学研究科・大学院生)

プログラム、セミナー運営全般について
考古学では科学的アプローチ、文献学、歴史学、美術史学といった様々な視点から研究がなされているが、研究交流はこれまで自分の専門分野に限られてきた。今回のセミナーでは、あるテーマについて、様々な視点からのレクチャーを聞くことができた。さらに、これまで交流のなかった分野の研究者と意見交換をする機会をもて、非常に有意義な研究会だったと思う。特に、科学的手法からの優れた研究発表がいくつもあり、科学的なアプローチからの研究者と共同研究する機会を是非持ちたいと感じた。


今回のセミナー参加により、今後欧州との研究交流を進める展望が持てた場合には、その予定について
今回のセミナーからの研究交流の展望は、残念ながらまだない。しかし、オーストリアから参加したMichaelAlram氏とローマの犠牲式が表されクシャーン朝で発見された貨幣に関して意見交換をすることができた。
今後、研究を進めていくうちに、今回交流した研究者との研究交流を図れるようにしたい。


本セミナーへの今後の要望等
機会があれば是非フォローアップセミナーを数年後に開催していただきたい。